骨盤の歪みと下半身太りの関係性とは?ダイエットの鍵は筋力UP!

ぽっこりお腹=骨盤の歪みが原因。この図式は正しいとは言えません。骨盤の歪みと下半身太りに直接的な因果関係はないからです。

ただし、骨盤の歪みが太りやすい身体にしている可能性はあります。骨盤が歪むのは骨盤を支えている筋肉の力が低下しているからです。筋力の低下は内臓の位置の引き下げの原因ともなります。

内臓の位置が下がると血管やリンパ腺が圧迫され、血流が悪くなります。その結果、むくみやすくなったり、代謝が悪くなったりしてしまいます。

骨盤矯正には直接的なダイエット効果はありません。しかし骨盤矯正で筋力を増強することができれば、太りやすい身体を改善することができるでしょう。

骨盤の歪みの原因は筋肉にある!?骨盤の歪みの原因とリスクについて

そもそも、なぜ骨盤は歪んでしまうのでしょうか。骨盤が歪む原因と、骨盤の歪みによって引き起こされる症状について説明します。

骨盤が歪む4つの原因

まず1つ目が普段の姿勢です。猫背だったり、デスクワークで長時間前屈みでいたりすると、不自然な状態のクセが筋肉についてしまいます。間違った方向に筋肉のクセがついてしまうと骨がそちらへ引っ張られてしまいます。これが骨盤の歪みに繋がります。

足を組む、片足に重心をかけて立つなど、身体の左右どちらかに力をかけることも不自然な筋肉のクセづくりの原因となります。これが骨盤が歪む2つ目の原因です。骨は筋肉によって支えられています。筋肉にクセがつくと骨の傾きにもクセがつき、結果として骨盤が歪むこととなってしまいます。

3つ目の原因は骨盤を支える筋肉の低下です。骨盤を正常な位置に保つ筋力が下がってしまったら、骨盤は支えを失い、歪んでしまいます。筋肉と骨盤の関係は切っても切り離せない関係なのです。

最後の原因は妊娠・出産によるものです。赤ちゃんを産むために、妊娠すると女性の身体は少しずつ骨盤が緩み始めます。出産後、開いた骨盤は元に戻ります。しかし靱帯が緩みすぎていると、骨盤が歪んだ状態で縮み、固まってしまいます。緩んだ靱帯を支えようと筋肉が不自然な状態で強張ってしまっているからです。

骨と筋肉は密接に関係しています。骨盤の歪みの原因はすべて筋肉にあると言えるでしょう。

普段の姿勢が猫背で背が曲がっている、毎日デスクワークを5時間以上している、運動不足気味の方は、骨盤が歪んでいる可能性が高いので気をつけてください。

骨盤が歪むとむくみ・冷え性・代謝の低下が起こりやすい

骨盤が歪んでいると身体に不調が出やすいです。むくみや冷え性、代謝の低下が主な症状として挙げられます。

これには骨盤を支える筋力の低下が関係しています。

小腸、大腸、肝臓、腎臓などの臓器も筋肉によって支えられています。骨盤を支える筋肉が落ちるとこれらの臓器も支えを失い、歪んでしまいます。

内臓が歪むと血管やリンパ腺が圧迫されます。血流が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなるので、むくみや冷え性が起こりやすくなってしまうのです。

筋力の低下は直接的に代謝機能の低下にも繋がります。代謝が悪くなるとエネルギーが消費されにくくなり、太りやすい身体になってしまいます。

骨盤の歪みが下半身太りの直接的な原因とは言えませんが、骨盤が歪んでいる人は下半身太りする可能性が高いと言うことはできるでしょう。

ダイエットするなら筋肉強化をメインに!筋力UPで骨盤歪みも解消

骨盤が歪んでいると太りやすい身体になりやすいですが、骨盤を矯正するだけではダイエット効果は期待できません。

その理由と、ダイエット効果以外に見込める効果について説明します。

骨盤を矯正しても筋肉がないと歪みは再発する

骨は靱帯と筋肉によって支えられています。筋肉が落ちると骨盤が歪むのは、骨盤を支える筋力が足りなくなるためです。

そのため、いくら骨盤の矯正をしても、筋力がなければすぐにまた骨盤は歪んでしまいます。骨盤の歪みを直すには筋肉の強化が必要不可欠です。

骨盤ダイエットで痩せたという口コミを目にしました。これは骨盤を動かしたことによって筋肉が強化された結果だと思われます。骨盤矯正がダイエットを成功に導いたわけではありません。骨盤矯正の工程で筋肉が補強され、代謝が向上し、痩せやすい身体になったのでしょう。

マッサージや整体で骨盤だけを矯正しても根本的な解決にはなりません。原因は筋肉にあるからです。筋肉を強化し、元の筋力を取り戻すことができれば、自然と骨盤の歪みは直ります。筋力があれば代謝の改善にも繋がります。

ダイエットをするなら骨盤矯正を目的とするのではなく、筋肉をつけることを目的にしてエクササイズを行うといいでしょう。真の原因に向き合えばダイエットも成功するはずです。

筋力UPによって見込めるその他の効果

骨盤周りの筋肉を強化することで、下記4点の効果も期待できます。

  • 血流促進による冷え性改善
  • 内臓位置修正による便秘解消
  • 筋肉の緊張解消による腰痛改善
  • スムーズな股関節稼働によるO脚・X脚の改善

骨盤を支える筋肉が落ち、内臓が歪むと冷え性になりやすいと説明しました。そのため、筋力を取り戻して内臓を元の位置に戻すことができれば冷え性を改善することができます。

内臓の歪みが便秘を引き起こしている場合もあります。大腸や直腸が歪み、つぶされてしまうと、正常に動けなくなってしまうからです。内臓が元の位置に戻れば便秘の解消も期待できます。

筋肉が不自然な状態で緊張し、骨盤が歪むと腰痛を感じる人もいます。筋肉を強化すれば骨盤の歪みを解消できるので、腰痛を解消することもできます。

O脚・X脚は股関節の筋肉を強化することによって改善できます。筋肉がつき、スムーズに股関節が稼働するようになれば、足の骨の歪み解消も期待できるでしょう。

骨盤を動かすエクササイズで筋力UPを目指す

骨盤の歪みを直してダイエットを成功させるためには、骨盤周りの筋肉を鍛える必要があります。そこで骨盤を動かして筋肉をつけるエクササイズをご紹介します。その名も、骨盤スクワットです。

骨盤を動かすエクササイズは様々あります。その中でも簡単に行えるのが骨盤スクワットです。がに股の状態と内股の状態でスクワットを行うだけの簡単なエクササイズです。

■がに股スクワット
両足を肩幅に開き、つま先を外側に向けます。背筋を伸ばし、息を吐きながらゆっくり膝が135度になるまで腰を落として、立ち上がります。10回×2セットを目安に行ってください。
■内股スクワット
両足を肩幅に開き、つま先を内側に向けます。背筋を伸ばし、息を吐きながらゆっくり膝が135度になるまで腰を落として、立ち上がります。10回×2セットを目安に行ってください。
腰を落とすとき、お尻を突き出すようにしてしゃがむのがポイントです。横から見て、膝がつま先よりも前に出ないようにしてください。膝を痛める原因になってしまいます。

負荷の高い運動の方が消費エネルギーは高くなります。しかし続けられなくては意味がありません。強度の低い運動でも、1~2ヶ月続ければダイエット効果も高くなります。

実際にやってみてキツいと思った人はスクワットの回数を少なくするといいでしょう。10回×2セット行うのは慣れてきてからで問題ありません。継続を意識して取り組んでみてください。

筋肉をつけて太りにくい身体に!骨盤の歪みともおさらば

骨盤が歪むのは骨盤を支える筋力が低下しているからです。筋力の低下は太りやすい身体の原因ともなります。

下半身太りしているのは骨盤が歪んでいるからとは言えません。しかし、下半身太りしている人で骨盤が歪んでいる人が多いのは事実です。骨盤の歪みと下半身太りに直接的な因果関係はありませんが、どちらも筋肉の衰えによるものという共通点はあります。

筋肉がなければ人間は生きることができません。心臓も筋肉の力を使って動いているからです。筋力の衰えが直接身体の不調に繋がることもあります。

骨盤が歪んでいると感じている人は、まずは骨盤周りの筋力を上げることを意識してみてください。骨盤の歪みが直るだけでなく、太りやすい身体から脱却することができるでしょう。

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