ダイエットにも効果的!バスソルトの使い方
バスソルトはおしゃれなボトルやパッケージで売られていることが多いため、その見た目に惹かれてつい手を伸ばしたくなります。
しかし、買ってはみたものの普通の入浴剤との違いが分からない・使い方をよく知らないという方もいらっしゃると思います。
実はバスソルトは正しく使うことでダイエット効果が得られるのです。
毎日の入浴で効率よくダイエットできるバスソルトの使い方について解説します。
バスソルトってどんな入浴剤?
まず、バスソルトとはそもそもどういったものなのか説明します。
入浴剤の一種だが化粧品や雑貨と同じ扱い
入浴剤は薬事法で医薬品・医薬部外品・化粧品・雑貨に分類されていますが、バスソルトはこの中の化粧品・雑貨に当たります。
ただし、商品によっては医薬部外品となっているものもあります。
医薬品・医薬部外品は効果・効能を明確に記載することが可能ですが、化粧品に記載できるのは「体を温める」「肌が潤う」といった緩やかな作用のみです。
雑貨に関しては人体に対する作用を謳うことは許可されていません。
つまり、同じ成分が使われていたとしても、分類が異なると商品に記載できる表現も変わるのです。
バスソルトの種類
バスソルトを成分で大別すると以下の2種類があります。
天然塩
・主成分は塩化ナトリウム
・産地によって特徴が異なる
エプソムソルト
・塩分が含まれていない
・天然塩よりも水に溶けやすい
いずれもミネラルやマグネシウムを皮膚から吸収することで体によい作用をもたらすとされています。
リフレッシュ効果やリラックス効果を高めるために花やハーブのエッセンシャルオイルが配合されているものもあります。
女性に嬉しい!バスソルトの効果・効能
バスソルトそのものについてはこれまでの説明でお分かり頂けたかと思います。
ここから先はバスソルトの効果・効能について説明します。
デトックスしながらダイエットできる
塩の発汗作用により、体内に溜まった老廃物が毛穴から汗と一緒に排出されます。
汗をかいて体が温まることで代謝が促進され、脂肪燃焼効率が上がり痩せやすい体になります。
高い保湿力と保水力で美肌作りをサポート
バスソルトを入れたお湯はただのお湯よりも保湿力と保水力が高いです。
さらに、塩は皮膚の表面に膜を作り水分の蒸発を防いでくれます。
マグネシウムで腸内環境改善
バスソルトには腸の働きを活性化するマグネシウムが豊富に含まれています。
また、マグネシウムは腸内の水分量を調整する作用があるため、便秘解消にも効果的です。
基本の使い方と応用編
バスソルトはただお風呂に入れればいいというわけではありません。
確実に効果を得るためには正しい使い方を知ることが重要です。
入浴剤として使う
38~40度のお湯にメーカーやブランドが定めた量のバスソルトを入れ、よくかき混ぜてから入浴します。
商品によって異なりますが、一般的な浴槽のお湯の量(約200リットル)に対し、天然塩は50~100g、エプソムソルトは200~400gが適量とされています。
入浴時間は10~20分が理想的で、湯船から上がったらシャワーでしっかり体を洗い流してください。
20分以上入浴すると、排出された老廃物が皮膚を通して体内に戻ってしまいます。
敏感肌やアトピーの人は肌に痛みや刺激を感じることがあるため、体に合わないと思ったら使用を控えましょう。
マッサージスクラブとして使う
粒が細かいバスソルトはマッサージスクラブとして使うことも可能です。
手のひらに乗せたバスソルト(大さじ1~2杯程度)を水かお湯で練ってペースト状にし、腕・脚・お腹など気になる部分をマッサージします。
力を入れすぎると肌を傷つけてしまうので、優しくゆっくりと円を描くように触りましょう。
マッサージの後はぬるま湯かシャワーで洗い流してください。
手軽に楽しむなら足湯でもOK!
浴槽の掃除が面倒・湯船に浸かるのが苦手という人は足湯がオススメです。
バケツか洗面器に40~42度のお湯を入れ、小さじ1杯程度のバスソルトを溶かし20分程足を浸けます。
お湯の量の目安は足首が浸かるくらいです。
足を浸けている間はひざ掛けを使う・終わった後は靴下を履くなど、体を冷やさないようにしましょう。
バスソルトで体の内と外から綺麗に!
最後におさらいとまとめをします。
バスソルトは天然塩や硫酸マグネシウムの結晶を原料とする入浴剤の一種です。
体を内側から綺麗にする様々な作用があり、特にデトックス・ダイエット・美肌・便秘解消に効果的です。
入浴以外にも、マッサージや足湯に使うことができます。
バスソルトを上手に使いこなして美しく健康的な体を手に入れましょう。