マイナスカロリーダイエットって何!?痩せられるという噂の検証
痩せるというテーマについては老若男女、すべての人たちが憧れ、目指しているものです。
痩せると健康になりますし、見た目だって綺麗になります若くても年をとっても、ダイエットについてのテーマは永遠のようです。
従って、新しいダイエット方法が出たらみんな飛びつく訳ですが、今回は今ちょっとした話題になっている、マイナスカロリーダイエットについて考察したいと思います。
痩せていく効果のある食べ物を食べるだけでと良いというダイエットなのですが、そんな都合の良い食べ物なんて本当にあるのでしょうか。
マイナスカロリーダイエットは本当に効き目があるのか、調べてみました。
興味がある方は是非、最後までお読みくださいね。
斬新?!マイナスカロリーダイエットの基本的な考え方!
食べる食品には必ず個別にカロリーもいうものがあります。
例えば、りんご一つ80キロカロリーとか、キノコ類は0キロカロリーとかみんながカロリー計算に利用するカロリーです。
しかし、人間には体を動かすときにも必ずカロリーを消費します。寝ているだけでも内蔵はすべて動いている訳ですから、細胞が生きているというだけでカロリーは消費されているわけです。
当然、食べ物を食べるその行為に関してもカロリーの消費はあるわけです。
口を開いて、食べ物を舌の上に乗せて咀嚼する、飲み込む、消化する…最終的にはいらないものが排出される…それらの一連の当たり前に行っている何気ない動きにもカロリー消費があるわけですが、それを「消化カロリー」と呼びます。
消化するカロリーよりも食べるもののカロリーが低ければ、当然、消化するカロリーが残る計算になるわけで、余分な食べ物のカロリーはマイナスとなります。
そもそも自分の消化カロリーって一体どれぐらいなの?
一般的に食べ物のカロリーは、成分表示などですぐにわかります。
しかし、ここが一番の問題なのですが、なら、消化カロリーはどこでどのようにすればわかるんだという事です。
バナナ一つ食べると、それを消化するのにどれぐらいのカロリーが使われるのか…それがわからないとこのダイエットは失敗に終わります。
おそらく、消化カロリーは体格や内蔵の働きの違いなどで個人差もあるでしょう。
個人によって差違があるであろう消化するためのカロリーはおおよその数値があったにせよ、それが自分に当てはまらないのであれば、もしかしたら食べ物のカロリーの方が上回っている可能性だって否めません。
したがってこのダイエット方法は正直、成功するダイエットとは言えないわけです。
早い話、低カロリーの食品を中心にするという事
自分の消化するためのカロリー数はどれぐらいかわからないので、それより下回る食品を食べることがマイナスカロリーダイエットとするのであれば、早い話、低カロリーの食品を食べ続けることでそれなりの効果が出てくるということになります。
しかも、消化カロリーがわからないので、憶測になります。
低カロリーの食事をするのならば、なんら今までのダイエット方法と変わりません。
マイナスカロリーダイエットというそれらしい名前は付いているものの、低カロリーの食品を食べることで痩せるのであれば、当たり前なんです。
野菜をたくさん食べろ、海草ならばカロリーが少ない、ミネラルが豊富だから体に良いなどと言う情報ならば、殆どの人が知っています。
結論からして、自分の消化カロリーがわからないのであれば、マイナスカロリーダイエットなるものは成立し辛いです。
そして、結果的に単にカロリーの低い食べ物を摂取するダイエット方法ならば、とっくの昔からわかっている事なので、特に秀でた斬新なダイエット方法では無いという事になるでしょう。