二の腕ねじり運動の効果と注意点!やりすぎるとデメリットも…
頑張ってダイエットして、体重は落とせたけど二の腕はプルプルのまま!半そでを着ると袖口がパンパン!どうにかならないの?二の腕にこんな悩みを持っている人は多いようです。
二の腕の筋肉は、自分からは見えにくく、ほとんど使うことがありません。しかし、筋肉は使わなければ確実に衰えます。それは二の腕も同じです。二の腕を細くするなら、二の腕ねじり運動が効果的です。
でも、やり方を間違えると逆に太くなったり、筋肉を傷めてしまうことも!正しい二の腕ねじり運動をマスターして、ほっそりきれいな二の腕を手に入れましょう!
二の腕がタプタプのふりそでになってしまう理由とは
二の腕には、大きく分けて3種類の筋肉があります。
- 上腕二頭筋
- 上腕三頭筋
- 烏口腕筋
上腕二頭筋は、重いものを持ち上げるとボコッと膨らむあの部分の筋肉です。ちからこぶなどと呼ばれます。
もうおわかりだと思いますが、ここを鍛えても二の腕のプルプルは解消されません。
上腕三頭筋は、二の腕の下、上腕二頭筋のちょうど裏側についている筋肉です。ここが衰えると腕がふりそで状態になってしまいます。烏口腕筋はわきの下周辺にある筋肉です。
二の腕を細くするなら、上腕三頭筋を鍛える必要があります。しかし、ちからこぶのように目に見えやすい上腕二頭筋とちがい、上腕三頭筋は自分から見えずらく、しかも普段使うことはほとんどありません。
意識的に動かさないと、どんどん衰えていく一方です。
鍛え方を間違えると逆に太くなる?二の腕ねじりの正しいやり方
鍛えるとひとくちにいっても、正しい方法で鍛えなければ効果は期待できません。必死でダンベルを何度も持ち上げても鍛えられるのは上腕二頭筋で、逆に腕は太くなってしまいます。
二の腕がスッキリ細くなった!といま話題になっているのが、二の腕ねじり運動です。
その名の通り、二の腕にねじりの動きを加えることで二の腕を細くすることができます。
以下が二の腕ねじり運動の正しいやり方です
2.腕を斜め下に伸ばす。手は指の先までしっかり広げる
3.鼻で息を吸いながら、手のひらを外側にゆっくりひねる
4.息を吐きながら、ゆっくりもとの状態にもどす
この動きを10回ほどくり返します。
タオルを使った方法もあります。
2.両腕をゆっくり上下させる
この動作を8~10回くらいくり返します。
どちらも、あっけないくらい簡単ですね。本当にこれで二の腕が細くなるの?と疑ってしまうかもしれません。もちろん1回や2回で、二の腕があっという間に細くなるということではありません。
大事なのは、継続して毎日続けることです。
決められた回数を毎日2回くらいやると、2週間~1ヶ月くらいで効果が出た!という人が多いようです。
何回やれば効果が出るか?という検証で、立て続けに1日に何回もやっている個人のブログもありますが、いっぺんに何度もやればすぐ効果が出るというものではありません。
こんなやり方は、筋肉をいためてしまうなど体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
また、正しい姿勢と呼吸を守ってやらなければ効果は期待できません。背筋をのばして、呼吸がと待ていないか、吸う、はくが正しいところでできているかを確認しながらやりましょう。
大事なのは回数よりも、決められた回数を毎日地道に続けることです。また二の腕ねじりは、あくまで二の腕を細くするための運動です。体全体の贅肉を落とすということはできません。体重を落としたい、体型全体を細くしたい人には不向きです。
二の腕ねじりは、あくまで部分やせのための運動方法です。
二の腕が細くなるだけじゃない!こんな嬉しい効果も!
二の腕ねじり運動をすることで、『肩こりが軽減された!』『猫背が改善された』『バストアップできた』『デコルテがきれいになった』という嬉しい副作用(?)があったケースもみられます。
二の腕ねじりは上腕三頭筋だけでなく、そこに繋がっている肩甲骨や背骨を伸ばし、周辺の筋肉も動かすことで血行がよくなる、姿勢がよくなるといった効果が出るのです。
二の腕ねじりは、仕事の合間などに気軽に取り組める運動です。あせらず毎日続け、てきれいな二の腕を手に入れましょう。