ダイエット中の長い停滞期で心が折れそう…乗り越える方法ある?
ダイエットを始めてもう1ヵ月近くにもなるのに、全然やせない!停滞期は案外長いといわれてたけど、こんなに長引くのは予想外!ダイエット方法に何か問題があるの?ダイエット挫折の大きな原因の一つ、停滞期。ここを乗り越えられるかが成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。
とはいえ、停滞期は必ずやってくるもの。あまり重く考えすぎることもありません。停滞期の原因を知れば、打開方法も見えてきます。停滞期を上手に乗り越えて、きれいなスタイルを手に入れましょう!
ダイエットの敵、停滞期。原因を詳しく知りたい!
ダイエットをしている人なら誰でもぶち当たる壁が停滞期です。ダイエットを始めてから2週間~1ヶ月くらい、3~4kgくらい落ちたところで痩せなくなる人が多いようです。停滞期の原因には以下のようなものがあります。
2. 栄養不足
ホメオスタシスは恒常性ともよばれています。
しかしこの大切なホメオスタシスが困った事態を引き起こすこともあります。何か新しいことにチャレンジするときは、ホメオスタシスが邪魔になることがあります。
新しいことを始めるということは、今までの安定した状態をすてるということでもあります。
新しいことというのは、今までに経験したことのないリスクを背負うことになります。それを防ぎ、今までの安定した状態を保とうとするのがホメオスタシスなのです。ダイエットでも同じことがおこります。
今までダイエットしたことがない人が体重を減らそうとすると、ホメオスタシスが働いて、体重を維持しようとしてしまうのです。
体重が標準をオーバーしている人でも、太っている期間が長ければ体がそれがベストな状態だと思い込んでいるので、ホメオタスシスが抵抗するのです。
ちなみに、ホメオタスシスはダイエット以外でも機能します。正月に何か目標を決めても1ヵ月もたたないうちにやめてしまったという経験は誰にでもあると思います。これもホメオタスシスが働いて、もとの状態に引き戻してしまうのが原因といわれています。
逆をいえば、ダイエットしている状態が日常だとホメオタスシスが認識すれば、体重はまた落ちてくるということです。
実際、ダイエット成功者のほとんどのが2週間~1ヶ月で停滞期をぬけだしています。この時期はあせらずに、ダイエットを継続してまた体重が減るのを待つほうがよさそうです。
諸刃の剣!チートデイは体重を増やしてしまう可能性も
停滞期を早く抜け出すために、1日だけ好きなものを好きなだけ食べてもいい『チートデイ』を推奨しているダイエットサイトもあります。1日だけ大量にたべて、ホメオタシスをごまかすという方法ですが、体重が元に戻ってしまったなどの失敗例も多く見られます。
食べる前は一日だけ!と思っていても、いざ食べ始めるとダラダラ食べてしまって、今までの努力が水の泡…ということになりかねません。
ダイエットを意思だけで続けるのは不可能です。1日だけできるという自信がない人は、食べ物から気をそらすため、運動や趣味に打ち込むなどして停滞期を抜けるのを待ったほうがよさそうです。
あまりに長い停滞期は栄養不足?食事内容を見直してみよう
停滞期は2週間~1ヶ月くらいで抜け出せることが多いようですが、人によっては2ヶ月ほどかかることもあるようです。しかし、あまりに停滞期が長引くとさすがに不安になってきますし、ストレスがたまってドカ食いを引き起こしてしまう可能性もあります。
停滞期が長い!と感じたら、一度食事内容を見直してみたほうがいいかもしれません。
ダイエット中だからといって、野菜しか食べない、油を一切とらないといった偏食を続けていると体調維持に必要な栄養が不足してしまいます。
バランスのとれた食事を心がけましょう。肉や魚、適量の油も必要なのです。
本当にダイエットする必要がある?自分を見つめなおそう
ダイエットしていれば、停滞期は必ずやってきます。特に体重が重い人は何度も停滞期が訪れることもめずらしくないようです。ここで一番やってはいけないことは、自暴自棄になってヤケ食いしてしまったり、ダイエットをやめてしまうことです。
正しいダイエットを続けていれば、また体重は減ってきます。減らなかったら、そもそもダイエットが必要のない人なのかもしれません。
実際、日本の女性、特に若い女性はは世界でも群をぬいて肥満率が低いのです。
ダイエットしている女性の大半が、ダイエットの必要はないレベルの体重だという報告もあります。
なかなか痩せない、と悩む前に本当にダイエットが必要かどうか冷静な眼で自分を見てみましょう。いまの体重でも充分魅力的かもしれませんよ!