グミのダイエット効果。低カロリーで美容に良いって本当?
ダイエットを頑張っているみなさん!お菓子、食べたいですよね!!
でも、カロリーや糖分が気になる…。
でも、でも、グミなら大丈夫!って安心してしまってませんか?
低カロリーでコラーゲンもたっぷり、美容にも良いと言われるゼラチンが原料のグミなので、ダイエットにも最適ですよね♪
ですが!グミをダイエットのメインにしてしまうと、痩せれないどころか、逆に太ってしまったぁ!なんてことにもなる可能性があるんです!
場合によってはダイエットに不向きになってしまうグミについて、しっかり学習しておきましょう。
美容に最高なグミの原料はダイエットにも最適なゼラチン
ゼリーなど、柔らかいんだけど固めたいという食べ物を作る時に、よく使われているのがゼラチンですよね。
ゼラチン自体はとても低カロリーなので、ダイエット中に甘いお菓子を食べたい時には、ゼラチンを使ったものを食べると効果的とも言われています。
意外だけど…グミの原料ゼラチンは動物性タンパク質
市販のお菓子作りコーナーなどに売られているゼラチン。サラサラしたパウダー状で、お湯で溶かすと液体に変わり、冷やすとプルルンと固まる、今思えば不思議な物体…。
類似品とも言える寒天は、海藻から作られているというのは聞いたことがありましたが、そう言えばゼラチンってなんだ!?となった私でございます。そこで調べてみました!
なんと!ゼラチンの正体は『牛』や『豚』。時には『魚』という、なんとも予想を大きく裏切られるお答えだったのです。と言っても、ゼラチンになるのは皮の部分。
う~ん。なんだか知らない方がよかったような気もしなくもないですが(笑)
つまり、ゼラチンは動物性たんぱく質ということになります。たんぱく質と聞くと、なんだかダイエットの大敵ですよね。成長や健康には必要な栄養素ではありますが、太る原因にもなるタンパク質が原料だったなんて…。
実際、ほぼカロリーのない寒天とは真逆で、ゼラチンは商品によりますが、100グラムあたり350~400キロカロリーほどあるそうです。
ゼラチンはコラーゲンがたっぷり♪
さてさて、牛や豚、魚の皮が原料のゼラチン。
みなさんも聞いたことありませんか?「皮食べたら、お肌がプルプルになる♪」と。焼き鳥の皮とか豚足とかでもよく聞きますよね。
その理由はコラーゲンです。皮にはたっぷりのコラーゲンが含まれています。
なんと!ゼラチンの80%以上がコラーゲンらしいですぞっ!
ダイエットをしていると、栄養が偏りがちになります。そのせいでお肌がボロボロということも少なくありません。コラーゲンで美肌も手に入れて、ダイエットも成功できたら最高ですね。
果汁系や美容系のグミなら更に栄養もGET!
スーパーでもコンビニでも、グミの種類っていつの間にやら…とんでもない種類になっております。お子様のお菓子として作られているグミはもちろん、大人の方や、特に女性を意識して作られているグミも多々あるんですね。
例えば果汁系グミ。香料ではなく、実際に果汁を使っているタイプであれば、コラーゲンと一緒にビタミンも補うことができます。
果汁系でなくてもビタミンを多く含んだグミや、ローヤルゼリー、鉄分、乳酸菌などなどを含んだグミも多々あり、サプリメントのような感覚で食べれる商品もとても多いです。
低カロリーで良さげなのに、グミがダイエットに向かない理由
動物性タンパク質でカロリーがあると言っても、実際にグミに使われている量はほんの少し。大したカロリーにはなりませんし、ダイエットに最適とも言えます。
ただ、だからと言って食べ過ぎると高カロリーになってしまうグミ。しっかり管理ができない人には、ダイエットに向いてない食品とも言えるのです。
とにかく糖分が多い!
お菓子などの食品の箱やパッケージの裏に書かれている原材料。その商品を作るのに使われている材料が、添加物などまで含み全て記載されていますよね。
ご存知の方も多いかと思いますが、この原材料は使っている分量が多い順番に書かれています。原材料と書かれた後、すぐに書かれている食品が、その商品の中で1番多く含まれているということです。
ここで残念なお知らせです。
市販で売られているグミのほとんどが、この原材料を見ると砂糖か水飴から始まっています。
つまりグミはほぼ砂糖の塊なんです。
また、グミの手作りレシピを検索して見てみてください。わずか100ccのジュースなどに大さじ2杯~3杯の砂糖を加えて作っています。
いいですか?無糖のコーヒーでグミを作っているわけではありません。そのままでも甘く美味しく飲めるジュースに、更に砂糖を加えているのです。
そもそも、無糖のコーヒーであっても、コップ1杯にも満たない量にコーヒーに、あなたは大さじ3杯も砂糖を入れて飲みますか?ましてや甘いジュースに砂糖を入れて飲みますか?
そう考えれば、グミがダイエットに向いているかと言われれば、ちょっと考えたくなる商品でもあるということが分かりますよね。
1粒は低カロリーでも1袋は高カロリー
大量の砂糖が使われているグミ。ですが、それは全体的な話であり、1粒食べる程度であれば、それほど糖分の取り過ぎ、カロリーの取り過ぎというわけでもありません。
みなさまお馴染の昔からあるグミ。グミと聞けばこれを思い出すという方がほとんどであろうグミ。某果汁のグミがありますよね。
1袋約50グラム入りで170キロカロリー前後です。ちなみに50グラム中に炭水化物が39グラム含まれています。この炭水化物とはいわゆる糖質です。
一見、「なんだ1袋食べても170キロカロリーしかないのか!」と思ってしまいそうですが、半分以上が糖質ということを考えると…?ダイエットには無駄なカロリーですよね。
更に糖質が多いということは、ついついたくさん食べてしまう割りに、全然腹持ちも良くなく、もっと食べたい、他にも食べたいという衝動を生み出してしまう可能性もあります。
ダイエットにグミを取り入れる時の注意点とアドバイス
とにかく糖分でできていると言っても過言でないグミ。いくらカロリーが低くても、ダイエット中にそんな糖分ばかりを取り続けるのは心配です。
ですが、全てのグミがダイエットに向いていないかと言えば、実はそうでもないんですよ。グミの選び方、食べ方によっては、うまくダイエットに取り入れることもできるでしょう。
シュガーレスのグミを選ぼう
まずはグミの最大の敵でもある砂糖。これをどうにかしたいところですよね。とはいえ、甘くないグミを食べても、なんの為にグミを食べるのだろうか?ってなりますね。
そこでシュガーレスタイプのグミを選びましょう。砂糖の代わりに甘味料が使われているので、甘いものが食べたいという欲望には答えてくれますよ。
ただし、砂糖が使われていないから=ダイエットに最適ではありません。砂糖の代わりになる甘味料にもしっかりとカロリーはあります。
あくまでも砂糖よりも糖質が低くなる、砂糖よりもダイエットに少し向いているという程度であることは頭に入れ、シュガーレスタイプのグミだからと食べ過ぎは禁物です。
お値段は高くなるけどダイエット用を選ぼう
スーパーやコンビニのお菓子売り場ではなく、ドラッグストアや通販でグミを購入するのも1つの手です。
というのも、ダイエット用のグミって意外にもたくさんあるんですよ!
例えば、砂糖不使用のグミや、こんにゃくマンナンを含み、腹持ちをよくしてくれるグミ。ダイエット成分を含んだグミもたくさんあります。
ビタミンや鉄分が豊富なグミを選んで、ダイエット中の栄養の偏りを補うサプリの代わりとして、1日に1粒~2粒食べるという方法も良いですね。
サプリメントやダイエット目的に近くなればなるほど、お値段はお高くなってしまいますが、安いけれども砂糖の塊というグミを食べるくらいなら、少し奮発してみてもいいかもしれませんね。
カロリーの低いグミであっても、美容や健康・ダイエットに良い成分が含まれているグミであっても、たくさん食べる必要はありませんし、たくさん食べると太ってしまう原因になります。
1日数粒ずつ、ゆっくり食べるということを考えれば、多少のお値段アップも気にならないかもしれませんよ。
とにかく食べ過ぎないように気を付けよう
ダイエット用に作られているグミであっても、それなりにカロリーは発生してしまっています。
もちろん、なんのヘンテツもないお菓子のグミは、がっつりと砂糖を使っているので、食べれば食べるだけ、ただ太る間食になります。
スナック菓子やチョコレートを食べるよりも、脂質が少ないので、グミを食べた方が良いです。ただ、たくさん食べてしまうのであれば、どれを食べても同じということをお忘れなく。
ついつい食べ過ぎてしまう、少しの量で我慢できないという、自分に甘い人には向いていないダイエットです。
【どうしてもグミダイエット派!】ならば手作りグミを!
市販のグミは砂糖が多い!食べ過ぎるとカロリーが高くなる!結局ダイエットは失敗してしまう可能性があるし、下手すれば太ってしまう可能性も高い…。
ならば!自分でヘルシーなグミを手作りしてみませんか?それならば甘さの調節も可能ですし、保存料や添加物も入っていない、ダイエットにも健康にも良いグミが作れますよ!
簡単なグミの作り方
まずは基本的なグミの作り方を見てみましょう。
材料は…
- お好きなジュース 100ccほど
- ゼラチン 10グラムほど
- 砂糖 大さじ2ほど
ゼラチンを溶かす為に、ジュースを軽く温めます。電子レンジで2分ほどチンするだけでもOKです。
そこにゼラチンと砂糖を入れて、混ぜながら溶かし、お好きな型に入れて冷やせば完成です♪
簡単過ぎてビックリですよね。ジュース1リットルパック1本と、ゼラチン1箱あれば、何回も作れてしまうコスパの良さも感動です。
基本のグミの作り方を応用してヘルシーグミを作ろう
- お好きなジュース 100ccほど
- ゼラチン 10グラムほど
- 砂糖 大さじ2ほど
この3つの材料をただ溶かして固めるだけでグミになるのですが、これではダイエットに向いているとは言いにくいですよね。ジュースに砂糖を入れるわけですから…。
ここでヘルシーにするポイントを!
- 砂糖の量を調節する
- 甘いジュースなら砂糖は入れない!
- 砂糖をダイエット用の甘味料に変える
ただ、これだけです(笑)そもそも、市販のグミには砂糖が大量に入っているから、食べ過ぎてしまうと太る原因になるのですから、自分で砂糖を無くす、もしくは調節することで、このグミダイエットのデメリットを改善させてしまえばいいのです。
グミは固めに作るとダイエット効果がアップ
グミのダイエット効果には、噛んで食べるというものもあります。柔らかいものよりも、固いものの方が噛む回数も増え、食べごたえも満足感も大きくなります。
自分で固いグミを作るポイントは…
- 水分を減らす
- ゼラチンを増やす
水分が多いほど柔らかく固まります。例えば水道水よりも、カルピスの原液の方が固く固まるという感じ。また、ゼラチンは量が多くなるほどに固く固まります。
いろんな配分を試してみて、自分のお気に入りの固さを見つけてみてくださいね。
とは言え、市販で売られているようなハードグミの食感は、なかなか自分では作ることができません…。グミというよりも本当に固いという食感のハードグミは、よく噛まなければ飲み込めませんので、ダイエットには最適なので残念です。
ということで、普段食べる甘さを極力抑えたグミは自分で作り、どうしても甘いものを食べたい時や、しっかり食べたい時だけ、市販のハードグミを買うのもありかもしれませんね。
甘さを抑えたもの、固いものならたくさん食べては良いというわけではありません。ダイエット中のどうしても食べたい時の間食、ということは絶対に忘れないようにしましょう。