冷やし中華は太りにくいって本当?ダイエット中おすすめな食べ方とは

酷暑が続く夏は、あっさりした喉越しのよい食べ物ばかり食べてしまいます。とはいえ、そうめんやひやむぎのようなタンパク質もビタミンもないもののばかり食べていると、体力が落ちてしまいます。たとえダイエット中でも、栄養のバランスはしっかり考える必要があります。

その点、冷やし中華は野菜や卵などビタミンやタンパク質も具で補えるし、喉越しもいいので暑い夏にはもってこいです。工夫次第でダイエット中でも糖質を気にせずに食べることができます。

冷やし中華をおいしく健康的に食べる調理法を考えてみましょう。

冷やし中華はダイエットの味方?敵?どっちなのか教えて!

糖質制限ダイエットがブームとなり、ごはんやパスタなどの炭水化物に厳しい目が向けられるようになりました。冷やし中華の麺も小麦粉からできていますから、炭水化物は多めです。しかし、麺好きには嬉しいことに、冷やし中華は数ある麺の中でもどうやら太りにくいようです!

冷たい炭水化物には、レジスタントスターチが含まれています。これは別名難消化でんぷんといい、その名のとおり、消化されにくい性質を持っています。通常、デンプンは小腸で糖として消化されますが、レジスタントスターチは小腸で消化されにくいため、そのまま大腸へ運ばれ、一部は大腸で吸収されたあと、残りは便に変わります。

また、レジスタントスターチはデンプンであるにも関わらず、食物繊維と似た働きを持っています。大腸に到達したレジスタントスターチは腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれるのです。吸収も遅いため、腹持ちがよく、空腹感を抑える効果もあるといわれています。

ただし、レジスタントスターチはライ麦などの精製していない穀類に多く含まれており、ほとんどの麺類に使われる精製された小麦粉では少なめなので、食べすぎは禁物です。

冷やし中華に最適な具はこれ!麺の糖質を気にせず食べられる

炭水化物たっぷりの麺を食べても、食べあわせを考えることで肥満を防ぐことができます。

炭水化物を摂る場合は、一緒に、肉や魚などのタンパク質、野菜、きのこ類、海草などの食物繊維をとると、糖の吸収が緩やかになり、太りにくくなります。

冷やし中華の定番の具は卵、ハム、きゅうり、ミニトマトなどがありますが、非常に利にかなった組み合わせということになりますね。冷やし中華は基本的に合わない具はそれほど多くありません。わかめなどの海草を載せてもいいし、ハムの食品添加物や塩分がきになるようであれば、ささみや手羽先を蒸したものに変えてもいいのです。

肉類の代わりにエビやイカ、ツナなどをのせた魚介類中心の冷やし中華にしてもヘルシーですね。野菜も、きゅうりやミニトマトだけでなく、カイワレダイコンやオクラ、アボガドなどを添えて食べる人もいるようです。

いろいろ組み合わせて、健康的でおいしいオリジナルの冷やし中華を作るのも楽しそうですね!

ネットにもいろいろな変わり冷やし中華の作り方がアップされていますから、参考にしてみましょう。

冷やし中華は麺以外にも糖質が多い。つゆの成分に注意!

冷やし中華につゆ(タレ)は絶対欠かせません。

全体量からすると、つゆは少量ではありますが、味を左右するだけでなく、ダイエットに効果にも影響を与えます。

市販の冷やし中華はしょうゆとだしをベースにしたものと、ごまだれの2種類がほとんどです。しかし、どちらも意外と甘味が強いのが気になります。

冷やし中華のつゆだけでなく、市販の惣菜用の調味料にはかなりの量の砂糖が多く使われています。また、塩分も多めに入っていることが多く、あまり繰り返し食べていると当分、塩分の摂りすぎになる可能性もあります。

さらに、食品添加物が入っているものも少なくないので、買う前に原材料をしっかりチェックしてみましょう。気になるようであれば、つゆを手作りしてみるのもいいでしょう。出汁を自分でとれば、塩分控えめの風味の良いつゆを作ることができます。

ほかにもゴマ油、お酢、ゴマ、味噌を使えば味のバリエーションも増えます。

白砂糖の変わりにハチミツやキビ砂糖を使うこともできますが、糖質であることに変わりはないので、糖分の量は控えめにしておいたほうがいいでしょう。

冷やし中華は、工夫次第で栄養のバランスをとりやすくなります。

とはいえ、冷えた食べ物は内臓も冷やして体の新陳代謝を悪くしてしまうこともあるので、暖かい食事も取り入れて健康的なダイエットを目指しましょう。

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