あなたの胃腸、疲れてない?3日間のプチ断食で体調回復&ダイエット

ダイエット効果が高いと注目を集め始めているプチ断食。ファスティングとも呼ばれ、書籍化されたり、芸能人も実践していたりと、その注目度は高いようです。

食べなければ痩せる。そんなの当たり前じゃん、と思う方もいるでしょう。実際その通りでもあるのですが、断食はダイエット効果以上に、胃腸を休めて身体の機能を回復させるなどの効果を持っています。むしろこちらの方が、断食の一番のメリットと言えます。

断食期間は3日間のみ。しっかり事前準備や事後の対処(回復)を行えば、断食はまったく怖くありません。身体の健康のためになり、同時に減量することもできるプチ断食にあなたも挑戦してみませんか。

断食にはこんな効果が!胃腸を休めて身体の機能を取り戻そう

ファスティングとも呼ばれる断食とは、その名の通り、「食物を断つ」ことです。ただし断つのはあくまでも食物のみで、断食期間中は水やお茶、酵素ドリンクなどの水分を摂取します。

胃腸は7時間かけて消化活動を行っています。つまり7時間以内に何かしら食べ物を口にしていたら、胃腸はずっと活動し続けているのです。24時間動き続けているという人も少なくありません。

長い間休みなくずっと活動し続けていると、段々と胃腸は荒れてきてしまいます。栄養を効率よく吸収できずに体調不良になってしまったり、下痢や便秘に悩まされたりと、身体が不調になりやすくなってしまうのです。

断食は、そんな胃腸を休ませてあげるための方法です。不眠不休で働き続ける胃腸を休ませ、身体本来の機能を回復させたり、自然治癒力を高めたりする効果があります。

もちろん、ダイエット効果もあります。断食を3日間行って、3kgの減量に成功したという方もいます。断食を通じて、身体の機能を回復させながら、ダイエットすることができるのです。

ただし、断食を行うにあたってはいくつか注意が必要です。断食はしっかり準備をしてから臨むようにしましょう。断食の前後は消化が良く、身体に優しい食事をとるのが大前提となります。

また、普段から食べる量が多かったり、甘い物をよく好んで食べる人は断食中に体調不良になりやすいと言われているので、その場合は無理せず中止するようにしてください。

※妊娠中や授乳中、内臓疾患持ちの方は断食をしないでください。生理期間中の方も断食を避けるようにしましょう。(生理終了後3日は空けてください)その他の持病がある方は、事前にお医者さんに相談されることをお薦めします。

3日間のプチ断食に挑戦!準備期間・断食期間・回復期間の注意点

断食の注意点をいくつか挙げましたが、正しいやり方で行えば断食は怖くありません。ここでは断食が初めての方でも始めやすい、3日間のプチ断食についてご紹介します。

プチ断食とは、準備期間1日+断食期間3日+回復期間2日間の計6日間で行う断食のことです。それぞれの期間になにをすればいいのか、注意点などを詳しく説明していきます。

準備期間1日+断食期間1日+回復期間1日の計3日間のプチ断食もあります。いきなり3日も断食するのは不安…という方は、まずは1日断食から始めてみてもいいでしょう。

◆準備期間◆ドリンクを準備しよう

準備期間で最も重要なことは、断食期間に飲むドリンクを用意することです。

断食期間は食物を食べずに水分のみを摂取します。酵素ドリンクやスムージー、ジュースクレンズなど、置き換えドリンクを用意しておくようにしましょう。

酵素ドリンクには酵素やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているので特にオススメです。水だけで3日間過ごすとよりハードな断食となり、回復期間に食べる食材にさらに敏感になる必要があるので、できるだけ置き換えドリンクを用意するようにしてください。

また、断食前日には、翌日からの断食に備えて食事量を減らすように心がけましょう。動物性の食材は避け、消化の良いものを食べるようにしてください。水分もしっかり補給しておきましょう。

◆断食期間◆こまめな水分補給をかかさずに

断食期間中は食事の代わりに置き換えドリンクを飲むほかに、こまめに水分補給をするようにしてください。目安は普段の1.5~2倍です。

喉がかわいたと思ったときは、既に水分が足りていない状態です。一時間ごとに水分をとるなど、喉の渇きを感じないように気をつけましょう。

水分補給用の飲み物は、水・麦茶・ウーロン茶・緑茶・野菜ジュースなどが好ましいです。コーヒー、紅茶、アルコール飲料、牛乳、豆乳は避けるようにしましょう。

また、運動は軽い運動に留めるようにしてください。ハードな運動やトレーニングは貧血など体調不良を引き起こしやすいので、部屋でテレビを見たり、本を読んだり、静かに過ごすといいでしょう。

◆回復期間◆消化の良い食べ物で徐々に身体を慣らしていこう

断食を終えても、すぐに元の食生活に戻さないようにしてください。胃腸がびっくりして胃捻転を起こしてしまうこともあります。

そのため、断食後2日はお粥などの消化が良いものを食べるようにしましょう。できるだけ固形物は避けた方が良いです。段々と身体を食べ物に慣らしていって、元の食事に戻すようにしてください。

断食で一番大事なのはこの回復期間です。その後の身体の調子にも影響を与えやすいので、最後まで気を抜かずにいきましょう。

3日間だけでも効果は絶大!プチ断食に挑戦してみよう

断食期間3日間のプチ断食についてご紹介しました。初めて断食をする方は不安もあると思いますが、準備をしっかりと行って断食に臨めば心配ありません。

断食を行えば体重が減少しますが、それ以上に、働き続けている胃腸を休めることができるのが断食の魅力です。身体本来の機能を取り戻し、体内に溜まってしまっている老廃物の排出も促すことができます。

身体のために定期的に断食を行っている人もいますが、数ヶ月に1回程度に抑えるなど、身体のバランスが崩れないようにしていきましょう。

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