ししゃも足の原因は歩き方!?正しい歩き方と血行促進法で改善!
女性にとって足はきれいに見せたい場所でもあり、露出の多い服装では足は見せ場になることが多いです。
足をきれいに見せるためには日ごろのケアは欠かせませんが、足について気を付けないと「ししゃも足」になってしまいます。
ししゃも足とは、その名の通りししゃものように見える足で、ふくらはぎが目立って太くなった足のことを指します。
ふくらはぎがかなり目立ってしまうと、ワンピースやスカートなど女性らしさを表す服装では、ししゃも足に目が行きがちです。
ししゃも足を改善するにはその原因を知り、改善するための方法を実践することで、きれいな足にすることができます。
筋肉が影響?ししゃも足になる原因
ししゃも足はふくらはぎがししゃものお腹のように膨らんで見えることからいわれますが、実際にそうなる原因は何でしょうか。
ししゃも足のようなふくらはぎのふくらみは、足の腓腹筋とヒラメ筋という2つの筋肉が大きく関係しているといわれています。
腓腹筋はふくらはぎの外側と内側にある筋肉で、ヒラメ筋は深層でふくらはぎ全体に広がる筋肉で、血液を心臓に送り返すポンプの役割があります。
腓腹筋とヒラメ筋の違いは筋肉の構造によるもので、腓腹筋は速筋が多い筋肉で、ヒラメ筋は遅筋が多い筋肉です。
速筋は鍛えると太くなり、体の表面にあるため鍛えるとふくらみが目立ち、遅筋は鍛えても太くなりにくい性質です。
両者の筋肉の付き方や太りやすさの違いによって、腓腹筋が強くなってしまうと、ふくらはぎが太くなるししゃも足になりやすくなります。
足の筋肉は日ごろから使用する頻度が高いので、今回のことを知っておくと、ししゃも足になったときに改善の役に立ちます。
脂肪の蓄積によるものなら、ストレッチや運動によるダイエットを行うことが大事で、脂肪を落とさなければなりません。
筋肉を和らげるために!ししゃも足を改善するストレッチ
ししゃも足を改善するためには、太くなった原因である腓腹筋を減らすことが重要になり、ヒラメ筋を使うことが大事です。
こうした取り組みでも改善できますが、ちょっとしたストレッチを行うことでも、ししゃも足を改善することができます。
筋肉の疲労を和らげ、固くなったふくらはぎを柔らかくして血流を良くするために、たまった老廃物を流すリンパマッサージが効果的です。
まず足指の付け根から甲に向かってこぶしで押しほぐし、次に足指の付け根から指先に向かって関節ごとに押しほぐします。
その後は足首をふくらはぎ側からつかむように抑え、足首からひざ裏に向かって両手で交互にさすり上げ、リンパ節のあるひざ裏ももみほぐします。
太ももは手のひらを使って軽く抑えながら足の付け根に向かってさすり上げ、足の付け根あたりのそけい部も親指でもみほぐします。
これらの一連の動作を片足で5回行い、両脚で合計10回行うことで、リンパ液の流れをよくしていきます。
リンパマッサージを行うときは、クリームやアロマオイルなどを使用することがおすすめで、お風呂上りに行うとより効果的です。
筋肉を正しく使う!ししゃも足を改善する歩き方
ししゃも足を改善するためには、足の筋肉を正しく使うことが最善の方法で、姿勢や歩き方を見直すことで改善できます。
足の筋肉を正しく使わずに歩き続けると、足の筋肉の付き方が正しくないものになり、結果的にししゃも足になってしまいます。
正しくない歩き方は日本人がよくやりがちなもので、体重が後ろ側にかかり膝が前に出る歩き方で、ふくらはぎの負担が大きくなることで太くなります。
こうした歩き方以外にも、内股やがに股といった姿勢でも腓腹筋に働きかけてしまうので、足が太くなってしまいます。
大事なのは、太くなりやすい腓腹筋に負担をかけない歩き方をすることで、正しい歩き方でししゃも足を改善します。
足を前に出した時に、腰から上の重心を前へ移動させることで、体への負担が少なく、美しい歩き方になります。
ししゃも足を改善するためには、腓腹筋に負担をかけないようにすることが大事で、正しいストレッチや歩き方によって改善できます。