検証しよう!ノンカフェインコーヒーの効果がどんなものかについて

コーヒーには通常カフェインが含まれていますが、カフェインが含まれないカフェインレスやノンカフェインのコーヒーがあるのをご存知でしょうか。そこで今回は、ノンカフェインコーヒーがどういったものか効果などが分からないという方のために、ノンカフェインコーヒーの種類やその効果、選び方などについて探っていきたいと思います。

ぜひあなたも、コーヒーを飲む際の参考にしてみてください。

覚えておこう!ノンカフェインコーヒーの種類は色々ある

カフェインが入っていないコーヒーにも色々とあります。一体どういった種類があるのでしょうか。

カフェインレスとデカフェは同じ意味!

カフェインレスコーヒーは、デカフェとも言われます。

最初はカフェインを含んでいるのですが、その状態からカフェインを除去した状態をカフェインレスコーヒーまたはデカフェと言います。

カフェインの量はゼロになるわけではないものの、できる限りまで除去されているコーヒーです。

ノンカフェインは元からカフェインが含まれていない!

記事のタイトルにもなっているノンカフェインは、元からカフェインが含まれていません。

カフェインフリーコーヒーも、ノンカフェインコーヒーと同じものです。また、麦茶およびハーブティーはノンカフェイン飲料に分類されます。ノンカフェインコーヒーという名前は、デカフェと同様のものとして使われることがあります。

ただ、元々はカフェインを含んでいないという意味であるはずですが、実際には異なる使われ方により呼ばれているのです。ここで、正しい名称の使い方を覚えておいてください。

どうなるの?ポリフェノールの効果などについてご紹介

ここで、ノンカフェインコーヒーにはポリフェノールは残るのかや、残るとした場合のその効果などについて迫っていきましょう。

ポリフェノールはカフェインよりも多いしコーヒーに残る!

コーヒーには色々と成分が含まれていますが、その中でもポリフェノールがカフェインに次いで大事になってきます。ポリフェノールはコーヒーの苦みや色、香りの元となり、コーヒー1杯に含まれる量はカフェインよりも多いです。

カフェインの入っていないデカフェなどは、カフェインだけを取り除いているためにポリフェノールそのものは残っています。

コーヒーポリフェノールには抗酸化作用がある!

身体の中で活性酸素が余計に作られてしまうことは、がんを誘引することがあると考えられています。

ポリフェノールは活性酸素での酸化を防止してくれて、コーヒーに含まれている『コーヒーポリフェノール』というポリフェノールは、抗酸化作用があるのです。

この抗酸化作用は、糖尿病や肝がん、肝硬変といった肝疾患や生活習慣病等を発症するリスクに効果的となっています。

ノンカフェインなら睡眠の妨げにもならない!

通常のコーヒーを寝る3時間前内に飲むと、なかなか寝られなくなってしまうこともあり得ます。人によりカフェインが体内から排出されるまでの時間は異なるものの、大体3時間から4時間とされています。

カフェインが含まれていないデカフェやノンカフェインコーヒーを飲むのなら、就寝の3時間以内に飲んでも眠りを妨げることはありません。

それどころか、寝つきが改善したというケースもあるほどです。カフェインは、多少なりとも睡眠にも左右するということでしょう。

ここに注目!上手なノンカフェインコーヒーの選び方について

最後にノンカフェインコーヒーの選び方を知っておきましょう。今後のコーヒー選びの際に役立つのではないでしょうか。

日本の生産で二酸化炭素抽出されたコーヒーが一番

カフェインが含まれていないコーヒーを選ぶなら、コーヒー豆自体は海外のものでも大丈夫です。

しかし、生産に関しては国内で行われているものを選ぶのがポイントです。

日本で販売されているノンカフェインコーヒーについては、カフェインの抽出を薬品を用いて行うのを禁じています。そのため、安全性は高くなっていると言えるのではないでしょうか。

また、カフェインの抽出法には、有機溶媒抽出法やウォータープロセスといった方法もありますが、二酸化炭素抽出によって抽出されたものを選ぶのも大事です。ノンカフェインコーヒーというのは、使っている豆と同様に抽出方法が味を左右します。

どうやって抽出するかにより、カフェインだけでなく他の成分(クロロゲン酸類)までも除去されてしまい、せっかくのコーヒーの香りや味を失ってしまいかねないのです。皆さんにもコーヒー豆には好みがあるのではないでしょうか。

それでも、ノンカフェインコーヒーを抽出するなら『二酸化炭素抽出』にするのが、特に美味しく淹れられるでしょう。この抽出法は、薬を使いませんし豆に負担とならない方法です。

ドイツでは、さらに進化を遂げた『液体二酸化炭素抽出法』が発明され、日本でも特許を取得しています。

カフェインがどの程度入っているのかもポイント!

カフェインレスコーヒーもしくはノンカフェインコーヒーは、カフェインが全くないというわけではありません。技術としてカフェインを極限まで失くすというのが困難であり、大抵の商品には僅かならでもカフェインが含まれているのです。

それに日本においては、ノンカフェインコーヒーのカフェインが含まれる量について、規格として定まっているわけではありません。残留率が0.1%よりも少ないものもありますし、3%程度含まれているものもあります。

よって、残留量が少ないノンカフェインコーヒーを選ぶことがカギとなるのです。

ノンカフェインコーヒーについて正しく知って飲んでいこう!

カフェインを含まないコーヒー飲料では、カフェインを除去するデカフェやカフェインレスと、ノンカフェインコーヒーという元からカフェインをほぼ含まないコーヒーがあります。

コーヒーには、カフェインの他に多量のポリフェノールが含まれていますが、カフェインを除去したとしても、ポリフェノールはそのままとなっているので、抗酸化作用などの効果は維持できます。

ノンカフェインコーヒーを選ぶなら、二酸化炭素抽出法で抽出されたものを選びましょう。

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