太ももはどうしたら痩せる?下半身太りの原因と防ぐ方法
「ダイエットで1番痩せたいところはどこですか?」なんて質問をよく見かけますが、どれを見てもランクインしているのが・・・『足』なんです。中でも『ふともも』です。
どんなに必死にダイエットをしても、足ってなかなか細くならないんですよね。この悩みを抱える女性は本当に多いです。
実は…様々なところで紹介されている『ふともも痩せる方法』。もちろん痩せる効果はあるのですが、逆に太くしてしまうデメリットも隠れていたんです!
どうして足が太くなってしまうのかということも含み、デメリットをしっかり理解して、ふとももが少しでも細くなるように一緒に頑張りましょう!
どうして足が太くなるの?を解決させよう
お仕事に行くにしても、トイレに行くにしても、運動するにしても、なにかしら1番動かしているはずの足。なのに足だけ太くなったり、足は痩せなかったり。まずは足が太くなる原因を知りましょう。
食生活が原因
ふともも(足)が太くなる原因としても、食生活が大きく関わってくることが多いです。
- 過剰なカロリー摂取
- 水分の取り過ぎ
- 塩分の取り過ぎ
人間は2足歩行なので、足で全体重を支えなければいけません。当然、上半身が太り重くなると、それを支える為に足もガッチリとしてきます。
水分、特に水は体の毒素を排出する為にもたくさん飲んだ方が良いのですが、あまりに過剰に取り過ぎてしまったり、水以外のジュースなどを取り過ぎてしまうと、太る原因にもなりますし、むくみの原因になったりもします。
足が太く見えるのは、脂肪が原因なことも多いですが、むくんでいるだけという場合も多いのです。
また、塩分には注意が必要です。よくきゅうりなど野菜の水分を出す為に、塩を野菜にかけて放置しませんか?しばらくすると、野菜の水分がたくさん出てきます。
ちょっと違うんですけど…、この様な感じで、塩は水分を増やし、体内に溜め込んでしまうのです。結果、これがむくみの原因になってしまいます。
冷え性が原因
私は家の中でも靴下を履いていないと、自分の足が当たっただけで「ヒャー!」となるほどの冷え性なのですが、この冷え性は足が太い原因です。
足が冷たい=冷え性というのは言い過ぎかもしれませんが、部屋の中にいるのに常に足が冷たいという人や、温めない限りは冷たいという人は冷え性を疑っても良いでしょう。
冷え性の原因も様々ですが、足が太るということだけでお話させていただきますね。
- 血行が悪いから冷える
- 冷たいと脂肪が燃焼しない
- 老廃物が溜まりやすくなる
冷え性だと、主に上記の3つが足を太くする原因になります。特に3つめ。老廃物が溜まってできるのがセルライト。ふとももを太くする1番の原因です。
履いているものが原因
まさか、足が太い原因がコレなの!?と驚くかもしれません。
- ズボン
- タイツ
- 靴
3つに共通している原因はサイズです。サイズの合っていないものを履いていると、足が太くなる原因になってる可能性があります。
まず、ズボンとタイツ。細く見せたいからと、細めのズボンや履くのがやっとなズボンを履いていませんか?最近多い、圧着タイプのズボンやタイツも要注意。もっと慎重に考えるなら靴下もですね。
きつめのサイズを履くほど、動きが鈍くなりますよね。圧着し過ぎで血行が悪くなっていることもあります。
細く見せたい気持ちも分かります!ですが、自分のサイズに合ったものを履くようにしましょう。特にたくさん歩くなどする時は、小さすぎるものは避けましょう。
そして、靴。靴のサイズが合っていないと、そもそも歩きにくいですよね。靴は25cmなどの足の長さではなく、3Eなどの足の幅を重視して合わせた方が良いです。
幅が合っていて、指全体(特に小指)が楽な靴がベストサイズです。必ず試着するようにし、できるなら少し歩いたり、足踏みをするなどして確認しましょう。
歩き方、姿勢が原因
歩き方や姿勢が足を太くしてしまう原因であることも。
- 足が上がらない歩き方
- 真っ直ぐ歩けない
- 足を組んで座る
普通に歩くと、かかとを地面につけ、つま先が地面に着く時にはかかとは浮く。これを左右交互にするので、反対の足のかかとがつく頃には、この足は浮いているんですね。
地面から確実に靴底が離れているか、なんなら後ろにいる人に浮いている足の靴底が見えているか…。足を上げずにスリスリと滑るように歩く人は太くなりやすいです。
モデル歩きの様に真っ直ぐ歩くことはできますか?足を外側外側に動かして歩いてしまっていませんか?モデルほど直線で歩く必要はありませんが、できるだけ横にではなく前に出すようにしましょう。
足が太くなると、どうしても内側よりも外側に足を運びがちになります。これが習慣になると、どんどん足が楽になるので太くなってしまいます。
足を組んで座る人は多いと思いますが、足を組んでいる時、血管が圧迫された状態になります。血行が悪くなると足の代謝が悪くなります。
同じ足ばかりを組んでしまうと思いますが、少し意識して左右を交代させてあげることで、この圧迫を解消することができますよ。
よく見る『ふともも痩せる方法』は本当に効果はある
女の子がとっても気にしている足痩せ。なので、TVや雑誌でもよく特集を組まれることがあります。足がなかなか痩せないという悩みが多いですが、本当に効果はあるのでしょうか?
ほぼ全てに効果は期待できる
TVや雑誌などでダイエットの特集が組まれていることが多いですよね。本当に効果があるの?って疑問に思いながらもチャレンジする人は多いかと思います。
様々な痩せる方法が紹介されていますが、ふとももなどの足に関しては、ほぼ全てに効果があると言えます。
というのも、足痩せに関するものは、食事制限ではなく、運動やストレッチ、マッサージであることがほとんどです。それも足に集中した方法ばかりなので、無駄なく足を細くすることは可能なのです。
少しずつ毎日は基本
TVや雑誌などで紹介されている足痩せの方法、ほぼ全てに効果が期待できると言っても、毎日継続して行わなければ意味がありません。
気がついた時だけ行う、今日は休憩するなんてことでは、足痩せ効果は期待できなくなってしまいます。
足は目に見える場所にも関わらず、足だけの重さを計ることもできませんし、1センチ細くなった程度では分からない部分でもありますが、根気強く続けるのがポイントになります。
全体的なダイエットではあまり効果はない
ふとももなどの足を痩せたいと思っていると同時に、全体的にもダイエットをしたいと考えている人も多いかと思います。食事制限やランニング、ウォーキングなどを日々頑張って続けている人もいるでしょう。
「体重は10キロ減ったのに、足はあまり細くなっていない。」という悩みを抱えている人ってとても多いんです。
ふともものようにセルライトで太くなってしまった場合、セルライトは単なる脂肪とは違う厄介な脂肪の塊なので、単純に落とすことはできません。
もちろん、食事制限やランニングなどでも足は細くなりますが、それはセルライト以外の食事からの余分な栄養から付いた、ただの普通の脂肪が落ちただけなのです。
なので、思ったようには足は細くならない、足だけ太ったままという結果になることも少なくありません。足には足用のダイエットをする方が効果が上がります。
『ふともも痩せる方法』には大きなデメリットがある
運動やマッサージが主なダイエット方法となる『ふともも痩せる方法』なので、ほぼ全てに効果がきたいできるのですが、ならばどうして痩せないのか!?という疑問が残りますね。それはデメリットがあるからです。
デメリットがあるのは運動系の方法
ふとももなど足を細くする為のダイエット方法は、足の為だけに作られたと言えるような、足に集中した運動やストレッチなどが多い為、食事制限などの全体的なダイエットをするよりも効果が期待できます。
ところが不思議なことに、効果があるはずの足痩せダイエットをしているにも関わらず、足が痩せないという悩みを抱えている人も多いのです。
この悩みに遭遇する人は、運動系の痩せる方法を実践している人です。特にふともも痩せには注意をした方が良いでしょう。
『ふともも痩せる方法』は太くなる原因でもある
私、自慢じゃないですけど足が太いです。それはもう大根なんてもんじゃない(笑)そして、私の足が太い原因がとても重要なのです。
【脂肪ではなく筋肉で足が太いという場合もある。】
私の母が車も自転車も乗らない、THE歩行者だったおかげで、幼すぎる頃から無駄に歩き回らされていたので、とんでもなく足に筋肉がついているんですね。特にふともも。
筋肉は放置すると脂肪に代わってしまいますが、脂肪に変わったところで太いままです。また、筋肉そのものを細くするのは至難過ぎる技。
筋肉を無駄に付け過ぎると、細くすることがほぼ不可能になってしまうということです。脂肪に変わってからなら痩せれますけどね。何年かかることやら…。
ふとももなどの足を細くする方法が、しかも効果がある方法が、まさかの足を太くする方法だったとは、なんだかショックですが、筋肉を使うのですから当然なのかもしれません。
私も「あんなに歩き回っててなんで足が太いんだ?普通は細くなるだろ!」とずっと思っていましたが、確かに筋肉もヤバイです(笑)
自転車を何十分もこぎ続ける生活を送っている人、走り回るような部活(運動)や仕事をしている人は、ふともも痩せる方法を行うことで、逆効果にしてしまっている可能性がありますよ!
運動やストレッチなどは控えめに
ふとももなどの足痩せの運動やストレッチですが、筋肉が増えてしまう動きも多く、逆に足が太くなってしまう可能性があります。では、どうすればいいの?という話になりますよね。
それでも運動やストレッチをしてください。
え?って思った方、すみません(笑)
まず、脂肪を燃焼させる為にも筋肉は必要なので、ある程度の筋力アップは必要です。
日々の生活の中でも、歩く走るという動作は必要不可欠ですし、最低限の筋肉は絶対必要なものであり、筋肉を全く無くすと立てなくなっちゃいますからね。
筋肉が無駄につき過ぎて、ダイエットが原因で足が太くならないように、運動やストレッチで足を細くする時は、必ずセット数を決めましょう。
『10回1セットを1日3回』とかですね。いろんな運動やストレッチには、このようなセット数がだいたい決められているかと思います。
更に効果を上げたい為に、紹介されているセット数よりも多くしたり、足にもっと負荷をかけたり、早く痩せたい為にやってしまいがちですが、ふとももなどの足の場合は控えましょう。
運動以外でふともも痩せを目指せる方法
運動やストレッチでふとももなどの足痩せを目指すと、逆に太くなってしまう可能性があるなら、運動やストレッチ以外でダイエットをしたいですよね。
運動やストレッチは最小限に抑えて(でも少しはしましょうね!)、他に何をすればふとももなど足を細くできるのかを見てみましょう。
冷え性を改善する
まず、何よりも最初にして欲しいのが『冷え性』です。特に女性は冷え性の人が多いと言いますし、スカートを履くことも多いので、どうしても足が冷えてしまいます。
食べ過ぎによる脂肪の蓄積だけでないふとももは、冷え性が原因で太くなっていることが多いです。血行が悪いとなれば新陳代謝も悪いですし、老廃物もどんどんたまってしまいます。
それらがセルライトという強い脂肪となり、足を太くするだけでなく、特別これが理由で体調不良にならなかったとしても、老廃物を溜め込んでいると思うとイヤですよね。
冷え性が酷いままですと、ダイエットをしても効果が半減してしまいます。まずは冷え性改善から始めましょう。中には冷え性を改善しただけで、足はもちろん、全体的に細くなったという人もいます。
- 寝る時も靴下を履く
- シャワーだけで済ませない
- 韓国料理がオススメ
私もシャワーだけ派だったのですが、ここ1か月は湯船に浸かるようにしています。また、たまたまでしたが最近キムチとチゲ鍋にハマっているんですね。冷え性が治ったとは言えませんが、たいぶマシにはなっています。
生姜も体がポカポカ温まりますしオススメです。
湯船のなかでマッサージ
半身浴がダイエットに効果ありというのは有名ですよね。シャワーだけで済ませるよりも、湯船にゆっくり浸かるのもダイエットには大切なんです。
湯船の中では足をマッサージしましょう。内ももなど、お肉が気になる部分を中心に全体的にモミモミするようにマッサージをします。ついでにお腹とかもマッサージしてしまえば良いですね。
また、入浴剤もオススメ。特にラベンダーなどの花の香りはリラックス効果も抜群。ゆったりと落ち着いた気持ちでマッサージができますよ。
足を閉じる習慣を作る
女性のみなさま、椅子に座った時の足、どうなっていますか?私、開いています(笑)
モデルさんやTVに映る女優さんたちは、足を閉じて斜めに座ってらっしゃいますね。アレが理想であり、普通なのですが、私はオヤジ化現象が起こっています。みなさんはどうですか?
無意識の内に足が開いてしまっているという、私のような人は要注意です。
1つ目の理由は足が太い為に閉じれない、もしくは閉じるよりも少し開いている方が楽になるということ。言い方を変えると、それほど太くなってしまっているという人です。
2つ目の理由は、足を閉じる筋力がないということ。多くの人はこちらのパターンだと思います。このパターンの人は、次の方法で改善できるかもしれません。
改善方法はとっても簡単。椅子に座っている時、足に何かを挟むだけです。挟んだものが落ちないように、両足を閉じてしっかり挟みます。ただこれだけです。
これが結構辛いです。私は足の筋肉は多いと自信がありましたが、内ももかな?全然使ってない筋肉があるのでしょう。数分後には「早く足を開かせてください!」と誰かにお願いしたくなるくらい辛かったです。
でも、この辛さは効果がある証拠です。使っていない筋肉を使っている証拠です。きっと、続けていると自然に足が閉じるようになるんです。
ふくらはぎなどには、あまりこの方法は効果はありません。ふとももはこの方法を続けているだけでも、細くなるそうですよ。
また、細さはそれほど変わらないにしても、足のラインがキレイになったという報告もあります。引き締まったということですね。
座った時の足の姿勢もよくなりますし、足痩せダイエットでも痩せにくい内ももにも効果がありますので、椅子に座った時には何かしら挟んでみてくださいね。