日本人は内臓脂肪がつきやすい?日常生活での内臓脂肪の減らし方

別に太って見える訳じゃ無いんだけれど、お腹周りや腰が大きくなる。それほど、太ったように見えないのに去年のズボンやスカートが入らない。実は、ウエスト周りがヤバい! そんなあなたの肥満の原因は、ひょっとしたら内臓脂肪かもしれません。内臓脂肪とは、何か? 内臓脂肪を減らす方法や増やさない方法をご案内します。

内臓脂肪とは?

そもそも、内臓脂肪ってなに? と、疑問に思っている人がいるかもしれません。まず、内臓脂肪について説明をしましょう。

内臓脂肪と皮下脂肪

脂肪は大きく分けて、皮下脂肪と内臓脂肪とあります。

内臓脂肪は、内臓の周囲。あるいは、腸間膜などにつく脂肪で外見には出ません。内臓脂肪による肥満は、お腹や腰が大きくなるためにリンゴ型肥満と言われます。

対して、皮下脂肪とは皮膚組織に蓄積する脂肪です。太ももやお尻など下半身がふりやすく、一見して太っていると認識される肥満です。これで太る人は、洋ナシ型肥満と言われます。

生活習慣やホルモンの違いで、内臓脂肪は男性に多く、皮下脂肪は女性に多いと言われています。

とは言え、女性だから内臓脂肪で太らないというわけじゃありません。もちろん、太っている原因が、内臓脂肪だから悪い。と、言うわけでもありません。

ただ、一般的な女性向けの肥満解消は皮下脂肪を想定したものが多い可能性があります。

内臓脂肪による悪影響

一見して見えないなら、良いか。と、思っている人はいませんか?

それは、駄目です!

内臓脂肪が増えれば、いろんな病気になる可能性が上がるのです。高血圧や糖尿病といった、中々に治らない厄介な病気もその内臓脂肪が原因だったりします。健康も考えると、やはり内臓脂肪による肥満も解消した方が良いでしょう。

内臓脂肪は健康にも悪影響を与えます。

内臓脂肪が増える理由

どうして、内臓脂肪なんて増えるの?

そんな疑問があるかもしれません。それでは、増える理由について説明してしまいます。

増える理由は簡単に説明すれば、過食と運動不足です!

実は日本人は内臓脂肪が増えやすい!

日本人は元々は、野菜中心の食生活をしていました。実際に和食などを見て見ると、野菜が多くタンパク質はお魚が多いでしょう。そのために、肉を好んで食べていた欧米の人に比べると消化器官の腸が長く、内臓脂肪が付きやすい体をしているのです。

とは言え、女性は実は女性ホルモンの関係で皮下脂肪は付きやすいですが内臓脂肪はやや着きにくくなって言えるのです。

内臓脂肪を増やさないコツ

内臓脂肪について解ったら次に増えない方法を考えましょう。

減らす方法が知りたい。と、思っている人もいるかも知れませんが、増やさなければ減らすのはもっと簡単になります。

増えない方法を知っておいて、損はありませんよ。

規則正しい三食の食事

増やさないコツの基本は、なんといっても規則正しい食生活。なるべく、食生活を見直して見ましょう。ダイエットの基本は食生活です。

ダイエットに断食というのがあります。確かに、断食も効果があるかもしれません。けれど、断食は素人が行うと危険を伴います。ちゃんと専門の人が見てくれるなら、良いかもしれませんがそうじゃないなら、止めておきましょう。

人間は空腹を感じると、次に入って来た食事を出来るだけ吸収しようとします。生きていくために、エネルギーを貯蓄しようと脂肪にするのです。

得に夜間の食事は控えましょう。最も脂肪になりやすいのです。普通のダイエットでも夜食は厳禁なのはこれが理由です。

食べ物に気をつけよう

三食食べるなら、好きなものを好きなだけ食べて良いと言うわけではありません。

揚げ物やアルコールは、内臓脂肪の原因です!

なので、お酒を毎晩、飲んでいる。そんな人は、お酒を飲む量を減らす。あるいは、休肝日を作るだけで内臓脂肪が減るきっかけとなります。

あるいは、揚げ物が好きな人は揚げ物を食べる量をへらしてみてはどうでしょうか? あるいは、最近では油であげない揚げ物や油を流すサプリメントやお茶などがあります。

それらを併用してみるのも一つの手段です。

ただし、それに過信してはいけません。あくまで、そう言ったのは補助の手段であり万能では無いのです。

基本としては、脂質が多いものは控えて食物繊維がたっぷりとある野菜を食べる事をオススメします。

また、動物性ではなく食物性タンパク質を優先してとってみましょう。

【オススメの食材】

  • ビタミン、ミネラル、食物繊維たっぷりの緑黄色野菜やオクラに山芋
  • 肉の代わりに低カロリーな海草にキノコにコンニャクや豆腐

また、果物や間食の取りすぎに気をつけましょう。

朝はしっかり、夕食は控えめに

夕食の時間帯は、体が脂肪をため込む時間なのです。また、夜は基本的には食べた後はしばらくしたら眠るのであまり、活動をしません。なので、夕食は食べないのも駄目ですが控えめにしましょう。

逆に朝食は、しっかりと食べましょう。なぜなら、朝は一日の活動時間です。ダイエットをしているから、野菜ジュースやパンだけと言う食生活では空腹を感じて、脂肪をため込んでしまいます。

理想としては、活発に活動する朝と昼はしっかりと食べて夕食を控えめにする事です。

サプリメントやダイエット食品なども、朝ご飯にするよりも夕ご飯にすることがオススメです。もちろん、使用説明書を読んで正しく使う事が大切です。

内臓脂肪を落とす方法

増やさない方法が解ったら、次は減らすだけです。内臓脂肪の落とし方は、とても簡単です。毎日の食事や運動で落としていくのです。

内臓脂肪や尽きやすいけれど、落としやすいので日々の生活に気をつけていれば、大丈夫です。

有酸素運動で内臓脂肪を燃やせ!

内臓脂肪を燃やすには、有酸素運動が一番です。

実は内臓脂肪は、一度着けば自然には落ちません。運動しなければ、燃焼せずにずっとついてきます。また、運動を続ければ新陳代謝が欲なり、効率的に内臓脂肪が減ります。

最も簡単な方法は、歩く事、つまりウォーキング!

ウォーキングは、お金もかからずすぐにでも始められる方法です。

たとえば、買い物に行く時、普段は車で行くんだけれど歩いて行く。あるいはエレベーターやエスカレーターを使わず、階段を利用する。そんな些細な事でかまいません。

ただ、普通に歩くだけではあまり効果はありません

早歩き程度の速さで移動すれば、脂肪が燃焼しやすくなります。

また、二十分程度ではあまり意味が無いので三十分から一時間程度は歩いた方が良いです。

ただ、肩で息するような激しい運動をしなくても良いです。

むしろ、テンポ良く呼吸を続ける程度がベストです!

毎日歩く時間がないなら、水泳をしてみよう

有酸素運動は基本的に長時間やる事が基本です。けれど、水泳は有酸素運動ですが、短い時間で全身を動かす事が出来るので消費カロリーがとても多いのです。

なので、内臓脂肪を燃やすのにとてもオススメです。

時間がないなら、時間がある時に泳いでみれば内臓脂肪を燃やす事が出来ます。

基本を振り返ります

長々と説明をしましたが、内臓脂肪を落とす基本は簡単です。

  • 一日、三食のバランスの良い食事
  • 油やお酒はほどほどにしておく
  • 健康的な運動を心がける

ダイエットで基本的に言われる事ばかりと思われますが、やはり基本として何度も言われるのが最も大切な事なのだと思います。

内臓脂肪は見えにくいですが、健康に悪いので気をつけましょうね。

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