ダイエットするにはクロールが一番!?泳ぐ時間、通うペースは?
ダイエットには水泳がいいだろうということは、皆さん想像できますよね。水泳選手は皆さんいいスタイルされてますからね。
ただどういう泳ぎ方で、どのくらいの時間泳ぐか、週何回のペースで行えばよいかなど具体的なことはわからないことだらけではないでしょうか?
今回は泳ぎ方はクロールがいいとか、平泳ぎがいいなど、水泳ダイエットを始めるにあたって、疑問に感じられることをご紹介していきたいと思います。
なぜ水泳ダイエットはいいのか
だいたいスポーツのやっている選手の体型をみて、こんな体型になりたいとか。憧れを持ちますよね。
水泳選手はたいていの人は肩幅が広く、ウェストが引き締まっていて筋肉もついてかっこいい体型の人が多いです。憧れます。
まあ水泳選手も泳ぐトレーニングだけではなく筋トレなどで体を鍛えているから、ああいう体になっているのでしょうが。
でも、水泳をやってブヨブヨになってしまうことは、絶対にありえないでしょう。ぜひみなさんも水泳をダイエットに取り入れて、理想の体を手に入れましょう。
ではダイエットには、無酸素運動(筋トレ)などを少しやってカラダの基礎代謝を上げてから、有酸素運動を行うのが理想とされています。
では水泳は何運動になるのでしょうか?これは難しい質問です。なぜかというと泳ぎ方や、泳ぐスピード、泳ぐ時間によって有酸素運動になったり
無酸素運動になったりするものだからです。このお話はまた後ほどやるとして、水泳ダイエットの良い点をあげようと思います。
水泳ダイエットのよい点
水泳ダイエットのよい点を挙げると、
- 泳ぐことは全身運動で、様々な部位が鍛えられる。
- 泳ぐだけで、かなりキツイ運動である
- 水の中で体を動かすことになるので、陸上より負荷がかかり筋肉を効率よく鍛えることができる。
- 水圧がかかり、全身の血流もよくなり、老廃物排出が促進され、新陳代謝のよいカラダにしてくれる。
- カラダに優しい、ランニングしたり、ウオーキングをしたりすると、膝の故障や様々な衝撃を受けることからでしょうか怪我が心配ですが、その点水泳はケガになりにくい。
以上のことなどです。
どういう部位に効くのか
脚を細くしたいならバタ足がよいでしょう。クロールでも、ビート板を使用してもいいです。
二の腕を集中的に引き締めたい場合もクロールが良いでしょう。
下半身が気になるなら方は平泳ぎがいいみたいですよ。
水泳の消費カロリーについて
消費カロリー(Kcal)=METs×運動する時間(時間)×体重(kg)×1・05の計算式で行います。
下の表はトレーニング別のMETs(運動強度)です。
内容 | METs 運動強度 |
---|---|
クロール | 8.3 |
平泳ぎ | 5.3 |
ウオーキング | |
ランニング(ジョギング程度) | 4.5 |
ランニング(8km/時) | 8.3 |
ストレッチ | 2.3 |
なわとび | 12.3 |
掃除機をかける | 3.3 |
皿洗 | 1.8 |
早い速さのクロールで 30分泳いだ時の消費カロリーは10.0 (METs) ×0.5 (時間) × 60(kg)× 1.05=315(kal)
普通の速さのクロールで 30分泳いだ時の消費カロリーは8.3 (METs) ×0.5 (時間) × 60(kg)× 1.05=261.45(kal)
平泳ぎで30分泳いだ消費カロリーは5.3 (METs) ×0.5 (時間) × 60(kg)× 1.05=166.95 (kal)になります。
この比較だけでいうと消費カロリーはクロールの方がかなりいいという結果が出ています。だからといってダイエットにクロールが向いている。とも言い切れないのです。
次は水泳ダイエットにはどの泳ぎ方が向いているのかをみていきましょう。
ダイエットには消費カロリーの高いクロールがいいのか?
カロリー消費だけのことを考えると、クロールがいいのですが、泳ぎ方や泳ぐスピードによってクロールは負荷が強すぎるという意見もありました。
負荷が強すぎることでダイエットに有効な有酸素運動ではなく無酸素運動になってしまうということでした。決してダイエットに向いていないということではありません。
むしろ向いているのですが、平泳ぎと比較したところのお話です。
水泳ダイエットは当たり前ですが、泳げることを前提としています。しかし、クロールで30分から1時間の間泳げる泳力を持っている方がどれぐらいいるでしょうか。
水泳を習われていた方とかは問題ないのかもしれませんが、結構難しいことです。
まだ平泳ぎならば、トレーニングを積んでいなくても泳げる方もいらしゃると思います。素人でも平泳ぎならば、長時間泳ぐことができることから、ダイエットに一番向いていると
している記事もみかけました。
ただ一般的な泳力な方にとっては、平泳ぎが向いているということになります。
全く泳ぎに自信のない方は水泳ダイエットできないんということになりますが、水中ウオーキングという方法があるので安心してください。
水泳ダイエットの泳法で一番ダイエットに向いているのは、ダイエットされる方の泳力によって変わってくるというのが現実だと思います。
効果的に痩せるために
前章ではダイエットにはどの泳法がいいのかについて書かせていただき、泳力のある方にはクロールがいいということをお伝えしました。
では今度は泳げる方を対象に、効果的に痩せるためには泳ぐ時間、速さ、頻度についてお話ししたいと思います。
泳ぐ時間は
これは厳しいと思われるかもしれませんが、
最低30分〜45分は泳いでもらいたいところです。もちろんぶっ続けである必要はありません。
脂肪が燃焼してくるのは運動開始から20分くらいからと言われていますから、やはりこれくらいは必要になってきます。
泳げない場合は水中ウオーキングでもいいのです。初心者の方は運動量が少なくなるので、水中にいる時間を少なくするようにしましょう。冷えてしまいますからね。
泳ぐ速さは
泳ぐ速さを調整できるということはかなり上級者ということになりますかね。クロールで泳ぐ場合は速く泳ぐとよくありません。ゆっくりと泳ぐ意識が大切です。
トレーニングの頻度は
水泳は疲れますから、週に2〜3回程度がよいでしょう。
特に働いている方は仕事に差し支えては何もならないですから、これくらいにしておく方がよいでしょう。
最初は飛ばし気味になりますが、セーブして長続きすることの方が大切です。
ダイエットするには水泳のクロールが一番?の答え
水泳ダイエットはいいことがわかっていただけたと思います。今回の記事のテーマであるダイエットにはクロールが一番か?の答えは
ダイエットする方の水泳のレベルによるというのが答えです。
クロールを長時間泳げる技量のある人にとってはクロールは消費カロリーも高いしいい運動だと思います。
でもそこまでのレベルまででない人は、平泳ぎがいいでしょう。平泳ぎなら長く泳げる人も多いでしょうし、平泳ぎはより多くの人にとって向いているといえるでしょう。
ご自身のレベルに合わせて、泳ぎ方を選んで水泳ダイエットをおこなってもらいたいです。