30回噛むとダイエット効果!噛まない早食いが身体に与える悪影響

食事をする時に、咀嚼の回数を気にかけて食事をしていますか?実は咀嚼の回数は体の健康や美容、ダイエットに関りがあります。食事をする時に1口30回噛むことで肥満予防になると言われています。

ここでは食事をする時の咀嚼に付いて紹介していきます。あまり咀嚼を意識したことがない人はこの機会に咀嚼をすることで得られる、効果を知り意識的に取り組んでみてはどうでしょうか。

食事は30回噛むことを意識!時間をかけて食べよう

食事をする時はできるだけ咀嚼を多くした方が体にいい効果を与えてくれます。

回数としては1口30回噛むことで肥満の防止効果に期待することができます。

なぜかというと理由としては3つあります。

  • 満腹中枢を刺激しやすい
  • 脂肪が付きにくい
  • 消費エネルギーが増える

咀嚼回数が増えると満腹中枢が刺激され、食事で食べる量を減らすことができます。食べる量が減ればそれだけ肥満になりにくくなるため、ダイエット効果につなげることができます。

満腹中枢が刺激されると体の代謝も活発になり、脂肪の分解を促進してくれます。また脂肪の材料の一つに「グルコース」というものがあり、咀嚼をすることでグルコースが脂肪細胞内に取り込まれにくくなります。

グルコースが脂肪細胞に取り込まれにくくなることで脂肪も付きにくくなるため肥満も予防することができます。咀嚼をして代謝が上がると消費エネルギーを上げることができます。代謝が上がり消費エネルギーが上がるということは運動や体を動かさなくてもエネルギーが消費されることになります。

つまり体を動かさなくてもエネルギーが消費され痩せやすくなります。ダイエットにおいて「代謝の向上」は痩せるためにとても重要なため、咀嚼の回数はできるだけ増やした方がダイエットも効果的です。

食事をする時には1口ごとに30回噛むことを意識し、時間をかけて食事してみてください。

早食いは肥満の原因になるため注意しよう!

早食いは肥満の原因になりますが、なぜ早食いが肥満の原因になるのか知っているでしょうか。まず、食事を食べて「満腹」と感じるのは脳であり、その脳が満腹を感じるまでには食事をしてから15分から20分の時間が必要となります。

早食いをしていると脳が満腹と感じるまでに必要以上に食べてしまう可能性が高まります。食べ過ぎてしまうと摂取するカロリーも増えてしまい肥満の原因になり、太ってしまいます。

食事をする場合は最低でも15分から20分の時間をかけて食べると肥満を予防することができます。食事の量や食べるものにもよりますが咀嚼回数を増やせば、食事の時間も伸びるため咀嚼回数は30回噛むことを意識して食事してみてください。

誰でも簡単にできる?食事で30回噛むためのコツ!

食事で30回噛むことはダイエットに期待できますが、噛む回数を増やせないという人もいます。そういう人は工夫をして食事をしてみてはどうでしょうか。まずは「30回噛む」ということは必ず意識しておきましょう。これを意識しておくだけでも噛む回数を増やせるため毎日継続してみてください。

30回を数えるのが難しいという人は、例えば頭の中で10文字の言葉を3回唱えながら咀嚼してみてください。1文字ごとに一噛みすることで30噛みやすくなるため試してみてください。

食べ物は少量ずつ食べた方が噛みやすい!

食事をする時に一口に食べものを沢山口の中に入れていませんか?1口で食べる量が多いと食事もすぐに終わってしまい、肥満の原因になってしまうこともあります。また一口で食べる量が多いと噛む回数自体は増えますが、普段使っていない「咀嚼筋」がすぐに疲れてしまいます。

咀嚼筋が疲れてしまうこと自体は、咀嚼筋を鍛えるためには必要なことですが、急激に行ってしまうとそれも良くありません。咀嚼回数が少なくなってしまう可能性もありますし、食事自体を中止しなくてはいけなくなる可能性もあります。

食事をする時には一口ごとの量は減らし、少しずつ食事をするようにしましょう。

少量ずつならば普段咀嚼しない人でも30回噛むことは比較的簡単に行うことができるし、食事の時間を延ばし肥満の予防もできます。

食事中に水を飲む人もいますが、食事中の水もあまりよくありません。食事中に水で食べ物を流し込んでしまうと噛む回数も減ってしまうため噛む回数を増やすことができません。食べ物は水で流し込むのではなく、自分でちゃんと咀嚼してから飲みこむようにしましょう。

食事をする時は食事に集中して食べるようにしよう

食事をする時にテレビを見ながら食事をするという人は多いのではないでしょうか。

その他にもスマホやパソコンなど見ながら食事をする、いわゆる「ながら食い」は噛む回数も減ってしまうため食事中はできるだけ避けるべきです。

特に食事を一人で食べるという人はながら食いをしている人は多いのではないでしょうか。一人で食べなくてはいけないという場合は、食事に意識を向けてながら食いをしないようにしましょう。

また食事はできるだけ一人でせずに誰かと一緒に食べるようにすると噛む回数だけではなく、食事の時間も伸ばすことができます。会話を楽しみながら食事をすると食事に時間がかかり満腹中枢も刺激されるため食べ過ぎを防ぐことができます。

会話に集中しすぎてしまい噛む回数が減るという可能性もあるため、噛むことを意識して食事を食べるようにしましょう。

一口事に箸を置く・利き手ではない手で食事をしてみよう

食事をする時に一口食べた後は箸を持ったままという人も多いのではないでしょうか。一口ごとに箸を一度手から離してみてください。箸を置いて食事をすると噛むことに意識を集中することができるため、30回噛むことも達成しやすくなります。

慣れてくれば30回数えなくてもだいたい30回噛んだなと分かるようになるためこの方法はとてもオススメです。食事をする時は基本的には利き手で箸やスプーンなどを持ちますが、利き手と逆の手で箸などを持つことで食事をゆっくり行うことができます。

上手く食べられずイライラすることもありますが、満腹中枢を刺激しやすくなるため食事の量を減らすことができます。

30回噛むことはダイエット効果以外のメリットもある!

食事で30回噛むことで得られるメリットはダイエット効果だけではありません。その他のメリットも多いため、30回噛むことに損はありません。まず挙げられるメリットは胃腸への負担を減らすことができるという点です。

咀嚼をすることで口に入れたものはどんどん小さくなっていきます。飲みこんだものが小さければ消化液に接する部分も大きくなり、効率よく消化することができます。効率よく消化されれば栄養も体内に取り入れやすくなるし、排出もされやすくなります。

つまり便通もよくなるため、便秘の改善効果にも期待することができます。便秘はそのままにしておくと体内に良くないものが残り体に良くありません。太りやすくなる原因になることもあるため、便秘はできるだけ改善しておきましょう。

30回噛むことは病気の予防にもなる!

食事の咀嚼回数は病気の予防効果にも期待することができます。具体的に言うと「癌」と「アレルギー」の予防をすることが可能です。咀嚼をすると唾液が多く出るようになります。唾液には癌の予防をしてくれる「ペルオキシダーゼ」という酵素が含まれています。

この酵素に癌の予防をする効果があり、癌のリスクを抑える効果に期待することができます。次にアレルギーですが、アレルギーは食べたものが十分に消化できないと症状に出てしまうことがあります。

特に咀嚼回数が少ないと食べたものが消化しきれずにアレルギーが出るため、咀嚼回数を増やし食べたものを十分に消化できればアレルギーの発生するリスクは低くなります。よく噛んで食事をすれば例えば「アトピー性皮膚炎」などのアレルギーを予防することができるため、よく噛んで食事をするようにしましょう。

咀嚼回数を増やすことは認知症の予防効果にも期待することができます。よく噛むことは脳の活性化効果があり、脳を活性化させることで脳を刺激し認知症を予防することができます。他にも記憶力や反射神経、運動神経、判断力などの能力の向上効果も期待できます。

30回噛むことは体の建国にもつながるため、病気で苦しみたくないという人は日ごろからできる咀嚼で予防してみてはどうでしょうか。

30回噛むと美容効果もある!綺麗に痩せたいなら試してみよう

30回噛むことで美容効果にも期待することができます。咀嚼をすると、顔にある咀嚼筋という筋肉をきたせることができ、この筋肉を鍛えることでフェイスラインをスッキリさせることができます。

フェイスラインがスッキリすれば小顔効果にも期待できるし、顔のシワ予防効果にも期待することができます。顔に脂肪が付いてしまい悩んでいるという人は咀嚼をして顔の筋肉を鍛えてみてはどうでしょうか。

噛むことで皮膚や髪の毛の代謝を上げることができ、肌トラブルの解消だけではなく髪の発達促進効果にも期待することができます。また老化の防止効果もあるため、見た目を若々しくありたいという人にうれしい効果もあります。

女性の人にうれしい効果もあるため、できるだけ食事はよく噛んで食べるようにしましょう。

30回噛むダイエットはとてもシンプル!すぐに始められる

食事をする時に一口30口噛むダイエットはとても簡単ですぐに始めることができます。

このダイエットは食事をする時に一口30噛みするだけです。

食事は基本的に毎日するため、食事代を考えなければお金をかけずにダイエットすることができます。普段噛むことをあまり意識しない人は違和感を感じることもあります。

あまり咀嚼をしない人は咀嚼が難しいこともあるため、最初は意識して咀嚼回数を増やすようにしましょう。慣れてくれば習慣になるため、咀嚼を違和感なく行えるようになります。

また食事はできるだけ噛み応えのあるものを食べるようにしましょう。例えば麺類、うどんやそば、パスタなどはあまり咀嚼が少なくても食べられるため、咀嚼の回数がなかなか増えません。

柔らかいものばかリ食べていると噛む力も衰えてしまうし、咀嚼回数が減り肥満の原因になる可能性もあります。食事をする場合は肉や魚、キノコ類、海藻類といったカロリーが低く食物繊維が多いものを中心に食べてみましょう。

間食を食べる時も30回噛むことを意識してみよう

食事で30回噛むと満腹中枢が刺激されやすくなるため空腹も感じにくくなります。しかしダイエット中にはどうしてもお菓子など間食を食べたい…。と感じることもあります。間食は考えずに食べてしまうとカロリーを摂取しすぎてしまい、肥満の原因になることもあります。

間食を食べるのであれば腹持ちが良くて太りにくいもの、栄養が豊富な物を食べるようにしましょう。

  • チョコレート
  • ナッツ
  • フルーツ
  • ガム
  • スルメ

チョコレートやナッツ、フルーツは腹持ちも良く食事の前に食べることで食事の量を減らすこともできます。チョコレートと言えば太りやすいというイメージもありますが、食べ過ぎなければむしろ栄養も豊富で腹持ちも良いためダイエットのため、健康のためにも良いお菓子です。

ガムやスルメは咀嚼回数が多い間食としては定番で、噛むことで満腹中枢を刺激してくれます。間食を食べることでストレスの軽減効果にも期待でき、ストレスの発散効果にも期待することができます。

ダイエット時のストレスはため込み過ぎると精神的な病などになることもあるため、できるだけため込み過ぎないように、ストレスを発散するようにしましょう。

簡単すぎるけど30回噛む食事のデメリットはないの?

30回噛むだけのダイエットはとても簡単なため、大きいデメリットやリスクがあるのではないかと不安な人もいるのではないでしょうか。

確かにデメリットはありますが、致命的なデメリットではないため、あまり気にする必要はありません。

  • 食事の時間が延びる
  • 料理が冷めてしまう
  • 顎、口が疲れる
  • 会話が途切れやすくなる

デメリットとしては上記の4つがあります。食事の噛む回数が増えれば食事の時間も長くなりますし、食事もだんだん冷めてきてしまいます。冷めてくるとおいしくなくなる料理もありますが、食事は基本的には冷めても問題ないためあまり気にする必要はありません。

噛む回数を意識して食べるようになったばかりだと慣れておらず口やあごが疲れやすくなってしまいます。これも慣れてくれば疲れにくくなるため、慣れるまで我慢して30回噛む食事をしてみてください。

また慣れてくれば食事中の会話もうまくできるようになるため、徐々に慣れていくと良いでしょう。デメリットもありますが、あまり致命的というものはないため簡単なダイエットから始めたいという人は咀嚼回数を増やすダイエットを始めてみてはどうでしょうか。

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