痩せる「クライミング」でアナタも素敵な女性に大変身!?
”クライミング”という運動で痩せる事ができると言いますが、どんな種類の運動があるのかが気になるところです。ここでは”クライミング”のいろいろを紹介する他、中でも今注目の”ボルダリング”についてその方法などについて説明しましょう。
”ボルダリング”をやっている有名人は多く、その多くが素敵な女性やイケメンたちです。彼女・彼らの”ボルダリング”のやり方や、今度の東京オリンピックの”スポーツクライミング”=”ボルダリング”選手として期待されるフリークライマーたちも紹介します。
”ボルダリングダイエット”を考えている人は、多少の欠点も理解しながらこの”クライミング”に挑戦してみるのも良いかもしれません。
”クライミング”という運動にはいろんな種類がアルのです!
”クライミング(登攀=とうはん)”という運動は自力で何かを登るもので、軍事作戦や救命活動で行われる他、趣味にしている人もいて、スポーツとして競技種目にもなっている、実に種類の多い行為です。
中には、痩せると言う理由で”クライミング”を行なう人も多く、ダイエット関連ではちょっと注目の運動です。ざっと”クライミング”の種類を上げると、おおよそ以下のとおりとなります。
- アルパイン・クライミング
- ロッククライミング
- チョーククライミング
- アイスクライミング
- 沢登り
- 木登り
- ビルダリング
- インドアクライミング
- ロープクライミング
- ボルダリング
”アルパインクライミング”の目的は、ズバリ山頂へと到達することで、その手段として岩壁を登攀していく本格的な登山です。単に岸壁を登攀することを”ロッククライミング”と言い、柔らかいチョーク質の岩壁を登るのが”チョーククライミング”、氷壁であれば”アイスクライミング”ということです。
この他に自然の中で行なう”クライミング”としては、沢や滝を登攀する”沢登り”や、木を登る”木登り”などがあります。また、自然ではなく、人工物である建物の登攀もあり、こちらは”ビルダリング”と呼ばれるのです。
一方、屋内における登攀については、室内に登攀設備を設置して行なう”インドアクライミング”があります。また、自然や建物の登攀ではなく、上から吊るされたロープを登攀する”ロープクライミング”というものもあります。
そして、痩せる運動にもなると言われる”ボルダリング”は、必要最低限の装備だけで行われる登攀で、世界的な大会も行われる競技種目となっていて、多くの競技者と愛好家がいるのです。
”クライミング”の一種”ボルダリング”で痩せる!?
”ボルダリング”というのは、”フリークライミング”や”スポーツクライミング”の一種で、この運動をやることによって痩せることができると注目されています。シューズとチョークという最低限の道具を使って、自然や人工の岩壁を登攀するスポーツで、ダイエットや体幹の鍛錬に効果的な運動とされているのです。
”ボルダリング”で痩せることができる理由には、その消費カロリーがジョギングの1.4倍で、筋肉を引き締める無酸素運動であるというところがポイントで、多くのダイエット効果を期待できるのです。
”ボルダリング”に期待できるダイエット効果は、おおよそ以下のとおりと考えられます。
- 筋肉の向上
- 基礎代謝量の向上
- 身体の引き締め
- 柔軟性の向上
- ストレスの低減
以上のような効果が期待できることから、女性が”ボルダリング”を行なうと、バストアップとヒップアップ、全身としては引き締まったボディーラインとなることも夢ではないようなのです。
”ボルダリング”でダイエットする方法
”ボルダリング”で良く使われる筋肉は腕の部分になりますが、他にも足腰・肩・背中と全身を使わなければできないため、筋トレと有酸素運動を兼ね備えたスポーツとなり、ダイエットにも非常に有効なのです。
”ボルダリングダイエット”を長く続けるためには、まずは週に1回程度”クライミングジム”に通うことをお薦めします。どうしても筋肉への負担が大きいため、初心者が週2回も”ボルダリング”を行なうと、間違いなく筋肉痛になってしまうからです。
初めのうちはジムに行った4~5日後くらいも筋肉痛が残りますが、慣れてくればそれが1~2日で収まるようになりますので、そうなったら週に2回くらいは”ボルダリング”をしても良くなります。
”ボルダリング”で消費されるカロリーは、体重60キロの人が20分行なうと210キロカロリーくらいだと言われています。ジムへ行けばインストラクターの指導を受けることもできますが、ひとりでやる時にはこれを参考にすれば良いでしょう。
こんな女性有名人も”ボルダリング”をやっている!
痩せるには打って付けの”ボルダリング”の人気は、たくさんの女性有名人が挑戦していて、その華々しさといったらスゴイものです。
例えば、女優の小池栄子さん・沢尻エリカさん、元AKB48の大島優子さん・前田敦子さん、人気テレビ番組【テラスハウス】で知られるモデルでタレントの近藤あやさんなど錚々たる女性たちが”ボルダリング”をやっているそうです。
スゴイところでは、歌手・女優・ナレーター・タレントとマルチに活躍している濱田マリさんの細マッチョぶりは、”ボルダリング”を含めた筋トレの成果が如実に表れたものでしょう。
小池栄子さんは、すでに2009年頃には”ボルダリング”にハマっていたそうです。都内のクライミングジムに通う小池さんの身体中アザだらけの姿が目撃されたこともあって、もしや夫婦喧嘩かと思われもしましたが、実はダイエット目的で始めた”ボルダリング”での全身運動の結果だったのです。
大島優子さんも2009年にジムに通っていたようですが、これにはデート疑惑が浮上するというオマケが付いてきました。一方、前田敦子さんはというと、”ボルダリング”をやっているという情報はネット上だけであり、あまり確かなことはわかりません。
男性有名人だって負けずに”ボルダリング”している!
”ボルダリング”の魅力は男性有名人にも広がっているようで、その多くがイケメンに分類される方たちです。
俳優では、向井理さん・瑛太さん・岡田准一さん・照英さん・石丸謙二郎さん・高嶋政宏さん、タレントのウェンツ瑛士さん・清水國明さん、ミュージシャンの西川貴教さんなどが”ボルダリング”をやっているといい、一部首をひねるところもありますが、概ねイケメンがはまっているようです。
向井理さんは、テレビ番組【嵐にしやがれ】で”ボルダリング”が趣味だと話し、その腕前を披露しています。明治大学農学部卒で頭脳系と見られる向井さんは、サッカーを12年もやっていたということで、スポーツも得意なのだそうです。
石丸謙二郎さんの場合はかなりの本格派で、オフィシャルブログにはクライミング選手権に出場した話題が綴られています。50才の頃の話で、結果はギリギリ予選落ちとのことではありましたが…。
東京オリンピックにも採用された”スポーツクライミング”
”スピード”では、高さ15メートル・前傾95度の壁を、安全ロープ装着した二人ずつの対戦形式で行われます。この種目での優勝タイムは、男子で5~6秒、女子で7~8秒くらいで、まさにスピード勝負の競技となっていて、フライングするとたった1回で失格となってしまいます。
”ボルダリング”では、高さ4メートルほどの壁に手がかり足がかりとなるホールドというものが設定されたコースを、制限時間4分の内にいくつ登攀できるかを競います。安全ロープは無く、落下しても何度もトライ可能ですが、事前の練習ができないため登攀中にコース攻略のために頭脳をフル回転させる必要があります。
”リード”では、制限時間6分で高さ15メートル以上もの壁をどこまで登攀できるかを競います。最も上にあるクイックドロー(ロープを掛ける器具)に安全ロープを掛けると6分以内でも完登となり、完登者で最も速い選手が勝者で、途中落下すればそのその地点が登攀記録となるのです。
東京オリンピックで期待の”スポーツクライミング”選手たち
野中生萌(のなかみほ)さんは、1997年5月21日生まれで2006年デビューの若手で、2016年シーズンには”ボルダリング”世界ランキング2位となっています。9才の時、登山を趣味としていた父親に登山のトレーニングとしてクライミングジムに連れて行かれ、クライミングと出会ったのだそうです。
野口啓代(のぐちあきよ)さんは、1989年5月30日生まれのベテランで、2015年には”ボルダリング”年間優勝をし、2016年シーズンには”ボルダリング”世界ランキング4位となっています。身長165m、体重49kgの美しい体型は、”ボルダリングダイエット”を試したい女性の憧れでしょう。
白石阿島(しらいしあしま)さんは、2001年4月3日にニューヨークで生まれた”超”の付く若手で、6才の時に両親と一緒に行ったセントラル・パーク内の外岩ラット・ロックで”ボルダリング”と出会いました。2016年の広州で行われた世界大会のユースBというカテゴリで、”ボルダリング”と”リード”の優勝を果たしています。
男子では、2016年シーズン”ボルダリング”世界ランキング1位の藤井快(ふじいこころ)さん、同2位の楢﨑智亜(ならさきともあ)さん、同7位の樋口純裕(ひぐちまさひろ)さん、”リード”世界ランキング8位の是永敬一郎(これながけいいちろう)さんなどがいます。
多少の欠点もある”ボルダリング”でも始める事が大事!
”ボルダリング”のメリットをまとめると、次のようになります。
- 気軽にできる!
- 痩せることができる!
- 運動不足解消で健康に!
- 運動音痴にもできる!
- 頭を使うので飽きない!
- ジムで有名人に逢えるかも?
反面、”ボルダリング”にも多少のデメリットはあります。いくつか、考えられるものをあげてみましょう。
- ジムの費用がかかる!
- 指関節が太くなる!
- 指の皮膚が傷む!
- 指先のオシャレができない!
- 足にタコができる!
- 洗い物が増える!
女子にとって顔のお手入れの次に気になるところは、ネイルなどによる指先のオシャレかもしれません。指が太くなったり、指先のオシャレができないというのは、かなりの難点かもしれません。
痩せることができて、有名人に人気で、今度の東京オリンピック競技にも採用されてと話題沸騰の”ボルダリング”にも多少の欠点はあるのだということを理解した上で、まずは初めて見るということが大事なのです。