筋肉質の人がうまく痩せる方法。肝は遅筋にあり!

ダイエットの悩み、人によってそれぞれだと思いますが、おそらく頑張っているのになかなか結果が出ないと嘆いている人が多いと思います。

その中でも筋肉質が悩みで、ダイエットをしてもうまく体重が減らなくて辛い思いをしている人もいるのではないでしょうか。

筋肉質の場合は、脂肪太りとは違ってダイエットをする方法も少し工夫しなくてはなりません。

筋肉太りの方がダイエットを成功する方法はどのような方法が一番良いのでしょうか。

その辺りについて色々と調べてみました。日々ダイエットを頑張っているものの…なかなか痩せることができないという方は最後まで読んで、参考にしてほしいと思います。

遅筋とは?!筋肉太りの方はここにヒントあり!

筋肉質でなかなか痩せられない…いわゆる筋肉太りと昔から言われている太り方で、筋肉が発達し、その分、面積が広く見えるんですね。

広く見えてしまう筋肉は、瞬発力がある速筋という筋肉が発達しているんです。

速筋は、例えば重たい荷物を持ち上げたり、急な階段を駆け上がったりすることが出来る筋肉で、その部分に働きかける筋肉が発達してしまうと、どうしても太って見えてしまいます。

その様な方の場合のダイエット方法は、速筋ではなく、遅筋と言われる部分を鍛えるようすると効果的なんです。

因みに遅筋とは、持久力を司る筋肉の事で、この部分は鍛えても多少の変動はあるものの、太くなったり、面積が広くなったりはしません。

マラソンランナーはあれだけの長い距離を走りますが、ふくらはぎや太股が発達し、太くなっている人は皆無ですよね。

要するに持久力を司る遅筋が鍛えられているので、あれだけ足の筋肉を使っても太くならないんですね。

筋肉質でなかなか細く見えないと言う方は、遅筋を動かすことを意識して運動しましょう!

焦らない!ゆったりと長く動く有酸素運動で遅筋を鍛えよう!

遅筋を鍛える方法はいくつかあるのですが、一番有名なのは有酸素運動です。

有酸素運動をしながら、ゆっくりと焦らずに遅筋を鍛えていきましょう。

そして、一番簡単に遅筋を鍛える方法は、腹式呼吸です。意外と思われるかもしれませんが、これがとても効果があるんです。

まずは体の中にたっぷりの酸素を取り込みます。

鼻からたっぷり息を吸って口から息を吐きましょう。

この時、お腹がへこんでいくのが分かると思いますが、その時に意識してさらにへこませるようにしてみてください。その状態で10秒間キープしてください。その間もちゃんと息をすることが重要です。

この状態をドローインと言います。

このドローインは体の奥にある深層筋を効果的に鍛えることができますので、筋トレとして普段から繰り返し行なっている人が多いんです。

また、ドローインは座っている時、立っている時、仕事をしている時、そして寝る間際等、場所を選ばず時間を選ばず、やろうと思えばいつでもやることができます。これも嬉しいですよね。

このドローインを習慣化することができれば必ず体は変わってきます。ただ、お腹をへこます時に力を入れすぎて息が止まってしまうと、有酸素運動になりません。

必ず鼻からゆったりと吸って、口からゆっくりと出すようにして、常に呼吸する事を忘れないようにしてください。

息を止めて力を入れた無酸素運動にしてしまうと、酸素が体の中に取り込めず、脂肪燃焼に繋がりません。

有酸素運動は効果的に酸素を体の中に取り込み、脂肪燃焼を促す運動になりますので、この部分を忘れないようにしてください。

これも家で出来る!スーパーマンのポーズも遅筋発達に効果的!

もう一つ遅筋を鍛えるのにとても効果的なポーズがあります。

まず、うつ伏せになり手と足を伸ばし、背中の筋肉を使って上体を反らします。

スーパーマンが飛んでいるイメージ、そんな感じで手を前に伸ばして上体を反らしてみましょう。この時、背筋を意識してみてください。ここがポイントになります。

ゆっくりと息をしながら上体を反らしてゆっくりと元に戻す…この工程を10回程度繰り返してやってみてください。

途中で、きついなと思ったら無理をせず、出来る範囲で構いません。この時も必ず呼吸をしながらエクササイズを行ってください。上体を反らしながらゆっくりと大きく息をする…これが有酸素運動となるポイントです。

しかしこのポーズも普通ではやり慣れないポーズですので、無理をすると息苦しくなったり、ちょっとしためまいを感じたりする方もおられるようです。

いくら遅筋に効くからといっても、自分に合うトレーニング、合わないトレーニングがありますので合わないなと思ったら無理をせず、他の遅筋を鍛えるトレーニングを取り入れるようにしてください。
 

ポイントは体の中の大きな筋肉に重点を置いて鍛える事!

ダイエットをするためのポイントは、出来るだけ体の中の大きな筋肉を鍛えさせることがとても大切になります。

よく何十回も腹筋運動をしている方がおられるのですが、腹筋自体はとても薄く、大きな筋肉の部類には入らないんだそうです。

体の脂肪燃焼などを期待するのであれば、腹筋などではなく、お尻から太ももの筋肉、そしてふくらはぎにかけて鍛える方が効果的になるんです。

そしてこの部分の遅筋を育てることによって、素晴らしく引き締まった体が出来上がります。

またダイエットするならば背中の筋肉に注目するのも良いでしょう。背中の筋肉も大きめですので、こちらをしっかりと鍛えることによって基礎代謝が上がりやすくなり、痩せやすい体を作ることが可能です。

上記のスーパーマンのポーズも上体を反らしてキープしますので、背筋に力が入りますので、効果的です。

本当は体についているあらゆる部分の筋肉を鍛えることが一番良いのかもしれませんが、そうなると本格的にスポーツジムに通い、トレーナーに見て貰わなければならない部分が大きくなります。

そうなるとお金もかかってきますし、ジムに行く時間も確保しなくてはならなくなります。

身体全体の筋肉をパーツごとに分けてトレーニングするには時間がかなりかかってしまいますので、それならば家で体の中の大きな筋肉を鍛える事に特化した方が、お金もかからず、効率よくダイエットする事ができるということになります。

オススメはスクワット!ゆっくり行い遅筋を増やそう!

太ももやお尻などの筋肉を最大限に使う筋トレは、ズバリスクワットになります。

海外では痩せたければスクワット!というぐらいメジャーなエクササイズで、スクワットをすることで下半身の大きな筋肉をしっかりと使い、基礎代謝をあげるようにして太りにくい体を手に入れます。

ドローインやスーパーマンのポーズにプラスしてこのスクワットを取り入れるとより早く痩せ体質を手に入れることができるでしょう。

筋肉質の方は遅筋を発達させるためにも、スクワットもゆっくりと大きく呼吸しながら行なってください。

太ももや太ももの裏の筋肉をしっかりと使いながら大きく息を吸いそして吐き、トレーニングしましょう。

そうすることで遅筋が発達した筋肉に変わっていくはずです。

もちろん、すぐには効果は出ませんが一か月程度継続すると必ず体は変わってきます。

すぐに効果が出ないからと言って、諦めないようにしましょう。

まとめ!筋肉質の方だって遅筋を鍛える事で痩せられる!

いかがでしたか。

筋肉が発達して幅広く、一生懸命色々なダイエットをしているのにも関わらず、なかなか効果がないという方は遅筋を発達させるように必ず呼吸を大きく繰り返しながら、たっぷりの酸素を取り込むように意識して、繰り返し筋トレをしてみてください。

正直、少し時間はかかるかもしれませんが、少しずつ必ず体は変化が起きてきますので、諦めずにトレーニングが習慣化するよう、頑張っていきましょう!

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