簡単で楽チン!痩せやすい体の作り方~大股早歩きでダイエット~
ダイエットの為にジョギングをしたり、辛い筋トレに挑戦して挫折してしまった事はありませんか?
「時間がつくれなかった」「辛くて続けられなかった」など挫折した理由は様々だと思います。
そんなアナタにご紹介するのが、大股早歩きダイエットです。このダイエット方法は文字通り大股で早歩きするだけです。
「えっ?それだけ?」と思うかもしれませんが、それだけなんです。
時間もかからず辛くもない。簡単に消費カロリーがアップされて、しかも太りにくい体に生まれ変わる事が出来ます。
そんな大股早歩きダイエット方法をご紹介していきます。
大股早歩きに変えるだけ!消費カロリーが簡単にアップ!
「ダイエットの為にジョギングをはじめましょう」と薦められてもジョギングを始めるのは、なかなか敷居が高いですよね。
まずは散歩から始めませんか?その時にちょっとしたアドバイスがあります。
ただ歩くのではなく、大股早歩きで散歩してみてください。
なぜ大股早歩きで散歩をすることをお薦めするか?それは大股早歩きの方が普通に歩くよりも消費カロリーが高いからです。
どの位違うかというと下記をご覧ください。
○消費エネルギーは普段からの積み重ねが必要
例えば、1時間をどのように過ごしたかでエネルギー消費量が次のように変わってきます。
〔体重60kgの場合〕
・デスクワーク(座位) 1.5メッツ 31.5kcal
・歩行(普通) 3.0メッツ 126.0kcal
・歩行(早歩き) 4.0メッツ 189.0kcal
引用元:健康長寿ネット
※「メッツ」とは運動の強さを表す単位です。
どうですか?歩く時間が同じでも、普通に歩くのと大股早歩きとではこんなにも違いがあります。
大股早歩きは慣れてしまえば、ジョギングのような辛い運動ではありません。
散歩をする際には是非、大股早歩きで歩いてみてください。
スレンダーボディーに変身!大股早歩きの驚きの効果
大股早歩きをすると、消費されるカロリーが増えるだけはありません。
歩き方を変える事によって普段使わない筋肉を使うため、スレンダーボディになることもできます。
どの筋肉がどのように鍛えられるのかそれぞれ説明いたします。
ウエストが引き締まる効果がある
普通に歩くと、下半身の筋肉しか使いません。
ですが大股早歩きをすると下半身以外の筋肉も、無意識で使用されます。それが「上半身」です。
歩幅を広げることによって人間の体は自然にバランスをとろうとしてくれます、その結果腹筋や脇の筋肉が鍛えられ自然にウエストが細くなります。
下半身(遅筋)を鍛える効果がある!
普通の歩き方と、大股で早歩きをするとでは足の動きそのものは同じじゃないか?と疑問に思うかもしれませんので、分かりやすく説明しますね。
人間の筋肉は筋肉繊維というもので作られています。筋肉繊維は「遅筋」と「速筋」の2種類があります。
持久系の筋肉。
マラソンランナーのような長時間、運動するアスリートが発達している筋肉。
瞬発系の筋肉。
100メートル走のような瞬発力を必要とするアスリートが発達している筋肉。
遅筋は普通に歩いても鍛えることが出来ない筋肉ですが、大股早歩きをすると遅筋を鍛える事ができます。
(※ちなみに、速筋は鍛えられやすい筋肉なので普通に歩いても鍛えられます。)
これで大股早歩きは、遅筋と速筋それぞれ同時に鍛える事ができる「お得な歩き方」だという事を理解していただけたかと思います。
ヒップアップ効果がある
大股早歩きをするとお尻の筋肉、お尻の筋肉は大殿筋(大殿筋)といいますが、歩くときよりも効果的に刺激されます。
その刺激によって、ヒップアップが実現されて綺麗な体型になれます。
基礎代謝がアップ
大股で早歩きをすると、太ももが鍛えられます。体に筋肉が付くと「基礎代謝」があがります。
基礎代謝とは、呼吸をしたり、心臓を動かしたり、人が生きるために最低限必要なエネルギーのこと。いわば何もしなくても消費するエネルギーで、1日の総消費エネルギーの約70%にもなります。基礎代謝は筋肉と関係があるので、筋肉量を増やして基礎代謝を高めると、食べても太りにくい“燃えやすいからだ”になってダイエットに効果的なのです。
引用元:株式会社タニタヘルスリンク
★画像1
http://www.karadakarute.jp/tanita/images/kcloseup/vol3_01.jpg
太ももの筋肉は人の体の中で一番大きな箇所です。太ももを鍛える事によってカロリーが消費されやすい・痩せやすい体になります。
えっ!顔のむくみもとれちゃう!大股早歩きの嬉しい副産物
大股早歩きをすると、痩せやすい体になるとお伝えしましたが実はそれだけではないんです。
なんと、ふくらはぎが刺激されて「顔のむくみ」もとれてしまうんです。
ふくらはぎが刺激されるとリンパの流れが良くなります。その事によって、新陳代謝も良くなりむくみが解消されるのです。
そもそもリンパとはなに?
そもそもリンパが分からない、イメージしづらいというアナタの為に、リンパについて簡単に説明します。
リンパとは全身にあり、主な役割は体中に溜まった老廃物や疲労物質を回収する役割を担っています。
下水道のような役割といえば、イメージしやすいと思います。
「リンパの流れが悪い」という言葉自体は聞いた事があると思います。リンパの流れが悪いと体はどうなると思いますか?
下記の様な悪影響が発生します。
- 体がむくんでしまう。
- 冷え性になってしまう。
- 腰や肩に凝ってしまう。
- 基礎代謝が下がってしまう。
リンパの流れが悪くなる原因
リンパの流れが悪くなる原因は、
- 運動不足
- 長時間同じ姿勢をしている
などがあります。
なぜ上記の様な理由でリンパの流れが悪くなるか説明します。
リンパにはリンパ管というものがあり、リンパ管はポンプの様に筋肉の収縮によって動かされます。
運動不足や同じ姿勢を長時間していると、リンパ管をポンプのように動かせない為リンパの流れが悪くなります。
逆に言うと運動などで筋肉を動かせばリンパの流れは良くなるということです。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれているくらい、リンパの流れを良くするにはとても重要な箇所なんです。
普段から意識して生活しましょう。
これだけ覚えれば大丈夫!大股早歩きの正しい仕方
大股早歩きするメリットをお伝え話してきました。いよいよ正しい大股早歩きのやり方をお伝えします。
大股早歩きのやり方
いきなり始めると普段、普通に歩くだけでは使わない筋肉(遅筋)を使うため、筋肉痛になってしまいます。
無理をせずに徐々に慣れていきましょう。
○早歩きのポイント
次に「早歩き」の5つのポイントをご紹介します。
1 胸を張り、背すじを伸ばしましょう
2 視線をやや遠くにしましょう
3 かかとから着地するようにしましょう
4 いつもより、歩幅を広げましょう
5 いつもより、歩調をリズミカルにしましょう
引用元:健康長寿ネット
サンダルやハイヒール、ミュールなど歩きにくい靴では絶対にやらないでください。骨盤が歪んてしまって、スタイルが悪くなる危険があります。
大股早歩きをどれ位すればいいのか?
体重(脂質)を1㎏減らしたいと思うなら、7000kcal消費する必要があります。
1ヶ月で実現したい場合、1日約230kcal減らせばよい計算になります。
約230kcalを消費するには、大股早歩きですと約80分に相当します。
★画像2
http://www.wellnesslink.jp/p/diet/basic/364q4b0000003pvg-img/364q4b0000003pxd.jpg
細切れの運動でもイイ
と昔言われていましたが、今では運動は細切れでも脂肪は燃えるというのが常識になりました。
通勤や通学時間、そして日常で歩く際に大股で早歩きをする事を意識しましょう。
万歩計の中では、歩いた分数を教えてくれるものがあります。
日常的に80分以上歩いていないのであれば、時間に余裕がある日は一駅前で降りて大股早歩きは帰宅してみてはいかがでしょうか?
簡単に出来るダイエット方法!それが大股早歩き
まとめると大股早歩きのメリットは下記の通りです。
- 歩くより消費カロリーが高い
- ウエストが引き締まる
- 下半身(遅筋)が鍛えられる
- ヒップアップ効果がある
- 基礎代謝がアップする
- 顔のむくみがとれる
どうですか?沢山メリットがあって、さっそく試したくなりませんか?
大股で早歩きする事は最初は疲れるかもしれません。ですがジョギングなどに比べると、敷居は低いと思いますので、是非一度トライしてみてください。