ダイエットと肩こりの意外な関係。血流をよくしたら一石二鳥!

ダイエットで、ボディーラインもキレイになるし、なおかつ健康状態も良くなる。これが理想です。

肩こりを解消することで、ダイエットに繋がるという意見があります。

また、急激にダイエットしたり、間違ったダイエットをすると、肩こりになったりといろいろな弊害が出てくることもあります。

今回はダイエットと肩こりの関係についてお話したいと思います。

肥満と肩こりの関係について

肥満になっている人の多くは、肩こりに悩んでいる方が多いです。

肥満になると、通常よりもついた脂肪が肩の筋肉に負荷をかけてしまうため、通常でも頭と腕を支えている肩には負荷がかかっています。

その肩にさらに大きな負担をかけてしまうことから、肩こりが生まれます。それ以外にも姿勢の問題など要因はいろいろ考えられますが…

しかし肥満から肩こりがきているということを知っている方は少ないのではないでしょうか。

肩こりの種類

肩こりといってもいくつかの種類に分けられます。

緊張タイプの肩こり:このタイプの肩こりは方周りの筋肉が緊張状態になってしまったことが原因です。

肩まわりの筋肉を使いすぎたため疲労がたまり、筋肉を緊張させてしまうタイプの肩こりです。

この対応の肩こりは軽い体操、ストレッチで筋肉を伸ばす必要があります。

硬直タイプの肩こり:この肩こりの対応の肩こりの原因は姿勢が大きく関係しています。背中が丸まった猫背の方に多い肩こりです。

猫背の状態では、筋肉がずっと伸びている状態です。それが続けば血行も悪くなり、筋肉も固くなっていきます。

猫背の原因として考えられるものは筋力の低下があります。正しい姿勢を意識するのと、筋トレをすると良いでしょう。

肩こりを解消すればダイエットも成功する?

1,血流を改善しよう

肩こりだけでなく、筋肉のコリというものは筋肉が硬くなってしまう症状です。筋肉が凝り固まってしまうと、血管を締め付け血流が悪くなります。

そうすると代謝自体も悪くなり、肥満になってくるという悪いサイクルに陥ります。

そのサイクルを断ち切るためには筋肉のコリを解消しなくてはなりません。肩こりを解消することで、代謝が上がるともいえるのです。

代謝が上がればダイエットにもなるということです。

2、冷え性を改善しよう

凝り性の方の体は冷えている事が多いです。冷え性の方はやはり血液の循環も悪いです。代謝も当然落ちますし、筋肉自体の熱生産も悪くなってしまいます。

体の燃焼効果がないということは消費カロリーが下がってしまいます。つまり太りやすい体質ということになってしまいます。
  
血流と冷え性を改善することができたら、肩こりも解消できるはず。そうすれば肥満解消、ダイエットにもつながる良いサイクルに変わってきます。

では、肩こりを解消するにはどうしたらいいのでしょうか?

肩甲骨周りの柔軟性をチェック

肩こり解消をはかる前に、現在の自分の肩甲骨周りがどういう状態かチェックしておきましょう。

1. 背中側で合掌
2. 目の前で合掌
3. 背中側で手を組む

1.指が上にくるように両手のひらを背中側で合わせて、その手を上へあげられることができる人は問題はないでしょう。

2.両手のひらと両ひじを胸の前で合わせます。その状態で肘が離れない状態で上げていきます。顎のラインまで肘が上がれば問題なしです。

3.肘を曲げ片腕から、もう片腕をしたから背中に回し、背中側で手を組むことができれば問題なしです。

ここでちょっと自分は肩甲骨周りが硬いなあと思った方は次の「肩甲骨はがし」に挑戦してみてください。

肩こり解消には肩甲骨はがし!

肩こりを解消するにはどうしたらよいかを調べてみますと、「肩甲骨はがし」がよいのではという結論に至りました。

「肩甲骨はがし」とは肩のコリを取るストレッチの名前です。効果が高いことからその名前になったといわれています。

肩甲骨はがしのやり方

では実際にどのようにするストレッチかみていきましょう。

最初は準備運動を兼ねて肩ストレッチです。

1, 立ったままでも、座った状態でもよいので、背筋を伸ばし姿勢を正します。
2, 腕を下ろした状態で、肩を上下に動かします。
3, 次に肩を体の後ろから前へ、またその逆にと、胸を閉じたり開いたりするように
前後に動かします。
4, 温まってきたら、腕を上下させてください。
5, 右手は右肩に、左手は左肩に置き、肘で円を描くように前後に肩を回します。

ポイントは肩甲骨がしっかり動いているかどうか、意識し、深く呼吸をしながら、ゆっくり行うことです。

次は両肩伸ばしストレッチです。

ヨガでは猫のポーズと呼ばれているストレッチです。

1. 床に四つん這いになり、息を吐きながら両手を前に出していきます。
2. お尻は築き上げたまま、アゴと胸を床につけて両肩をしっかり伸ばします。
3. 息を吐ききったら、まだ空いながらゆっくりと元の姿勢に戻ります。

この動きを何度か繰り返すようにします。

肩甲骨はがし(肩こり解消)はダイエットになるのか

肩甲骨はがしのやり方をみてきました。確かに肩こり解消にはいいでしょう。でもダイエットになるのかというところです。

血流、冷え性を解消することで基礎代謝を上げることなどで、ダイエットになるというお話もさせていただきました。

ただ
肩甲骨はがし(肩こり解消)をやることで、何キロも痩せるのかという話になると、そこまでの効果はないというところが正直な話す。

ダイエットを確実なものにするには、食事制限、しっかりとした運動をやらないと、効果は得られないようです。

肩甲骨はがしの効果いろいろ

肩甲骨はがしの効能は肩こり解消以外はどうでしょうか。

猫背や姿勢の悪さを改善してくれる。肩甲骨はがしをすることで、肩甲骨の位置を正常に戻します。

凝った筋肉も正常の戻って来るので、不可のかからないキレイな姿勢が手に入ります。

そのキレイな姿勢が女性でしたらバストアップも可能にしてくれます。

姿勢の良さと血流のアップで、リンパの流れも良くなりバストアップに必要なホルモンや栄養が行き届くのです。

肩甲骨はがしというストレッチが胸を支える大胸筋も鍛えられ、胸に針が生まれてきます。ぜひ試してください。

間違ったダイエットは肩こりを引き起こす

ダイエットは食事を控えることが書かせませんが、あまり偏ったダイエットの仕方、例えば同じものを食べ続けるダイエットは避けたほうがいいでしょう。

栄養素が不足すると、筋肉量が減って、頭や腕を支える首の筋肉も衰えてしまう可能性があるからです。

食事制限をするのであれば、タンパク質もしっかり摂るようにしましょう。

また食事制限だけに頼ったダイエットも注意が必要です。運動不足も肩こりになる原因の一つです。しっかりと運動も取り入れることが大切です。

ダイエットと肩こりは表裏一体?

冒頭にも書きましたが、肩こりを解消することでダイエットにいい影響を与えることになりますし、またダイエットを成功させることで肩こりがなくなるということもあります。

肩こりは、筋肉のコリによるものが多いです。血流がよければコリもなくなり、代謝も上がり、肩こりもダイエットにもいい影響を与えます。

今回ご紹介した「肩甲骨はがし」というストレッチをうまく取り入れて、肩こりをなくしていくことはダイエットにもなるし、健康面でもいい効果が期待できます。

またダイエットをすることで、余計な脂肪などのせいで首などに負担がかかっていたのが、軽減され肩こりがなくなることもあるようです。

このようにダイエットと肩こり一見関係がなさそうですが、大いに関係があるのです。肩こりを解消することで、健康になりましょう。

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