糖質制限中に食べてもいい王将メニュー!たまの外食だからと油断禁物

王将と糖質制限ダイエットについて、詳しい案内を行っています。

王将の場合、そもそもカロリー量、糖質ともに明らかにされていないことが多いです。

なので、どのような料理を食べたほうが良いのか、どのような料理を食べないほうが良いのか、そのことを明らかにしていく形で、どんなダイエット効果を受けられるのかについても、明らかにしていこうと思います。

全体的にカロリー高め!?王将のメニューのカロリー量は?

糖質制限ダイエット中の場合、王将など、中華料理店を訪れるのは億劫になるものです。また、王将のメニュー、カロリーが気になっている場合は、以下の表を確認してカロリー量の多さを良く理解してください。
メニュー カロリー
肉焼売(3粒) 250kcal
餃子(6粒) 350kcal
ニラレバ炒め 600kcal
天津飯(てんしんはん) 800kcal
もやし炒め 300kcal
炒飯 650kcal
油淋鶏(ゆーりんちー) 550kcal

王将でもそうですが、飲食店で料理を食べる場合、カロリー量が1食700~1200kcalほどになりやすいです。

なので、カロリー量が少ないメニューを知っているだけでも、無駄なカロリー摂取を減らすことができますし、ストレスなく楽しい食事を行えるようになります。

油を多く使う!早く食べないと糖質制限につながらない?

王将のメニューを確認するとわかりますが、中華料理店なので、ほとんどの料理が油っこいです。

また、油っこい料理ほどすぐに食べないといけません。というのも、ゆっくりと食べると以下のような問題が起きてしまうからです。

  • 油が酸化する
  • 味わいが悪くなる
  • 胃もたれしやすくなる

油が酸化するというのは、出来上がってから15分前後で起きやすいとされています。また、王将のような中華料理店は、素早く調理を行ってくれるイメージがあるため、良く加熱されたものが料理として運ばれてくるイメージもあります。

ですが、中華料理店のほとんどは、定まった調理時間を守ってマニュアル通りの調理を行っているだけです。なので、油が使い回されていないか、また、良く加熱されているのかが不透明なので、100%油の問題が起きないと保証されているわけではありません。

どちらにしろ、出来上がったものを素早くいただかないと、消化が遅くなってしまう問題が起きるため、会話などで時間を潰さないようにして、油っこい料理から素早く召し上がるようにしましょう。

このようにして食べていかないと、油が胃の中で消化されにくくなってしまい、糖質制限を行っていても、胃腸が気持ち悪くなったり、糖質の消化に時間がかかる胃腸となり、糖質が脂肪に変換されやすくなってしまいます。

あっという間に糖質制限が失敗!炭水化物は食べてはいけない!?

糖質制限ダイエットを行っている場合、炭水化物を含んだ料理を食べないようにしましょう。このような注意は、王将以外の料理店でも同じことが言えます。

また、炭水化物は以下の料理に多く含まれていますので、メニューから見分けることは難しくありません。

  • 米が含まれている料理
  • 粉が多く使用されているもの

米が含まれている料理とは、炒飯が有名ですが、他にも中華飯、天津飯なども該当します。天津飯は具材が多く使用されているため、体に良い食べ物のように思ってしまいますが、調理の工程で多くの油を使用しないといけません。

油も糖質制限ダイエット中は、摂取量を減らしたい成分の1つなので、天津飯も避けるようにして、その他のメニューを選択するようにしましょう。

ちなみに、ラーメンだけでなく、うどん、そばもいけません。ラーメンはカロリー量が多く、うどん、そばはカロリー量がラーメンより100~200kcalも少ないです。

そのため、うどん、そばは太りにくいと勘違いしてしまうこともありますが、胃腸で消化されにくい問題があるため、なるべく糖質制限ダイエット中は避けたほうが良いのです。

補足となりますが、ご飯1杯で糖質量は55g前後となります。つまり、炒飯、ラーメンなどを避けて、別のメニューを頼むのは良いことなのですが、別のメニューと併せてご飯を頼むのは良くないことなのです。

糖質制限は、1食の糖質の最大摂取量を、40g以下に抑えないといけません。そのため、ご飯1杯分ですでに最大摂取量を超えていることを理解し、ご飯は抜きにする、おかずは低カロリーのものを頼むようにするのが最善となります。

麺類も食べてはいけない!炭水化物並みの糖質が含まれている!

麺類にも多くの糖質が含まれていますが、ご飯と比較すると、やや麺類のほうが糖質が少ないです。

というのも、中華麺100gに対しての糖質は27.9gだからです。ですが、このような糖質となっていても、ラーメンなどは食べないほうが良いと言えます。

その理由ですが、以下の問題がラーメン、もしくはうどん、そばに含まれているからです。

  • 美味しいので食べ過ぎてしまう
  • 添加物を多く使っている可能性がある
  • 麺類の使用量は定まっていない

料理店は、美味しい料理を提供するお店として運営されています。そのため、健康を考慮して麺類の使用量を減らすことはありませんし、そのような注文に対応しているお店も少ないと思ったほうが良いです。

なので、お店によっては100g以上の麺類を使用しているところもありますし、糖質の摂取量が、50g以上になってしまうケースも珍しくありません。さらに、麺類だけでなくスープにも添加物、味わいの濃い調味料が使われているケースもあるため、実際は、簡単に50g以上の糖質を摂取してしまう可能性がある料理なのです。

王将のメニューから料理を選ぶ際も、米、粉が含まれている料理を外して、糖質制限中でも食べられるメニューを選択するようにしましょう。

糖質制限中!そんな時に食べても良い王将のメニューは?

王将のメニューの中から、糖質制限中でも食べられるメニューをピックアップしました。

食べても良い理由も案内しているので、美味しい料理を食べたいけれど、メニュー選びが面倒だと感じている人は、下の表を参考にして、自分に合ったメニューを見つけてください。

メニュー 食べても良い理由
餃子 ・糖質は皮に少量だけ含まれている
・油の使用量が少ない
・熱を長く蓄える
ニラレバ炒め ・糖質がほとんど含まれていない
・レバーには滋養強壮効果がある
・ニラは低カロリー
もやし炒め ・サッと油を使う程度で調理が終わる
・もやしは低カロリー
・調味料の量も少ない
カニ玉 ・具材の栄養バランスが良い
・あんが美味
・あんが熱を長く蓄える
豚キムチ ・ボリュームの割にカロリー量が少ない
・豚は高たんぱく質
・キムチに食欲増進効果がある
麻婆豆腐(まーぼーどうふ) ・油をほとんど使わない中華料理の1つ
・豆腐は高たんぱく質
・カプサイシンが多く含まれている
鶏の唐揚 ・油を使用する時間が短い
・鶏肉は低カロリー
・鶏肉は高たんぱく質

中華料理店は、王将以外も含めて、高カロリーの料理が多いイメージがあります。

ですが、料理の性質、栄養バランスを知っていると、ニラレバ炒め、もやし炒めのように、油の使用量が少なく、低カロリーの料理が存在することに気付きます。ニラレバ炒めのレバーは、多くのビタミンを摂取できる食材の1つです。

熱でビタミンの摂取量が減るわけでもなく、また、中華料理店の炒め物は油でサッと炒める技法を用いて、熱が下がりにくい料理になるよう調節されています。

これはカニ玉も同じなので、使用されている油分が少ない、さらに、温かいものを胃腸に送ることができるため、素早く胃腸で消化される利点まで存在します。ただし、食べ過ぎると胃もたれの原因になるので、これらのメニューを食べる際も、腹八分目を意識して食べたほうが良いでしょう。

豚キムチ、麻婆豆腐には多くの辛味成分、もしくは唐辛子に含まれるカプサイシンを配合しています。辛味成分、カプサイシンにはデトックス効果があるため、王将のメニューの中では、特に体に良い食べ物としてオススメすることができます。

・辛味成分、カプサイシンとは

舌で味わうと刺激を感じる成分の1種で、デトックス効果を生み出すことでも人気を集めています。

デトックス効果とは、体内に存在する老廃物であり毒素を、汗、尿に混ぜる形で排出する効果のことです。老廃物が溜まっている体は血流が悪くなりやすく、その影響で体が冷えやすくなり、むくみ、冷え性などの問題を抱え込むようになります。

特にカプサイシンの人気は高く、今ではカプサイシン入りドリンクまで開発、販売されているほどです。王将では、辛味成分、カプサイシンをふんだんに使用した料理も出しているため、糖質制限ダイエットをより良いものに変えるためにも、このような成分が含まれている料理を食べると良いでしょう。

注意すべき料理!実はこんなメニューも糖質制限と相性が悪い!

王将のメニューの中には、なんとなく糖質制限中でも食べられそうな、判断に困るメニューも含まれています。

具体的には、以下のメニューは食べないほうが良いメニューです。

  • 味わいの濃い料理(酢豚など)
  • 皮が厚い料理(春巻きなど)
  • デザート類

味わいの濃い料理の中には肉団子も含まれます。肉団子は、多くのたんぱく質を摂取できる食べ物なのですが、甘酢が使用されているので糖質制限中と相性が良くありません。

春巻きなどの皮が厚い料理も、皮そのものに多くの糖質が含まれているので、食べられるのは、餃子のような皮が薄い料理くらいだと思ったほうが良いでしょう。

それと、糖質制限だけでなく、体の健康をより良いものに変えたい場合は、バランスの良い食事を取るようにしましょう。例えば、以下のような食事バランスを考慮していると、王将のメニューを通じて、健康を改善できる可能性が高まります。

  • 赤身肉を食べる
  • 魚肉を食べる
  • 緑黄色野菜、豆類を食べる

赤身肉は、ステーキハウスなどを通じて有名になりました。糖質制限中に良い食べ物となっているのですが、赤身肉は高たんぱく質、ミネラル、ビタミンが豊富という特徴があります。

筋肉増強に良い効果があるだけでなく、疲労回復、ストレス減少の効果もありますし、強く噛まないと食べられない性質があるため、アゴが丈夫になる作用まであります。アゴが丈夫になると、唾液が良く分泌されるようになり、口腔内の清潔が保たれやすくなり、免疫力強化につながることも多くなります。

また、赤身肉ばかりではなく、魚肉も食べるようにしましょう。魚肉は青魚が良いと言われていますが、青魚には多くのアミノ酸が含まれている、DHA、EPAなど血流改善効果で期待されている成分が多いため、魚肉を食べると、血管の健康状態が改善されやすくなり、その影響で脂肪燃焼が促進されやすくなります。

アミノ酸は、体内のたんぱく質だけでなく、糖質とも深い関わりがあります。アミノ酸が使用されやすい体内環境では、余っている糖質も含めて脂肪燃焼が行われ、その影響で、太りにくい体質に近づくことができるのです。

緑黄色野菜、豆類は繊維質を摂取するためにも食べたほうが良いです。これは、肉類、魚肉ではあまり摂取できない栄養の1つで、繊維質を多く摂取している体は、胃腸の調子が安定するようになり、体内に溜まっている毒素、油分などをスムーズに排泄できる力を得やすくなります。

制限だけでは体に悪い!健康を害しない生活を続ける方法

王将のメニューに対して、色々と気配りをすることは大事です。

このような努力は、健康的な料理を食べられる努力でもありますし、なにより糖質制限ダイエットの成功にもつながります。

ですが、我慢してばかりではダイエットを続けられませんし、ストレスの影響で、肉体や精神を害してしまうこともあります。

なので、以下のようなテクニックも駆使して、糖質制限ダイエットを安全に続けることも大事です。

  • 適度に糖質を摂取する
  • クエン酸を摂取する
  • オリーブオイルを摂取する

人間の体のメカニズムを理解すると、糖質は敵という考え方を持つようになります。エネルギーとして使用されない糖質は脂肪に変換される、燃えにくい内臓脂肪になるため、糖質は徹底的に制限したほうが良いと、そのような考えを持ってしまうものです。

ですが、糖質は三大栄養素の1つですが、エネルギーの源であるのも確かです。なので、制限していて辛いと感じる際は、ソフトドリンクを飲むなどして、体力の改善、糖質の摂取バランスを改善したほうが良いでしょう。

体に無理をさせても目まい、集中力低下、ストレスが溜まりやすい体になるだけです。なので、適度に糖質を摂取することも、実は、糖質制限ダイエット中に学ばなければいけないことなのです。

それと、糖質を誤って多く摂取してしまった場合ですが、クエン酸で糖の吸収を穏やかなものに変えると良いです。穏やかに吸収される場合、その影響で糖質をあますことなく使用してくれるようになり、体内に脂肪が貯蓄される割合を下げることが可能となります。

クエン酸はスポーツドリンクに多く含まれているので、冷蔵庫の中にスポーツドリンクを1本だけ入れておき、必要な時は、スポーツドリンクからクエン酸を摂取するようにしましょう。

オリーブオイルの効果!メカブ、オクラも糖質制限に良い

健康のためにオリーブオイルを肉類、サラダに振りかけることも大事です。

オリーブオイルは、小腸の血糖値をコントロールするホルモンに影響を与えます。近年では、デトックス効果も注目されていますが、デトックス効果で体内の老廃物が減るのは、ホルモンに影響を与える作用があるからです。

ホルモンに影響を与えると、小腸が活発に動くようになり、体内に無駄に溜まっているエネルギーまで使用されるようになります。オリーブオイルは小さじ1杯分でも効果があるので、味わいを崩さない程度で振りかけると良いでしょう。

また、メカブ、オクラといった粘り気のある食品は、糖質をコーディングする作用があります。なので、ついつい糖質を摂りすぎてしまった際は、メカブ、オクラの入った料理も食べるようにして、糖質の調節を図ると良いでしょう。

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