痩せるストッキングが気になる!その効果は果たして本物なのか

最近、夕方になると脚がすごくだるい…。以前と比べて、太くなっているような気がして、タイトなスカートをはくのが恥ずかしい…。そんな悩みを持っている人は、一度、圧着ストッキングを試してみてはどうでしょうか?とくに夕方になるとむくみがひどくなる人には、おどろくような効果が期待できるかもしれません。

しかし、脚痩せ効果のあるストッキングは、つける前に気をつけなければいけないこともあります。どんな種類があるのか?何を基準に選べばいいのか?詳しく検証してみましょう。

夕方になると脚がパンパン!むくみはこうしておこる

脚が太くなるのは、以下のような理由があります。

  • 肥満で脚にも脂肪がたくさんついている
  • 筋肉太り
  • むくみ

脚痩せ効果があるとされているストッキングは、むくみに対応しているものがほとんどです。

脚のむくみは、血液の循環が滞ることで起こります。血液は体全体をめぐって、活動に必要な酸素や栄養分を運ぶと同時に、余計な老廃物や水分を回収します。

しかし、長時間たちっぱなし、座りっぱなしといった状態がつづくと、脚の筋肉があまり使われず、血液の流れが滞り、余計な水分が、どんどんたまってきてむくみになります。また、運動不足による筋肉の衰えもむくみを引き起こしやすくなります。筋肉が衰えると新陳代謝も悪くなり、太りやすくなって、さらに脚が太くなるという悪循環を生み出すことになります。

また、多くの女性が悩む冷え性もむくみの原因になります。筋肉が衰えると血液の循環が悪くなり、冷えが起こります。冷えると筋肉が固くなり、ますます血行が悪くなり、やはりむくみの原因になります。

ストッキングで脚が細くなる?どんなしくみなのか知りたい!

脚やせストッキングは、一般のストッキングに比べて、圧が強くかかるようになっています。

脚に圧を適度にかけることで、血流を促し、脚にたまった水分や老廃物を押し出してむくみを解消するのです。

一般に市販されている脚やせストッキングの圧は、15mmHG前後となっています。心臓から一番遠い足首に一番強い圧がかかり、ふとももあたりの圧はゆるめに計算されているものが多いようです。

あまりにむくみがひどかったら…。医療用がおすすめ

むくみは、下肢静脈瘤の原因にもなります。

とくに立ちっぱなしの仕事をしている人は、下肢静脈瘤になるリスクが高くなるといわれています。

年齢が50歳以上、出産経験が多い、または妊娠中の女性もかかることがあります。遺伝的に下肢静脈瘤になりやすい人もいます。

上記に当てはまる人で、すでにむくみが頻繁におこっている人は、医療用弾性ストッキングの利用を考えてもいいかもしれません。医療用は圧が20~30mmHGくらいに設定されており、市販されている肢やせストッキングより高めとなっています。圧の比率は

足首:ふくらはぎ:ふともも 10:7:4

くらいに設定されています。医療用は効果を最大限にするために、足首、ふくらはぎ、ふとももの大きさを測った上で欠陥の状態も加味してから医師がサイズを決定します。

脚やせストッキングは多種多様!自分にあったものを選ぼう!

脚やせストッキングは市販のものは1,000円~4,000円と値段にかなりばらつきがあります。医療用は3,000円~8,500円と市販のものより高額になっています。

高額であれば脚やせ効果も高いのかと考えがちですが、一概にそうとも言えないようです。

とくに市販されているものは、たかいものでも脚やせ効果をそれほど感じられなかったり、2回くらい使っただけですぐ破れてしまったなどの声もあります。逆に1,000円前後の安いものでも丈夫で効果が持続するものも少なくありません。

また、素材や設計もメーカーによって違っているようで、へんなテカリがあってつけるのに抵抗がある、履き心地が悪くてはいていられない、などの声があります。

また、日中にはくタイプ、夜寝る前につけてむくみ解消を目ざすタイプなどがあり、自分のライフスタイルに合わせて選ぶ必要もあります。

こればかりは、実際にいろいろ試してみないとなんともいえないところです。口コミなども参考にしながら自分にピッタリなものを選びましょう。医療用も最近は通販などで買うことができるようですが、足首の圧が強くて、履きづらかったり、自分に合わないサイズを買ってしまって履きつづけることができない可能性もあります。

予防・治療目的で医療用を購入するさいは、医師に相談してからのほうが安全策といえます。

また、脚のむくみは塩分の摂りすぎなど、食生活に左右されることもあります。ストッキングで改善するのもいいですが、むくみをなるべく少なくする生活習慣を自分でも研究してみましょう。

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