自転車通勤で賢く痩せる!時間も手間もかからないダイエット法
今回おススメするダイエット法は、自転車ダイエットです。特に通勤時間を利用すれば、自転車に乗る為の時間をわざわざ作らなくて済みますし、車や交通機関の代金といったものが浮きます。
ダイエット法と言っても、自転車ダイエットは「自転車に乗って漕ぐ」というだけです。誰でも気軽に始められます。
自転車ダイエットの要点をまとめましたので、参考にしてみて下さい。
自転車通勤ダイエットの効果は??
自転車を漕ぐ運動は「有酸素運動」になります。
有酸素運動とは、「負荷が軽く、動きが早急ではなく、持続性のある運動」を指し、自転車、ジョギングや水泳などもその一種に当たります。
有酸素運動は酸素をエネルギー源として脂肪を燃焼させる効果があるので、継続して行うことでダイエットに繋がります!
自転車ダイエットの効果は、特に下半身に現れます。下半身には大きな筋肉が集中していてその量は全身の70%と言われています。大きな筋肉を使うので、効果が現れるのも早いです。
お腹・腰・太ももなどの下半身太りや、足腰を鍛えたいという人に特におすすめです!
普段乗っている自転車でもいいの?不向きな自転車とは
お持ちの自転車で大丈夫です。あえて初期投資する必要はありません。
ただ久しぶりに乗る自転車で、乗っていて疲れる、違和感がある場合は、不良箇所があるかもしれないのできちんと点検して下さいね。事故の危険性もありますし、ダイエットどころではなくなってしまいますからね。
自転車に乗ることに慣れてきたら、スポーツサイクルといった、走りを楽しむための自転車に乗り換えてもいいですね。
不向きな自転車と言えば「電動自転車」です。なぜ不向きなのかと言うと、電動自転車は漕ぐ力を電力でアシストしてくれます。そうすると下半身にかかる負荷が少なくなり、カロリー消費量も上がりません。
ダイエットの効果を高める!自転車の乗り方とは?
初めて自転車通勤をする方、普段の移動を自転車に変えてみようという方は、始めのうちは無理をしない程度にしましょう。
毎日自転車で通勤するのではなく週に2日から、とか、2キロ離れたスーパーまで行ってみよう、など、初めから飛ばさずに、継続して自転車に乗ることを目指しましょう。
また効果的にダイエットをする為の乗り方のポイントがあります。
せっかく乗るなら意識したい3つのポイント
ポイント① ペダルを漕ぐときはつま先で!
つま先に力を入れて漕ぐことで、ふくらはぎと太ももを鍛えることができます。ただ漕ぐのと、つま先を意識して漕ぐのとでは、足への負荷がかなり変わってきます。
ペダルの真ん中に足の親指の付け根のあたりを置き、そこからつま先で漕ぐようなイメージです。ふくらはぎが結構辛いと思いますが、無理のない程度に頑張ってみましょう。
ポイント② 姿勢
自転車に乗る時は「前傾姿勢」になることがポイントです。なぜなら前傾姿勢になると二の腕と腹筋に力が入るので、上半身の引締めに繋がります。
その前傾姿勢を保つには、サドルの高さが重要になります。今乗っているサドルの高さから5センチほど上げてみましょう。少し前のめりになるでしょうか?
怖ければ無理をする必要はありませんが、なるべく前傾姿勢を保つことがポイントです。
ポイント③ ギアは軽くして…
ギア付きの自転車に乗る場合ですが、ここにもポイントがあります。自転車はギアが軽いとスイスイ漕ぐことができます。逆に重くすると、足に力を入れないと漕ぐことができませんね。
軽いと重い、どちらが効果的かというと、軽い方が実は効果的なんです。
なぜかというと、ギアを重くすることで、ずっと力が入った状態でペダルを漕ぐことになります。この状態は無酸素運動になってしまい、筋肉をつけるには良いですが、脂肪燃焼の効果は少なくなってしまうのです。
脂肪燃焼の効果を上げるには、ギアは軽めにして、息切れしない程度の負荷で乗るのがおススメです。
ダイエットをするとなると、ギアを重くして足に負荷をかけた方が効果的なのでは?と思いますが、どちらかと言うとギアは軽い方がいいんです。
有酸素運動は継続が大事
自転車は有酸素運動とお話ししました。
これまで有酸素運動は20分以上続けると脂肪が燃焼し始めると言われていましたが、最近の研究では、あまり関係がないことがわかりました。
なぜ20分以上と言われていたかと言うと、運動を始めてから大体20分経過したころに脂肪が燃焼されるからです。
ではそれまでは何が燃焼されているかと言うと「糖」なのです。糖も脂肪もエネルギー源となるわけですが、運動の際まず消費されるのが糖です。脂肪は時間をかけないとエネルギーとして変換できません。
脂肪が燃焼しないならダイエットにならないんじゃ?と思われるかもしれませんが、糖が使われてもダイエットになります。
なぜなら食事などによって身体に蓄えられた糖は、過剰な分は脂肪になってしまうからです。糖が十分なところにさらにまた食事をすると、ほとんどは脂肪となります。
しかし有酸素運動で糖を燃焼すれば、脂肪はつきにくくなりますよね。
有酸素運動は少しの時間でもいいから、毎日継続することが大事だと言われています。
確かに、10分、20分でも毎日続けられたらいいのですが、通勤距離が長い、10分、20分で行くようなところがない、という人は週に何度か、30分から1時間自転車に乗るという方法でも良いと思います。
長時間乗れば脂肪も燃焼できるので、より効果的です。
せっかくなら継続させましょう!
代謝が良い人は1ヵ月もすれば痩せてきたことを実感できますが、有酸素運動は通常すぐには結果が出ないものなので、半年を目安に継続されると良いと思います。
減量に成功できたら、おめでとうございます!自転車ライフは卒業です。
しかし、ダイエットをされた方の口コミを見ると、その後も継続されている人が多いようです。自転車の爽快感、楽しさに目覚めたり、通勤の混雑を考えると自転車の方が楽、という声がありました。
ダイエットに成功したからキッパリ終わり、というのも良いのですが、体型維持や体力づくりの為にも是非続けてみてはいかがでしょうか。
通勤時間を利用した自転車ダイエットは、忙しい社会人の皆さんにおススメのダイエット法です。ただし、事故などには十分お気をつけください。
ダイエット成功の鍵は「継続」。初めは辛いかもしれませんが、毎日乗ることで習慣化されていきますので、どうせなら楽しみながら続けましょう。