バナナダイエットは痩せない?適度なカロリーが基礎代謝に及ぼす影響

バナナダイエットは、ストレスなく痩せられるということで、一時大変なブームになりました。当時ほどではありませんが、今でも人気は高いようです。

その一方で、まったく痩せない!という不満の声もあります。バナナダイエットで痩せられる人と人と、痩せない人の違いはどこにあるのでしょうか。バナナの栄養を知った上で、本当に高価がでる方法を探ってみましょう。

まずは基本から!バナナは健康にいい栄養が豊富に含まれている

バナナは、食べ応えも量もあって甘いので、カロリーが高そうですが実は1本のカロリーは約90kclと、意外に低く、ダイエットの強い見方です。ほかにも、積極的にとりたい栄養がたくさん含まれています。

栄養 役割
カリウム 塩分を排出し、血圧を抑える。
マグネシウム 血圧を調整し、骨の形成を助ける。
ビタミンB群 粘膜を作る、血行を促す、エネルギーの代謝を助けるなど。
セロトニン 精神を安定させる、リラックス効果がある。

ほかにも、免疫力や抗酸化力があり、ガンを抑制する効果があることが判明しています。デンプン、ブドウ糖、果糖、ショ糖など様々な糖質も含まれていることから、アスリートのエネルギー補給源としても重宝されています。

また、バナナは色によって栄養が違ってきます。青いバナナは、レジスタントスターチという食物繊維に良く似た働きをするデンプンが豊富で、血糖値が急激に上がるのを防いだり、便秘解消に効果があるといわれています。

ただし、固くて甘味がなく、日本に輸入される間に黄色くなってしまうので、日本にはほとんど出回っていません。

黄色く熟してくると、バナナはビタミンB群が増えてきます。血行や代謝を活発にしてくれるので、肌や髪をきれいに保つ働きがあります。黒っぽく熟したバナナには、リン脂質が増えてきます。リン脂質には、胃の粘膜を酸から守る働きがあり、胃潰瘍に効果があるといわれています。

バナナダイエットもいいですが、体調に応じて色で食べ分てもよさそうですね。

バナナダイエットは朝と夜どっちがいいのか知りたい!

バナナダイエットをしている人は、圧倒的に朝食べる人が多いようです。朝バナナダイエットという言葉が定着しているのもうなずけます。

バナナにはすぐエネルギーに変わりやすい糖質が多く、排便を促す食物繊維が豊富、いという点でも朝一で食べるにはうってつけの食品です。

しかし、低カロリーで腹持ちがいいバナナは、一本でも満足感が得やすく、肉料理や揚げ物など高カロリーになりやすい夕食の代わりにして、置き換えダイエットとしてとり入れてもいいのです。

どちらの時間帯に食べるにしても、気をつけたいのが栄養のバランスです。バナナは確かに栄養が豊富ですが、タンパク質や鉄分などはあまり含まれていません。

ほかの食品から補う必要があります。

バナナだけ食べていれば、自然に痩せる!ということではないので注意が必要です。

バナナダイエットで痩せない理由は?バナナだけに頼るのはNG

バナナダイエットはストレスなく間単に痩せられる!という声がある一方で、まったく効果がないという声も多く効かれます。

バナナダイエットで痩せなかった人には、バナナさえ食べれば痩せられると思い込んで、ほかの食事や間食でカロリーオーバーしてしまったり、逆にバナナ以外のものを、ほとんど食べないようにしたために、ストレスがたまって長く続けられなかったというケースが多いようです。

バナナダイエットの効果の部分だけが一人歩きして、正しいやり方がきちんと理解していない人が意外と多いようです。

バナナは痩せ薬ではありません。

バナナの成分だけに過剰な期待をせず、食事のバランスや、適度な運動など、生活習慣全体を見直すことで痩せる効果が上がります。

続けられそうにないな…と思ったら、何か間違ったことをしている可能性があります。もう一度、やり方をよく見直してみましょう。

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