紅芋酢を黒酢と比較!ダイエットに向いているのはどっち?

紅芋酢でダイエットは基本のお酢ダイエットと同様なものなのでしょうか。成分とかも違いもあるのでしょうし…

普通のお酢よりも出荷量が少なく貴重なものであり、体にもいい効果が紅芋酢にはあるのでしょうか。様々な疑問が湧いてきます。

まずは基本となるお酢ダイエットのやり方を勉強しましょう。その後紅芋酢の効能、特徴をみてダイエットに向いているのか検証してみましょう。

お酢ダイエットのやり方

お酢ダイエットではノーマルのお酢 いわゆる醸造酢と呼ばれているものを選びましょう。

合成酢にはうま味調味料、酸味料など人工的に作られたものがはいっているのでオススメできません。

醸造酢にはアミノ酸や有機酸が多く含まれており、ダイエットだけでなく、健康面からみてもよいものです。もちろん今回のテーマである「紅芋酢」も醸造酢に含まれています。

その醸造酢を1 日3回、15〜30ml程度飲むとダイエット効果があると言われています。効果的な飲み方とされているのは、食前、運動前に飲む事です。

ただ飲むだけ、それだけで痩せているのではないかもしれませんが、お酢を飲む事で燃焼効果の高い体にしてくれるという説が有力です。

ではなぜ燃焼効果が高まるのでしょうか?

一般的なお酢(黒酢など)ダイエットは飲むだけでエネルギー代謝がよくなるの

お酢に含まれるアミノ酸とクエン酸によるところが大きいです。アミノ酸には脂肪を分解する働きと脂肪を作りにくくする効果があります。

またクエン酸にはエネルギー代謝を活発にし、疲れにくい体質に変えたり、脂肪を効率よくエネルギーに変換する力があります。

このようなお酢の力でダイエットが可能になるのです。お酢のパワー恐るべしです。

次にお酢の種類についてみてみましょう。

代表的なお酢の種類

お酢には、まず大きく分けると醸造酢と合成酢に分けられます。

醸造酢は農作物のでんぷん質を発行して作られるお酢のことです。

原材料となる農作物も様々になっています。

合成酢とは科学的に作られた合成酢酸を水で薄め、甘味料などで調味した酢のことあるいは醸造酢に甘味料を加えたものも合成酢と呼ばれます。

お酢ダイエットとして使用するのは醸造酢になります。

醸造酢の効能

  • 高脂血症の予防
  • 疲労回復
  • 抗菌、殺菌作用
  • アンチエイジング
  • 高血圧の改善
  • エネルギー代謝の向上
  • 食欲増進、胃腸の回復

穀物酢の種類

さらに細かくみていくと、醸造酢は穀物酢、果実酢、花酢、に分けることができます。どれも天然の材料を発酵させて作っています。

お酢の歴史の中で最も古いのが穀物酢であります。

穀物のでんぷん質を酵母菌などで糖に分解し、アルコール発酵と酢酸発行を経て、熟成されお酢になります。

ですからでんぷん質の多い穀物であるコメ。とうもろこし、ジャガイモ、サツマイモなどが原材料として使われています。

穀物酢の定義は1リットル当たりの表示している穀物の使用量が40グラム以上あることとされています。

代表的な穀物酢としては米酢、黒酢があります。

米酢の特徴は酸味は強めだが、米の甘みと旨みによってマイルドな味わいになっている。寿司を作るときによく利用されています。加熱料理には不向きといわれています。

黒酢は1リットル当たり米、小麦、大麦の使用量が180グラム以上のお酢です。ダイエットや健康食品として知られています。特徴は酸味は少なく、まろやかでコクがある。

料理の隠し味に使われたりしている。

数はそんなに出回っていないかもしれませんがジャガイモ、サツマイモを原材料としたお酢もあります。

その中に紅芋酢もあります。紅芋酢に関しては章を改めてご説明します。

では先に果実酢です。

果実酢は1リットル当たりの果実の使用量が300グラム以上のものであること。

果実酢の代表的なものはリンゴ酢、バルサミコ酢などがあります。

リンゴ酢は飲むお酢の代表的なものの一つです。ダイエット効果もあるといわれていて人気もあります。

バルサミコ酢はブドウの果実を潰し、その果汁を煮詰めます。これをこの樽に詰めて塾際させたものです。イタリア料理の定番の調味料の一つです。

これは単独でそんなに飲まれるというより、ドレッシングに使われたり、調味料として使われることの多いお酢です。

花酢には薔薇の花や桃の花、ハイビスカスなどを原材料にして作られるお酢です。

紅芋酢とは

紅芋酢の説明に入っていきたいと思います。

紅芋酢は、紅芋から紅芋酒を作り、それをさらに発酵と熟成を重ねたものが紅芋酢です。数が少ないため貴重なお酢になります。

紅芋酢は普通のお酢と何が違うのか?

紅芋酢は黒酢とは違い、アミノ酸はほとんど含まれていません。しかしその代わりに紅芋の色からもわかるように紫色の色素があり、

その中に抗酸化物質のポリフェノールであるアントシアニンを多く含んでいるのです。

紅芋酢のアントシアニンは、ブルーベリーやブドウなどに含まれているアントシアニンとも違い注目を浴びている素材だそうです。またアンチエイジング効果もあるといわれています。

アントシアニンとは活性酵素の一種で、「活性酸素」の生成を抑制する働きがある。活性酸素は紫外線やストレスにより発生し、体内の細胞や組織を参加させはたらきを衰えさせます。

アントシアニンの抗酸化作用には血管拡張、毛細血管保護、動脈硬化、血栓を防ぐ効果があります。ヨーロッパでは脳血管障害の薬の成分として使用されています。

一般的には目にもいいものとされていて、視神経の働きを支えているロドプシンの再合成を促して、疲れ目を改善する作用もあります。

紅芋酢はダイエットに向いているのか

今回のテーマである紅芋酢がダイエットに向いているのかどうかですが、黒酢と比較してみると、アミノ酸の含有量がかなり違ってきます。紅芋酢はアミノ酸が少ないのです。

黒酢がダイエットにいいという理由はクエン酸とアミノ酸を多く含んでいるため、脂肪を分解する力があることからです。

その点からいうと紅芋酢はアミノ酸が少ないということで、脂肪燃焼効果が高いとは言えないかもしれません。だからといって飲用酢として向いていないというわけではありません。

紅芋酢は健康面やアンチエイジングの面からみていくと、黒酢よりも優れている可能性もあります。体のサビである「活性酸素」を抑制する力に長けているのです。

しかしダイエット効果を求められている方は、黒酢などのような、はっきりとアミノ酸が多く含まれているものを試されるのがいいと思います。

黒酢はダイエットにも向いていると、一般的にも知られておりオススメしやすいお酢になります。しかし紅芋酢はダイエット効果に関して記述されたものは少なかったです。

このような点からも紅芋酢はダイエット効果を期待するのではなく、健康増進やアンチエイジングを求める方向けの素材といえるでしょう。

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