踏み台昇降でどのくらいカロリーを消費できるか?
ダイエットと言えば、いろいろとありますが手軽に出来るダイエットと言うのは、あまり少なかったりしますよね。元手もあまりなくすぐに出来ると言えば、ウォーキングやランニングかもしれませんが、外に出ないといけない。太った姿を人目にさらしたくない。そんな人にお勧めなのは、室内でも簡単にできる踏み台昇降ダイエットです。
踏み台昇降ダイエットってどんなメリットとデメリットがあるの?
ダイエットの名前から、解っている人もいるかもしれませんがご説明しておきます。わかりやすく言えば、踏み台。高い場所にあるのを取るためにある台を昇ったり降りたりを繰り返す運動を使ったダイエットです。
別に踏み台だけじゃなく階段でもかまいませんよ。
踏み台昇降ダイエットは家の中でも出来ますし、踏み台が無くても階段があるなら階段を使う事で代用が可能です。まあ、踏み台も階段も無いならさすがにお手上げですが……。
人目にも付かずに場所も取りませんし、何より気軽に始める事が出来ます。ちょっとした隙間時間などにやってみるのも良いでしょう。
踏み台昇降ダイエットにはこんな利点がある!
始めるのは簡単でもちゃんと効果がなければ、意味がありませんよね。踏み台昇降ダイエットの効果は正直な話、ウォーキングやジョギングと大した違いはありません。
逆に考えれば、ダイエットの基本であるウォーキングやジョギングと同じと言う事は、確かな効果があると言う事です。わずかな違いは、せいぜい使う筋肉がちょっと違うだけです。
利点は大きく挙げて四つです。
一つめは、ちょっとした隙間時間で出来る事です。踏み台はけして重いものではないので簡単に持ち運びができます。なので、この場所に行かないとできない。と、言う水泳と違います。
二つめは、室内でするので人目はつきません。太ってダイエットのために必死に汗をかいている姿を、見られて笑われたら嫌だ。と、言うネガティブな悩みも大丈夫です。また、熱中症になったりする心配もなく汗をかいたらすぐにシャワーを浴びる事も出来ます。さらに、雨が降ったり寒さ暑さの影響を受ける事もありません。今日は雪が降ったから、雨が降ったからと止めてしまってダイエットを諦める事も無いのです。
三つめはお金がかからない事です。踏み台は、わりとどこの家庭にもあります。階段がある家も多いでしょう。たとえ、無いから買ったとしてもダイエット以外にも使えます。と、言うか踏み台は本来、ダイエットのためにあるものではありませんけれどね。
四つめは負担が少なく怪我の心配がない事です。激しい運動などをしていると、負担が大きくダイエットに成功したけれど大怪我をしてしまった。と、言う事があるかもしれません。けれど、普段が少なめな踏み台昇降ダイエットは、そんな怪我の心配も無いのです。
踏み台昇降ダイエットにもあるデメリット!
さて、利点を説明してきましたが残念な事ですがメリットだけのものはありません。どんなものにも、デメリットは存在するのです。
そのデメリットは根気が必要と言う事です。ジョギングやウォーキングは景色が変わったり、新しい出会いや発見があるかもしれません。ですが、室内でやる踏み台昇降ダイエットは、景色がかわりません。
また段差をしっかりと見ていないと怪我をしてしまう可能性があります。なので、実はテレビを見ながらやる。と、言うながら運動には向いていないのです。そのため、飽きやすいと言うのは難しいです。一気に何時間もするのは難しいので隙間時間を見つけてちょくちょくやるのが飽きないコツかも知れません。
踏み台昇降を始める上で
それでは、長々と説明をしましたがやり方を説明します。まず、必要なのは高さが十㎝から三十㎝ほどの踏み台です。踏み台じゃなく階段でもかまいません。
踏み台昇降運動を始めるために必要なものを用意しよう
踏み台も階段もない。と、言う人のために安上がりで簡単に作れる踏み台の作り方を説明します。
まずは必要な材料です。それほど、難しい品もなくどこのご家庭でもありますし、けして高価な品は必要ありません。
- 読み終わって必要のないカタログや雑誌や新聞紙、多数
- ガムテープ
どうでしょうか? 材料は本当に簡単にありますし、特に変わった品はないはずです。漫画雑誌なら三冊もあれば十分だったりします。そして、作り方もとても簡単です。
- 雑誌類をお好みの高さまで重ねる。
- ガムテープでグルグル巻きにして補強する。
これで完成です。手軽ですし、ほとんど材料費もかかりません。ただ、自作の場合は崩れやすいのであまり高すぎると危ないので注意をしましょう。
とても簡単な踏み台昇降の基本
踏み台昇降運動は必要な道具を手に入れたり、用意するのも簡単ですがやり方も至って簡単です。
- 右足から一段、上に昇る。
- 右足から一段、下に降りる。
- 左足から一段、上に昇る。
- 左足から一段、下に降りる。
簡単な方法ですが、だからこそ手軽に出来ると言うものです。
これを、二十分以上する事がオススメです。ですが、一度に二十分もしなくて大丈夫です。朝に十分。お昼に五分。夜に五分。と、いった風に分割するので良いのです。
一日、二十分以上を目標にしてみましょう。
注意点として、腰に負担をかけないように背筋を伸ばしてお腹に力を入れておきましょう。
運動不足の人でも簡単にできますので、初めて見てください。
カロリー消費をあげる方法と気をつけるところ
残念ですが、このダイエット方法はけしてカロリー消費量が多いわけではありません。確実に減りますが、劇的に減ると言う訳じゃありません。とは言え、だからこそ健康的に無理のないダイエットが出来る事ですが長期的なダイエットが必要となります。
けれど、速くダイエット効果を出して欲しい! と、思っている人のために、カロリー消費量を増やす方法をお教えします。
踏み台は高いと効果があります。最初は、十㎝ぐらいの高さで少しずつ負荷をあげていくために高さを上げていくのも一つの手段と思われます。
ただ、女性で足があまり太くなって欲しくない。と、言う人は筋肉をつけすぎないために低めの台が良いかもしれません。
また、足首に違和感を覚えたらルームシューズと言った靴を履いてみてはどうでしょう?
靴は、足への負担を和らげてくれますので足首を痛めにくくなります。
オススメの時間としては朝です。
特に朝食を食べる前に運動をしておくと、エネルギーとして最初から体内の脂肪を燃焼してくれるのでカロリー消費に効果的です。
ただし、朝に起きてすぐは血糖値が低く運動しすぎると目眩を起こすかも知れませんので注意が必要です。
余談ですが、踏み台昇降ダイエットをする前に、緑茶やコーヒーと言ったカフェインを吹くんだ飲料を飲んでおくと、効率的に脂肪が燃焼されます。
また、筋トレと組み合わせる事により有酸素運動はさらに効果を上げます。なので、筋トレをしてみるのも一つの手段です。
また、ダンベルと言った重りをもってやってみても負担があがります。なれて来て、この程度だと物足りない。と、思ったらダンベルやあるいは、ペットボトルに水を入れてみてやるのもオススメです。
最後に特に注意する所ですが、あくまでもダイエットにおける運動はカロリーを消費するためのものです。運動しておけば、いくら食べても痩せていく。と、言う理屈ではありません。
ダイエットで消費したカロリーがその日に、摂取したカロリーより多くて初めて痩せるのです。なので、規則正しい上に食べ過ぎない食生活を心がけて、運動をする。それによって、人は自然と痩せていくのです。劇的に痩せていくわけではなく、ゆっくりと痩せていくのでけして焦らずに行ってください。