30日絶食は命の危険性も!長期絶食が良くない理由
ダイエットは永遠のテーマで、テレビなどでも常に特集をされています。
毎日カロリー計算等をして、頑張っている人も多いでしょう。
ここ最近では有名芸能人の方が30日絶食を行ったと話題になっていました。
絶食はダイエットにとても効果的で、行う人も結構いるのですが、30日絶食をすると体にどのような変化が現れるのか、知りたいと思いませんか。
そもそも30日間も絶食をしてまず生命の危険はないのか…根本的な事も気になりますよね。
30日絶食のメリットやデメリットについて色々と調べてあります。
絶食に興味がある方、これからダイエットをしてスリムになりたいと思っている方は是非、最後まで読んでみてほしいと思います。
いきなり結論!ダイエットに効果的な絶食、ただ30日間は危険!
ダイエットに絶食は、非常に効果的だということはきっと誰もがわかることだと思います。
何も食べないわけですから、痩せていって当然ですよね。
昔から日本には各地に断食道場があり、本格的に痩せたいなと思っている人は通うこともあるでしょう。
ただ、30日間の絶食となると話が変わってきます。
今までいろいろなものを食べてきた人がいきなり30日間の絶食をすると、痩せる痩せない以前に色々な問題が出てくる可能性が非常に高いです。
30日絶食を終えた人はメリットばかりを口にしますが、そう簡単なものではありませんし、その途中で容態が急変してしまうようなことも考えられます。
30日間の絶食はあまりにも長いです。
初心者の方がいきなり行うのは、無理があると思っていた方が良いでしょう。
有名人が成功すると、自分だってできるのではないかと思う方もいるかもしれません。
想像するとなかなか難しいこととわかる筈なのですが、成功した人がこんなにメリットがあるんですよという内容をテレビで話しているのを聞くと、自分にもできるかもという希望が湧いてきます。
しかしまず難しいということを言わざるを得ないでしょう。
30日間といえばほぼ一ヶ月にあたります。一ヶ月、何も飲まず食わずの状態でいるということ自体、想像するだけでどんな結果になるのか誰にでも理解できるのではないかと思います。
感化されていざやろうと思っても、途中で挫折してしまう人がほぼ100%だと思っていた方が良いです。
責任感が強い人ならば、挫折したことを悔やむかもしれません。
30日絶食に失敗したことを悔やんで、ダイエットに対して後ろ向きになってしまう人もたくさんいると思いますので、できない可能性の高い、難しいダイエットには手を出さない方が良いでしょう。
ダイエットにはモチベーションが非常に大切となり、しっかりと体重を落とすための肝となります。
その部分が折れてしまうような難しいダイエットに挑戦することは、ダイエットに対しての意欲を下げてしまいますので無謀な挑戦は止めるようにしてください。
極端な絶食は体が危機感を覚える可能性大!様々な障害も
30日間の絶食、このような極端な絶食は体が危機感を覚える可能性が非常に高いです。
そこが一番怖いところなんですよね。
体にはたくさんの臓器があり、毎日一生懸命動いていてくれています。食べたものをエネルギーとして一生懸命働いてくれています。
しかし、30日間も絶食したらエネルギーになるものは入ってきませんので、体の脂肪を使うようになりその結果体重が落ちていくわけです。
いつも口から入ってくる様々な栄養素が突然切れたら、脳内も危機意識を持って体の中に様々な変化を起こすでしょう。
命を守るために一生懸命、備えようとしてくれると思います。
命を守るために備えてくれるならば良いのですが、それがあらぬ方向に行く場合も十分に考えられます。
もしかしたら突然心不全になる可能性もありますし、突然経験したことの無い頭痛が起こる可能性だって否めません。
30日絶食に成功した人は頭痛がなくなり、腰痛もなくなり、体が今最高に調子いいんですと言うでしょう。
様々な障害が起こってからでは遅いですし、取り返しがつかなくなってしまいます。
長い絶食は、リスクも伴う事を覚えておかなくてはなりません。
絶食をするならば最初は半日から!体を徐々に慣らすことが大切
ただ、30日絶食はあまりにも極端ですが少しの絶食ならばダイエットに非常に効果的ですし、ストレスも感じませんのでお勧めしたいと思います。
しかし極端なことをすると絶対に続きませんので、始めは本当にソフトに1日3食のうち1日だけお水などの水分だけでやり過ごす方法をお勧めします。
後の三食は普通にご飯を食べることができますので、ストレスがなくダイエットに向き合えると思います。
たった一食、水だけで過ごしたとしてもダイエットにはとても効果的ですよ。
いつも三食食べているところを一食、ミネラルウォーターやお茶などに置き換えるわけですので、いつもよりかは明らかにカロリーが少なくなっているはずです。
それをしばらく続けていると、ある程度体重にも変化が訪れるはずです。
そうすることで体が慣れてきますので、もう一段階先に進みたいと思ったら、朝昼晩と食べる食事の内、今度は二食分、お水やお茶などで過ごすようにしてみてください。
注意!絶食が終わった後の食事で大リバウンドの可能性大!
30日絶食のような極端な例でなくても、絶食をすると絶食後の食事で大リバウンドしてしまう可能性が非常に高いのが辛いところです…。
絶食を行うと、どうしても筋肉量が減ってしまうんです。
筋肉が減るということは基礎代謝量が減るということにつながりますので、脂肪が燃えにくくなってしまいます。
ある程度絶食をして体に付いている脂肪が落ちたとしても、それと同時に基礎代謝量も落ちていますので、絶食後にご飯をしっかりと食べることで急速に元に戻るということが十分に考えられます。
絶食が終わった後の食事の仕方には、十分気をつけなくてはなりません。
一日に一食や二食のみの絶食であっても、今まで三食食べていた人にとっては二食ぶんのカロリーが減っているわけですので、ちょっと食事を元に戻しただけでリバウンドしてしまう可能性は非常に高いんです。
ですのでそうならないためにも一食二食、絶食しつつ、運動をしっかり取り入れて筋肉量が落ちないように工夫をする必要があります。
毎日、ラジオ体操を行うのも良いですし、エレベーターを使わず階段を使って移動するのも良いでしょう。
筋肉は基礎代謝と非常に関係の深いものですので、筋肉量だけは落とさないように絶食を行ってください。
結論!一人で極端な断食を行う事は絶対にやめよう!
一日一食や、二食のプチ断食程度でしたら自分が納得いくまで続けても問題はないと思いますが、テレビなどに感化されて長い絶食を行うのは危険ですので絶対に止めるようにしましょう。
絶食も根性がなくてはできないと煽られて、必死になってやっているうちに体調が崩れてしまい、どうすることもできなくなってしまうなんてこともありえますので、どれだけ周りに煽られても長期間の絶食を一人で行うのは絶対にやめてください。
長時間の絶食を行った後の達成感は、素晴らしいものがあると言われています。
確かにそうでしょう。相当な根性がなくてはできませんし、相当な覚悟も必要になります。それをやり抜くわけですからその結果に関しては素晴らしいと思います。
ですが、体の体質に関しては人それぞれ違います。
やはり、自分の性格に合ったストレスのあまり感じないダイエット方法を試すのが一番良いでしょう。
あんまり楽な方法は虫が良すぎるかもしれませんが、極端な方法も体を壊したり、下手したら命に関わることになりかねません。
その辺りのさじ加減をしっかりと見極めて、安全でそして確実なダイエットを目指してくださいね。