ダイエット中でも美味しくフレンチトースト!カロリーを抑える方法

『フレンチトーストで痩せる!』こんなブログをたまに見かけます。しかし、フレンチトーストはバターや卵をたっぷり使ううえに、甘いメープルシロップやフルーツソースを添えたりします。

ダイエット中に食べたらいけないのでは?その一方で、炭水化物やタンパク質をバランスよく摂れるので、朝食にはもってこい!という意見もあります。

フレンチトーストはダイエットの敵なのか味方なのか?ここできちんと検証してみましょう。

フレンチトーストにはどんな栄養があるの?きちんと知りたい!

最近は糖質制限ダイエットの影響で、白米や小麦粉は太りやすい食材として厳しい目が向けられています。

精製して真っ白にした穀類は、食物繊維やビタミンなどの栄養が大幅に減ってしまうばかりでなく、血糖値が急激に上昇するため、太りやすくなります。

また、スーパーで売られているパンのほとんどは、トランス脂肪酸を多く含むマーガリンが入っています。

トランス脂肪酸は摂りすぎると心筋梗塞や脳卒中、動脈硬化を引き起こす原因になることがわかっていますし、善玉コレステロールを減らしてしまうとも言われています。食べ物から積極的に摂る必要のない成分です。

このことから、市販されているパンのほとんどはダイエットには向いていないということになります。

さらにフレンチトーストは焼くときにバターを使ったり、食べるときに糖分たっぷりの甘いメープルシロップをかけたりするので、ますます高カロリーになります。

ダイエット中には敬遠したほうがいい食べ物ということになります。

でも、やっぱり食べたい!フレンチトーストを太りにくく作るには?

とはいえ、ダイエットであっさりしたものばかり食べていると、甘いものやこってりしたものを食べたくなることがあります。

どうしてもフレンチトーストが食べたくなったら、できるだけ太る要素を取り除いて食べるようにしましょう。

フレンチトーストを、より太りくい食べ物にするには、こんな方法があります。

  • タンパク質、食物繊維をいっしょにとる
  • パンを全粒粉のものに変える
  • 焼くときにバターでなく、オリーブオイルにする、または油類を使わずオーブントースターで焼く
  • メープルシロップを使わず、チーズをはさむなど糖類を控える

フレンチトーストは卵を使いますが、それ以外でも、タンパク質を含むささみや野菜で作ったサラダなどを付け合せにしましょう。小麦粉も胚芽やふすまを多く含んだ全粒粉であれば、市販の食パンよりは太りにくくなります。

ただし、全粒粉を少ししか含まない見掛け倒しのパンもあるので、成分表をしっかり確認してから買うようにしましょう。

オリーブオイルは不飽和脂肪酸であるオレイン酸を含み、血液中の悪玉コレステロールを下げる効果があります。オーブンで焼けば、香ばしい風味のフレンチトーストになります。

フレンチトーストは、どうしても甘くなければ物足りない!という人は、メープルシロップはなるべく少なめにしましょう。

人工甘味料は血糖値を急激に上げてしまうものもあるので、使わないほうがいいでしょう。蜂蜜や黒糖も、白砂糖よりは栄養がありますが、血糖値を上げやすいことには変わりないので、やはりあまり使わないようにしましょう。

ダイエット中にフレンチトーストを食べるときの注意点とは

高カロリーのフレンチトーストも工夫次第でカロリーを抑えて太りにくくすることはできますが、ダイエット中に、あまり頻繁に食べるのはやはり控えたほうがいいでしょう。

フレンチトーストでダイエットに成功した!という経験者のブログもありますが、よく読んでみると、栄養のバランスに細心の注意をはらっています。

フレンチトーストを積極的に食べるというよりは、ダイエットをがんばっている自分へのご褒美として週に1回くらいを朝食やブランチに食べるという人がほとんどです。間食や夜食で食べるというケースはみあたりません。

炭水化物や脂質がどうしても多くなってしまうフレンチトーストは、ダイエットに向いた食事とはいえません。

どうしても我慢できなくなったときに量を加減して食べる程度にしておいたほうがいいでしょう。

ダイエットは我慢しすぎると、ストレスがたまって逆に失敗してしまうこともあります。食べたいという欲求も時々は受け入れて、余裕を持って続けるようにしましょう。

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