ダイエットにしめじを摂り入れよう!確実カロリーダウンの方法
ダイエットのために辛い運動を行いたくない場合は、食事の工夫を行って健康的なダイエットを目指したほうが良いでしょう。
また、比較的簡単な食事ダイエットの中には、しめじを用いたダイエット方法も存在しますので、今回はしめじで痩せられる理由、痩せるために知っておいたほうが良いことを、まとめて案内させていただきます。
悪玉菌の増殖を抑えてくれる!意外と摂取不足になりやすい食物繊維
- 食物繊維
- ビタミンB群
- ビタミンD
- βグルカン
健康を特集しているテレビ番組では、食物繊維の重要性を説いているものが増えてきました。
その理由ですが、日本人のほとんどが食物繊維不足に悩まされているからです。以下のような要因もあり、現代人はあまり食物繊維を摂取しない生活を続けています。
- 食の欧米化が進んでいる
- 食事回数が少ない人が増えている
- 食事制限ダイエットの流行
食物繊維の摂取量が少ない場合も、ダイエット効果を得ながらダイエットを続けることは可能です。ですが、以下のような健康被害に遭ってしまう可能性が高まるため、それほど魅力的なダイエット方法ではありません。
- 便秘症
- 肥満症
便秘症にかかってしまう理由ですが、食物繊維は、腸内で消化しきれていないものをまとめる作用があるからです。食物繊維の摂取量が少ない人ほど、便秘の回数が多くなる、排便の量が少なくなるなどの問題を抱えてしまい、結果的に太りやすい体質になってしまいます。
そのため、運動をしているのに痩せられないなど、ダイエットが上手くいかない人は、しめじなどのきのこ類を食べたほうが良いのです。
代謝の底上げに必要!美肌、血流改善でも役立つビタミンB群
ダイエッターの間で話題になっている栄養成分の中に、ビタミンB群が良く含まれるようになってきました。
というのも、ビタミンB群を良く摂取している生活を続けていると、以下のような健康効果を得られるようになるからです。
- 糖質の代謝量が上がる
- 脂質の代謝量が上がる
- 筋肉の代謝量が上がる
ビタミンというと、肌、細胞などを保護する作用があることで有名なため、ダイエットとの因果関係を知らない人が多いです。
ですが、ビタミンB2、ビタミンB6には代謝量を改善してくれる作用があり、代謝量が上がるに連れて痩せやすい体質になります。そのため、ビタミンも含めてバランスの良い食生活を送っている人ほど、健康的で明るい毎日を過ごせるようになるのです。
また、前述の肌に対する作用もあるため、アンチエイジング効果を得ることもできます。その他の効果では、血流改善効果も期待できますので、体力不足などの問題を解消したり、疲労が蓄積しづらいストレスに強い体を得ることも可能です。
子ども、女性にとって大事な栄養成分!ビタミンDの主な健康効果
そのビタミンこそがビタミンDです。ビタミンDは、現代の子どもの体の弱さから注目されるようになり、以下のような健康効果を得るために、あえてビタミンDが多いしめじのような、きのこ類を食べるようにしている子どもが増えてきました。
- カルシウムの吸収を助ける
- 骨が丈夫になる
ビタミンDは、紫外線を20分前後浴びる程度でも発生します。ですが、今の時代ではインドアの生活に慣れきっている人が多く、その影響で、子どもだけでなく若い女性の中にも、骨、髪などの成長に問題がある人もいるのです。
ビタミンD不足が長く続く生活を繰り返していると、その影響で骨折しやすい体になることもあれば、運動そのものを嫌がるようになってしまうこともあります。
髪の場合、薄毛などに悩まされることもあるので、美容においてもビタミンDは重要な栄養成分なのです。また、ビタミンDは大量に摂取しないといけないわけではありません。
なので、しめじなどのきのこ類が苦手という人は、ビタミンD配合のサプリメントから、ビタミンDを摂取するだけで問題ありません。
話題のβグルカン!きのこに多く含まれている栄養成分
きのこ類に多く含まれている栄養成分こそが、βグルカンという話題の栄養成分です。
以下のような健康効果を秘めているため、βグルカンが豊富なしめじを食べていると、高いダイエット効果を得られると言われるようになりました。
- 食物繊維の一種として作用する
- 免疫力を高めてくれる
- アレルギー、花粉症を緩和する
食物繊維は、腸内に溜まっているものを丸める作用があるのですが、βグルカンは、こちらの作用が強いという特徴があります。そのため、長く便秘に悩まされているなど、人には言えないダイエットの悩みを抱えている人ほど、有用な栄養成分とされています。
免疫力を高める効果もあるので、ストレスなどで体調を崩しやすい、このような悩みを抱えている人にもオススメです。注意点として、いつ食べてもβグルカンの効果を得られるわけではありません。
食物繊維を少しでも多く腸に届けたい場合は、空腹時に食事を取るようにしたほうが良いです。これは、溜まっている便秘にも有効な手段とされているので、お通じ改善を期待してしめじを食べる際は、このようなことにも注意しましょう。
美味しいしめじの選び方!一緒に食べたほうが良い食材は何?
スーパーでしめじを購入する際は、ぶなしめじを購入すると良いでしょう。
というのも、以下のような利点がぶなしめじにはあるからです。
- ほんしめじに比べて安い
- 1人用、家族用のパックが存在する
- 他のきのこ類と栄養成分に大きな差が無い
しめじの良いところは、栄養成分に大きな差が無いため、無理をして良質なきのこ類を探さなくても良いところです。
ただ、どのようなぶなしめじであっても良いわけではありません。変色しているもの、先端部分が柔らかすぎるものは選ばないようにしましょう。
このような特徴を多く抱えているぶなしめじほど、栄養成分が豊富ではない、すでに傷んでいるという問題が挙げられるからです。後、ぶなしめじの中には肉厚なものもありますが、肉厚なものほど栄養成分が多いわけではありません。
カサの部分が大きいため、肉厚に見えるぶなしめじもありますので、こちらも覚えておき、食べきることが可能なぶなしめじを購入するようにしましょう。
また、しめじの健康効果を高めたい場合は、にんじん、白菜も食べるようにしましょう。にんじんには多くのビタミンが含まれていて、白菜には豊富なビタミンCが含まれているからです。
これにより、1回の食事で得られるビタミン量が増えますので、内臓の働きなどを改善できる、お通じなど胃腸の問題も解消しやすくなります。
しめじを美味しく食べる方法!美味しく食べてキレイに痩せられる
野菜のほとんどに言えることですが、ラップを用いて冷蔵保存を行うようにしましょう。
余ったしめじを、そのまま皿の上に置いておくだけ、もしくは冷蔵保存を行うだけでは味わいが下がってしまいます。
それと、しめじは結構傷みやすい部類の食材なので、調理で余った分は素早く保存したほうが賢明です。
補足となりますが、しめじに含まれているカロリー量は、100gに対して18kcalしかありません。そのため、しめじを食べ過ぎると太ってしまうこともないので、むしろ摂取カロリー量が少なくならないように、調理を行う際は肉類も多く使用するなどして、調整したほうが良いかもしれません。
また、しめじがダイエットに向いているのは、なにも低カロリーで栄養豊富だからではありません。
以下のような調理に向いている食材であり、風味、味わいともに優れているため、ダイエット向きの食材と言われることが多いです。
- 煮物
- 鍋物
- スープ
- パスタ
近年では、ダイエットのために鍋物を食べる女性が増えてきました。鍋物の場合、具材にもよりますがカロリー量が少なく済み、野菜中心の鍋物であれば、カロリー量が500kcalを切ることのほうが多いです。
鍋物の場合、少し冷まさないと食べられない熱さであることも、ダイエット向きと言われている理由です。
食事は時間をかけて行うほど、胃腸の負担が下がるようになっています。鍋物は、自然体で食事を行っていても、いつの間にか時間をかけてゆっくりと食べることが多く、繊維質が豊富な野菜を食べていると、お腹の中に溜まっている宿便のような便についても、緩やかに排出できるようになるのです。
熱いものを食べて汗をかくとデトックス効果も得られるので、あらゆる面でキレイになりたい、無理をせず痩せたい人には、しめじを用いたダイエットがオススメです。