ダイエットには酢の物!痩せてる人は酸味を味方にしている
世の中のダイエットに励んでいるひとたちのなかには、運動で体型や体重を維持しているひとや、食事を制限したりしているひとなどいろいろいます。
でも、運動も食事制限もなかなか続けるには難しい部分もありますよね。
特に朝から夜まで一日中、会社に出勤して働いているというひとには、運動するタイミングがあまりなかったりします。
食事制限も同様に、ランチなどは外食かコンビニの食べ物を選ばなければならないというときもあります。
ダイエットは継続することが重要なので無理なくできる方法を選ぶのが長続きのコツです。
そこで、いつもの食事に足すだけでダイエットできると話題のお酢、ここでは酢の物についてお話していきたいと思います。
どうして痩せることが可能になる?知れば納得のお酢のダイエット効果
最初に思うのは、どうしてお酢って痩せるって言われているんだろうという疑問ですよね。
根拠なくダイエットに良いと言われていたら困りますが、実際に何の根拠もないのにダイエット効果があると謳われるケースもあります。
しかし、お酢のダイエット効果にはきちんとした根拠があります。
なぜならお酢にダイエットに良いと言われる成分が含まれているからなのです。
- 酢酸
- アミノ酸
- 血糖値の急上昇を抑える
ポイントは上記の3点です。
お酢に含まれている酢酸はダイエットに効果的な主成分である!
お酢に含まれている成分はたくさんありますが、お酢の主成分は「酢酸」です。酢酸は、体に入ってきた脂肪を蓄えるのを抑制する働きを持っています。
強い酸味と刺激臭が特徴のカルボン酸の一種。
お酢にはこんな成分も!人体に欠かせない成分であるアミノ酸
次にダイエットに欠かせないのは「アミノ酸」です。
アミノ酸ダイエットというダイエット法もあるように、とても有名な成分なのですが、お酢にはこのアミノ酸も含まれています。
アミノ酸には脂肪を分解する働きを持っている酵素・リパーゼを活発にする効果があります。
有機化合物の総称でタンパク質を構成するもの。人の体には必須の成分である。
お酢でダイエットにも健康にも良くない血糖値の上昇を制御!
食事をすると血糖値が一時的に上がるというのは広く知られていることですが、血糖値は急激に上がってしまうと逆に血糖値を下げようとする作用が強く働きます。
この血糖値が下がる際に、インシュリンというホルモンが膵臓から分泌されます。インシュリンは糖分を取り込みながら糖をエネルギーに変える働きをします。
膵臓から分泌されるホルモンの一種。主に血糖を抑える作用がある。インスリンとも呼ばれている。
これでダイエットに効く!積極的にお酢を摂りたいなら酢の物で
本当にお酢はダイエットの味方になってくれる調味料であるということが判明しましたね。
食事に取り入れるだけで、ダイエットの手助けをしてくれるお酢はどのように摂るのが効果を発揮してくれるのか気になりどころです。
- お酢の摂取量
- 摂取のタイミング
この2点はぜひとも詳しく知っておきたい点です。
毎食ごとに少量を摂取するだけで良いから無理なく続けられるお酢
お酢はだいたい、一日に15ml~30mlほどを摂取するのがいいと言われています。とくに15mlは内臓脂肪が減少することに効果を発揮する量です。
【お酢の一日の摂取量と効果】
内臓脂肪減少効果 | 15ml |
---|---|
ダイエット効果 | 15ml~30ml |
全身のダイエットを目指すのなら、30ml分を毎食に分けて摂るのが良いでしょう。10mlごとで良いので余程、お酢が嫌いではない限りは続けやすい量かと思います。
一体いつが理想的?ダイエットのためにお酢を摂るべきタイミングとは
摂るべきお酢の量がわかったら今度は、いつ頃にお酢を摂るのが良いのが気になってきますよね。
お酢は直接、胃に入れると胃の粘膜を痛めたり荒らしてしまうことがありますので、なるべくなら空腹時は避けるべきかと思います。
食事にお酢を取り入れたいなら、酢の物が理想的に食べることができる一品になるでしょう。
酢の物を作る時間がないというひとは、今は飲むタイプのお酢もありますので、お酢を飲むことに抵抗がないというひとは試してみるのもおすすめです。
【お酢とダイエットのポイント】
- お酢は胃の粘膜を痛める可能性があるので注意!
- 空腹時を避けて食事中に酢の物として摂ることがおすすめ。
酢の物はバランスの良い食事が重要になるダイエットの強い味方
ダイエット中の食事として多くのひとが実践しているのが酢の物を食べる、ということなのはお酢にダイエット効果があるからなのです。
そして、お酢を直接飲んだりすることを続けるのは厳しいという理由から、酢の物として摂るようになったのですね。
飽きる気持ちを解消!ダイエットの継続力をサポートしてくれる酢の物
ダイエットは継続していくことが成功のポイントだと思います。
しかし特定の食材ばかりをずっと食べ続けるのは、飽きてしまうことになりますし、なによりも栄養バランスを考える上ではおすすめできません。
お酢を使ったダイエットで、しかも酢の物として食べることは無理なくダイエットを続けていくという点から見ても、とても理想的です。
酢の物は、野菜や海藻など多岐にわたる食材を使って作ることができて便利です。
ダイエットの味方でもここだけは気をつけたい酢の物の注意点
ただし、飽きずに食べることができる酢の物でも大量に摂取すると胃に負担が掛かってしまいます。
お酢を直接飲んだりするわけではなくても、お酢の一日の摂取量は守りながら続けるようにしましょう。
とくに胃が弱いひとは、酢の物でダイエットを始める前にかかりつけの医療機関に相談してから始めることをおすすめします。
また、早く効果を得たいからといってお酢や酢の物ばかりを大量に食べると健康に悪影響を与えることにもなりかねないので、気をつけましょう。
あくまでもバランスよくということを心がけましょうね。
【酢の物ダイエットの注意点】
- 胃が弱いひとは始める前に考えて行うこと!
- お酢を大量に飲んだり酢の物ばかりを食べたりしないこと!
- バランスよく食事に取り入れることを心がける!
適度に酢の物を取り入れることで健康的なダイエットに!
ダイエットに取り入れることの多い酢の物についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
酢の物に必須のお酢の成分はダイエットに適しているものばかりで、納得できる点も多かったのではないかと思います。
無理は禁物!ダイエットは健康を維持するためにやることと心得よ
ダイエットにもっとも大切なのは、食事でも運動でもどちらにせよ無理をしないことです。
つらかったり楽しくないことは、どうしても長く続けることができないものです。
逆に、楽しく感じたり美味しいと思うものはずっと続けていくことができるので、ダイエットも楽しかったり美味しかったりすることをやってみることがポイントです。
とくに無理しながらダイエットを続けても、リバウンドや健康を維持できないなどの事態になってしまったらそれまで続けていたことが水の泡になってしまいます。
気にしすぎは健康を損なう恐れが!ダイエットとカロリーの関係性
またカロリーばかりを気にするような食事は、栄養がかたよるだけでなくダイエットで陥りやすい病気を引き起こすことにもなりかねません。
カロリーは低カロリーだから良い、という考え方はやめましょう。
一日のカロリー摂取量はひとが活動するために定められているものなので、極端にカロリー摂取を控えるということも危険です。
摂取カロリーは身長や体重、年齢でも大きく違います。
カロリーだけにこだわることをせず、それまでの食事を健康なものへと変えてみたりすることを最初に考えて、必要なら運動も取り入れましょう。
多くの場合は過度にカロリーを摂るような生活をしていなければ、極端なカロリー制限をする必要はありません。
【一日に必要なカロリー摂取量】
成人男性(20代~40代) | およそ2250kcal~3050kcal |
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成人女性(20代~40代) | およそ1700kcal~2300kcal |
楽しく健康に継続していく、ということを目指してダイエットをするようにしましょう。そのために手助けしてくれる一品が酢の物なのです。