ダイエットに効果的なパスタ!痩せたい人にオススメのカルボナーラ
最近では、ダイエットのために味わいの強い食べ物を、意識的に食べる人が増えてきました。
このようなダイエットが人気となっているのは、パスタダイエットとして、カルボナーラで痩せる努力を続けている女性が増えているからです。カルボナーラはカロリー量、糖質量に問題があるのですが、近年では、ダイエットを行う上で必要な栄養成分が多いため、ダイエット向きと言われる傾向にあります。
カルボナーラで痩せる?気をつけないと太ってしまうこともある
ですが、カルボナーラに使用される食材には、以下の栄養成分が含まれているのです。
- ベーコン:たんぱく質、ビタミンを多く含む
- チーズ:たんぱく質
- 卵:たんぱく質、脂質
脂質が多いと思われがちなパスタ料理ですが、ベーコン、チーズ、卵などを使用することが多いため、実は、ダイエットで必要となるたんぱく質を含んでいる、優良な料理の1種だったのです。
たんぱく質には以下の健康効果があり、ビタミンもダイエットにおいて重要な役割があります。
- たんぱく質:骨、筋肉、血管を作る際に必要な栄養成分
- ビタミン:代謝機能の向上で必要な栄養成分
ここまで、カルボナーラのダイエット効果を案内してきました。ですが、どのように食べてもダイエット効果を引き出せるわけではないので、そのことには注意したほうが良いでしょう。
例えば、カロリー量、脂質量は少なくありませんので、食べるのであれば、朝食、昼食のどちらかが最適となります。夕食にカロリー量の多い食べ物を食べると、寝付きが悪くなることもありますし、栄養を正しく消化吸収できないこともあるのです。
このように、良く知らずにパスタ料理でダイエットを行ってしまうと、無駄なカロリー摂取を行ってしまうだけになります。
カルボナーラのカロリー量は?カロリー量が多いパスタ料理の1つ
カルボナーラの具体的なカロリー量ですが、以下のとおり、他のパスタ料理よりカロリー量が多いです。
パスタ料理 | カロリー量(100gあたり) |
---|---|
カルボナーラ | 約211kcal |
ナポリタン | 約168kcal |
ペペロンチーノ | 約182kcal |
ボロネーゼ | 約110kcal |
カルボナーラのカロリー量が、他のパスタ料理より高くなってしまう要因ですが、それはソースにあります。人によっては、ソースが好きなのでパスタに多く絡ませてしまう人もいますが、カロリー、糖質、脂質を追加しているだけなので、ソースを減らしてダイエットに勤しむと良いでしょう。
また、ドロドロとしたソースが逆に苦手という場合は、ペペロンチーノがオススメです。ペペロンチーノの場合、汁を乳化させてパスタに絡ませるだけで良く、ソースがベッタリと塗られている状態を回避しやすいです。
ただ、カルボナーラ、ペペロンチーノともに味付けが濃くなりやすく、その影響で塩分の摂取量が多くなりやすいです。塩分の過剰摂取は内臓にダメージを与えるため、塩分量を抑えてソース、汁の乳化を行ったほうが安全でしょう。
カルボナーラの糖質量!パスタ料理なので糖質量は高い!
パスタ料理 | 糖質量(100gあたり) |
---|---|
カルボナーラ | 約18.5g |
ペペロンチーノ | 約25.0g |
ナポリタン | 約20.0g |
ボロネーゼ | 約13.0g |
糖質量が高い理由も、カロリー量とほぼ同じです。カルボナーラは濃い味のソースが前提となっているため、ソースの量を減らさない限りは、糖質量を下げることができません。
また、ソースなどを通じて塩分、糖分を過分に摂取してしまう場合、パセリの解毒作用を上手く利用したほうが良いでしょう。刻まれたパセリを乗せるだけでも風味が変わりますし、パセリは、小さじ1杯分であっても解毒作用を得られる優れものです。
それと、パスタ料理のボリュームにこだわってしまう人は、水を良く飲みながら食事を行ったほうが良いです。水を飲むだけでも満腹感を得やすくなりますし、食事中に休憩を挟むことも可能になるため、自然と胃を休めて食事を行えるようになります。
ツルツルと胃の中に流し込めるパスタ料理ですが、ソースの栄養成分を理解していないと、胃が荒れやすくなってしまったり、太りやすい体質を改善できなくなってしまいます。これではダイエットの意味がないので、落ち着いて食事を行える状態を維持することこそが、パスタ料理を用いたダイエットでは必須となります。
たんぱく質が体に良い!カルボナーラでダイエットできる理由
パスタ料理がダイエットに良いのは、パスタ料理には適度なたんぱく質、炭水化物が含まれているからです。
たんぱく質、炭水化物がダイエットで重要とされる理由は以下のとおりです。
- たんぱく質:代謝を改善する効果がある
- 炭水化物:エネルギーに変換されやすい
近年では、食事制限ダイエット、もしくは炭水化物抜きダイエットが否定されることもあります。というのも、これらのダイエットを繰り返しても、かえって筋肉量が下がってしまうからです。
健康的な人は筋肉量が多く、筋肉による基礎代謝で脂肪燃焼が盛んに行われているのです。これにより痩せやすい体質となり、内臓などに脂肪が蓄積されるのを防いでいます。
逆に、食事制限、炭水化物抜きでダイエットを行っていると、筋肉量を維持する際に必要なたんぱく質、炭水化物が減っていくのです。また、このような健康にとって悪い効果はすぐに表れるわけではありません。
というのも、筋肉にエネルギーが貯蔵されているからです。しかし、過度なダイエットを行っていると、段々とエネルギーが減っていき、いつかは体質にまで悪影響を及ぼすようになるのです。
ただ、たんぱく質、炭水化物は運動によって使われやすくなる栄養成分なので、運動量が少ない場合は、過度に摂取しないように注意しましょう。
脂肪燃焼、吸収にも良い!ベーコン、チーズの意外な健康効果
パスタ料理のダイエット効果ですが、以下の食材に秘められた健康効果により、ダイエット効果が上がりやすくなると言われています。
- ベーコン:カルニチン
- チーズ:カルシウム
カルニチンは食材だけでなく、サプリメントから摂取することも可能です。カルニチンには脂肪燃焼効果があり、肉類に多く含まれていることが、近年の研究により明らかになりました。
脂肪燃焼効果というと、発熱、発汗により痩せやすくなるイメージもありますが、カルニチンを摂取した場合は、これと言って大きな変化がありません。運動前に摂取していると効果が出やすいとされている栄養成分で、ベーコン、もしくは赤身肉から多く摂取できる栄養成分です。
カルニチンの素晴らしさは、燃えにくい中性脂肪に対しても有効なところです。そのため、中高年の方がダイエットを始める際も、パスタ料理、もしくはサプリメントからカルニチンを摂取しておき、痩せやすい状態を作り出すことが可能とされています。
そして、チーズにはたんぱく質だけでなく、カルシウムも多く含まれています。
チーズ自体は、カロリー量がそれほど多くありません。そのため、健康目的でプロセスチーズを食べる人も増えていますし、カマンベールチーズなどに使用されているカビにも、ダイエットに良い効果があると言われるようになってきました。
カルシウムのダイエット効果ですが、脂肪の吸収を抑える働きがあります。カルシウムというと、骨の修復で使用されているイメージもあるため、牛乳などからカルシウムを摂取している人が多くいます。
ですが、たんぱく質と結びつくことで、骨だけでなく筋肉の修復を行ったり、神経を鎮めてくれる効果まで発生させるのです。神経を鎮めてくれる効果により、ダイエット中のストレスを下げることも可能なため、今では、ダイエットにチーズは欠かせないという考え方さえ存在します。
カルボナーラの注意点!食べ過ぎるとダイエット効果が弱まる
ダイエット、もしくは健康に良いとされている料理であっても、実は副作用が数多く存在します。
例えば、緑茶を飲み続けた場合はカフェインの摂取量が増えてしまい、動悸、悪心などの副作用が表れることもあるのです。
これはカルボナーラも同じで、カルボナーラの場合はコレステロール値が高くなるので注意してください。コレステロール値が上がってしまうと、以下のような問題が起きやすくなります。
- 血流の悪化
- 動脈硬化
コレステロールには、善玉コレステロール、悪玉コレステロールが存在し、そのバランスが健康の要になると言われています。ですが、偏食、もしくは過度な食事量で健康を悪化させていると、血流を悪くしてしまう悪玉コレステロール値が高くなるので、食事量には注意したほうが良いと言われているのです。
カルボナーラの場合、ソースだけでなくパスタにも注意したほうが良いです。というのも、適度な塩気が含まれているため、食欲増進の効果から食べ過ぎの問題が起きてしまいます。
このような問題を放置されていると、コレステロール値の悪化が懸念されるようになり、動脈硬化の問題まで起きやすくなります。すると、血栓、脳梗塞、心筋梗塞などの原因にまでなり、病院で治療を受けないと、治療を進められないほど血管、もしくは血流が悪化することもあるのです。
パスタ料理のGI値!他の麺類より低いことが明らかになっている
ダイエットで重要となる指標に、GI値という指標が存在します。
パスタ、もしくは全粒粉のパンはGI値が低いということもあり、今では、全粒粉を用いたパンを食べるだけのダイエット、カルボナーラなどを用いたパスタ料理のダイエットが人気となりました。
GI値は低いほど良いという扱いになり、パスタのGI値は65とかなり低いです。
GI値が高い場合、食後の血糖値が上がりやすいという意味なので、フランスパン、食パン、もち米など、炭水化物が多いとされている食べ物を食べる際は、GI値が低いのかどうかを確認して、ダイエットに役立てるようにしましょう。
食べ物 | GI値 |
---|---|
フランスパン | 92 |
食パン | 90 |
もち米 | 80 |
ラーメン | 72 |
パスタ | 65 |
そば(生のもの) | 58 |
ライ麦のパン | 57 |
全粒粉のパン | 49 |
パスタ料理でダイエットを行う場合のコツとなりますが、GI値が高いフランスパンを食べるというのも1つの手です。
というのも、フランスパンは他のパンより硬いので、アゴを鍛えるのにちょうど良い食べ物なのです。食べ過ぎるとGI値の問題が起きてしまうので、バケットで販売されているものを食べるのではなく、1口ごとに切り分けたものを食べるようにしましょう。
食事というのは、良くアゴが動いている状態ほど唾液が良く出るようになり、食欲中枢も刺激されやすくなるのです。そのため、パスタ料理を食べる前に、フランスパンを食べることには意味があります。
また、炭酸飲料を飲むと満腹感を得やすくなるので、夜食などの悪い癖を治したい場合は、夕食後に炭酸飲料を飲むようにして、無駄な食欲を抑える努力を続けてみると良いでしょう。このような工夫をされていると、カルボナーラなど、パスタ料理によるダイエットで成功しやすくなります。