ダイエットして憧れ二次元キャラに。メリハリボディーでコスプレ満喫

日本人女性のとくに若い世代に蔓延するのがやや脅迫めいた「痩せ願望」。

ドラッグストアやバラエティショップにはこれでもか、というほど多種多様なダイエット食品が並び、ひとたびインターネットを開けば「芸能人御用達」のダイエット方法、ダイエット食グッズモニター募集の公告の大嵐!

そのせいか?たしかに日本の若い女性は、この飽食の時代にも関わらず一様に痩せ傾向にあります。

しかし、10代後半〜30代前半の若い女性たちの中で、そのような「痩せ願望」とは一切無縁だという層も一定数存在していることも明らかなんです。

リアルの異性に興味なし!オタクはなぜポッチャリしているのか?

 

デートスポットや商業施設が多数存在する東京・お台場。夏休みともなれば、賑やかな家族連れやイチャイチャカップルでいっぱい。

が、お盆前のある時期、いわゆるカップルでもファミリーでもない一団が大挙してやってきます。(一団の中にカップルやファミリーが皆無というわけではないですが…)。

そう!それこそがお台場ビッグサイトで開催される一大風物詩・コミックマーケット(通称コミケ)をお目当てにやってきた、“オタク”の人たちです。

一般人の“オタク”に対する体型イメージは「ぽっちゃりさん」

 

なぜ、その人たちを“オタク”だと瞬時に判断できるのか。個性的なファッションや、売買する戦利品(同人誌やグッズ)を収納するキャリーケースの他にも、わかりやすい「ぽっちゃり」というアイコンが…。

コミケのみならず、人気のあるコミック専門店などに出かけると、かなりの割合で店内のポッチャリ率が高いと感じることがありませんか。

もちろん、アニメ・マンガなど二次元の世界をこよなく愛するオタクの人たちの中には、痩せ気味の人やナイスバディ、マッチョもいないわけではありません。

ところが、「いわゆるオタク」というコトバから思い浮かべるのは、男女の差なく、総じてポッチャリした体型ということになるのではないでしょうか。

ダイエットやスポーツは無縁、体型維持に興味なしのオタクの自己肯定

 

ポッチャリ体型から連想できる人物像、性格は、「カラダを動かすことが苦手。糖質・カロリー制限をしない。体型維持にさほど熱心ではない人」という感じでしょうか。

たしかに「我こそはオタク」と自認するオタクの人の大多数は、流行にスッキリ身を包み、マスコミ紹介の人気スポットで恋人とイチャイチャするような「現実に満足している輩」を“リア充”と呼び、食べたいだけ食べ、運動もせずゴロゴロしている自分たちを “非リア充(=モテない)”と自嘲する傾向にあります。

しかしながら、その自称“非リア充”の人々、実は「自己肯定感」がとても高い傾向にあるんです。

先進国中極めて自己肯定感低めの日本の若者、ただし例外がある!?

 

あまた先進国に比べ、日本人の若者の自己肯定感ははるかに低いというデータがあります。しかし若者の中でもなにかしらの「一芸に秀でた人」というのは総じて自己肯定感が高い傾向にあるのです。

自分のしてきた努力や出した結果に対し、周囲から評価が得られ、応援されるような立場にあれば、自信が生まれますし、さらなる努力への意欲も高まります。才能ある人の自己肯定感が高いのは至極当然なことと言えるかもしれません。

二次元萌え「オタク」と呼ばれる人々が持っている確かな自己肯定感!

 

これを「オタク」の人々に当てはめて考えてみましょう。

日本において、かつて「オタク」というコトバは、おもにアニメやマンガなどに相当詳しく、熱く語り合う人々を周囲が遠巻きにしながら「あいつらはオタクだ」などと指さすという、ある意味蔑称でした。

しかし近年、日本のアニメ・コミックは海外から「クールジャパン」と熱視線を送られるほど成熟したサブカルチャー。他国からすると、オタクとはそれらに精通したいわば達人を指す、憧れを秘めた尊称という一面もあります。

自己肯定感が高さは「ありのままの自分」を受け入れることに繋がる!

 

周囲からの自身へのリスペクトを自認すればこそ、自らを“非リア充”と自嘲する人も「自分自身への肯定感」を維持できるのではないでしょうか。

自身のこよなく愛するアニメ・マンガ作品への知識・自分なりの見解、お気に入りキャラクターへの深い愛(キャラグッズへの投資額)は、同じように二次元を愛する仲間たちの所属する世界では、共感を呼び、またその程度によっては、大きな賞賛・憧憬をもたれる可能性も高いわけです。

これならば、自身を「非リア充」などと卑下するオタクの人にも関わらず、自らに自信と誇りを持ち、高い自己肯定感をキープできることにも納得です。

リアルの異性に興味なし!そんなオタクにダイエットは難しい!?

 

自己肯定感の高さは「ありのままの自分」を受け入れるということにも繋がります。

SNSなどでつい見栄を張ってしまいがちな現代人。プロフィール写真で「スッピンだよ」などとコメントしつつ念入りなメイクを施した写真を公開したり、華奢で小顔に見せる撮影テクニック・画像加工の積極的採用は芸能人、アマチュアに限らず、快挙にいとまがありません。

これら事例はいわば「ありのままの自分」を受け入れられないゆえに日々行われているといっても過言ではないでしょう。

「ありのまま“ポッチャリ体型”の自分」を受け入れることの善し悪し

 

このあたり、自己肯定感が高く、「ありのままの自分」を受けいれることにかけて、てらいのないオタクの人々は、自己肯定感が低い人の「しゃかりき」な自画像修正でなく、「ある程度」の画像加工の自分で満足する傾向にあるようです。

「ありのままの自分を受け入れる」ということは本来的にはとてもよいことです。ムリして自分を装ったり、高下駄を履くより、健全。はるかに精神衛生上、ラクです。

しかし、だからこそ体型維持に興味を持たず、ポッチャリ体型の自分でも「ありのまま」受け入れ、良しとし、ダイエットしようなどとは思いも寄らない、なんてことに繋がりかねない。

それゆえ、「オタクの人にはポッチャリが多い」という世間的イメージにお墨付きを与えつづけている状況に甘んじている、というのは言い過ぎでしょうか。

医師の推奨する健康体重は一般的にはやや“ポッチャリ体型”!?

 

しかしながら、ポッチャリしている、ということはけっして罪ではありません。一般的に現代の若い世代の女性のほとんどが痩せ過ぎ傾向にありますから、今後結婚して出産・育児をするとなったとき、子どもや自分自身に健康上の問題が生じないとも言えず、ある程度肉付きのよい方が元気にいられる、ということは真実です。

日本医師会が推奨する、病気にかかりにくく健康でいられる適正体重については、以下の公式で求められます。

身長(メートル)×身長(メートル)×22(BMI)

この式で計算すると、身長160cmの人の適正体重は、

1.6×1.6×22=56.32kg

ということになり、かなりポッチャリしていても問題なし。健康なカラダということになります。

BMI値が25を越えなければ“肥満”ということにはならない!?

 

計算式で最後にかけた値をBMI値と言います。BMIとは、Body Mass Indexの略で肥満度を表す体格指数です。

この値が25を越えなければ適正体重の範囲内。すなわち肥満ではない、ということになります。

身長160cmの人で再度計算してみましょう。

1.6×1.6×25=64kg

身長160cmの人は64kgを越えなければ肥満ではない。適正体重だと言うことになります。

BMI値が25以上あるという人は健康上の問題があちこちに生じてきてしまう可能性が極めて高いですし、実はもうすでに出てきているかも知れません。早めにダイエットすることをオススメします。

BMI値が25越えてはいないが、24から25に近い範囲だという人。もし、あなたが「カラダを動かすことが苦手」だとしたら、たとえ適正体重範囲内であっても、もっさりして鈍重な印象に見えてしまうことは避けられません。

体重は減らさなくても、見た目印象がガラリと変わりスリムな印象に!

 

たとえ、同じ体重でももっさりとして鈍重な印象を与えてしまう人と、スッキリ格好良く見えるという2種類の人がいるということはご存じですか。

理由は、「脂肪は軽く、骨や筋肉は重い」ということにあります。頑張ってダイエットをしてわずかに脂肪が減ったとしても体重の数値はそれほど変わらないのです。

また運動や筋肉トレーニングによるダイエットは筋肉量を増やしたり骨を丈夫にするため、体重はあまり減らないばかりか、むしろ増えてしまうという場合もあります。しかし、見た目印象はガラリと変わりますし、ある時点を越えると面白いほど体重が落ちていく、なんてこともあるようですよ!

体重の減少にばかり、こだわっていると、微々たる数しか体重が減らないダイエットは苦痛そのものですが、「顔がシャープになった!」という周囲の声や、「キツかったジーンズが入る」という実感さえあればダイエットは大成功です。

本気ダイエット決意するには憧れ二次元キャラのコスプレ欲が効果的!

 

自己肯定感が高く、「ありのまま、そのままでいい」という気持ちのつよいオタクの人にとくにオススメしたい、「見た目重視」のダイエットを成功させる鍵が「コスプレ」。

大好きな作品のカッコイイあのキャラになりきりたい!あんなコスチュームを着てみたい!こんなコスプレ欲がダイエットすることへの決意になり、モチベーションを下げることなくダイエットをつづけていくことの支えになります。

憧れの二次元キャラをいつでもどこでも目に入る状態にしておく!

 

このキャラのコスプレをしたい!と思ったら室内至るところ、そのキャラのポスターや切り抜きを貼りましょう。仕事場のデスク、トイレ、風呂場、お財布の中、どんなときでもそのキャラが目に入ってくるように。

具体的なルックスのイメージがあれば、似たような体型に近づくことの手助けになります。キャラのコスプレ衣装を用意できるものなら、理想体型のサイズで用意して、たびたび袖を通してみることもオススメです。

あとどれくらい痩せれば入る、という具体的な目標が実感できますから、ダイエットの近道になるわけです。

体重計と友だちになるだけで面白いほど痩せる!レコードダイエット

 

もし、家に体重計がないという人、すぐに買ってください。機能性の高い、値段の張るものでなく、体重さえちゃんと測れるなら、安いもので構いません。しばらく体重計に乗っていなかったという場合は確認して、必要なら電池交換してくださいね。

家にいるとき、気づいたら積極的に体重計に乗ってみる。面白いことにこれだけでも体重って減るんですよ。理由は、今まで意識していなかったことに意識を集中するようにしたからです。

水を飲んだらどれだけ増えるか。トイレに行ったらどれだけ減るか。そのことに気づくだけで、知らず知らずに食習慣が改まり、食べ過ぎを防いだり、お通じを誘うものを選んで食べるようになるのです。

もし、余裕があるなら、ノートに体重の変化と食べたものなどを記入していくとよいですよ。10年ほど前話題になった「レコードダイエット」という方法で効果の高さは立証済みです。

ダラダラ食べは避けるが、ストイック過ぎる食事制限は不要!

 

「痩せる効果の高い」といわれる食品だけ、同じモノばかり食べ続ける単品ダイエットが推奨されたことがありますが、実際にはこの方法、ダイエット効果はあまり期待できません。

一時的に急激な体重減少が見られることがありますが、たいていの場合、栄養不足、栄養過多になって、のちのちのリバウンドを誘発するきっかけとなってしまうのです。

「夕飯を抜く・朝食を抜く」というような食生活も同様。いっとき体重が減った気がしますが、食事を抜くことによってカラダに低栄養期が生じるため、抜いた直後の食事で栄養を過剰摂取してしまい、結果太ってしまう、という悪循環を招きます。

「太りやすい食材」として米や、肉、油をあげ、食生活からそれらを除去することや、反対に低カロリーだから、と野菜ばかり食べるのもNG。野菜ばかりに偏った食事は単品ダイエットや、食事抜き同様、低栄養によるリバウンドを引き起こしかねません。肉も米も油もバランス良くとることで代謝があがり、ダイエット効果が実感できるのです。

気をつけるべきはダラダラ食べと食べ過ぎ。早食いせず、しっかり噛んで食べ過ぎを防ぎましょう。

アニメ・マンガ二次元キャラ好きの人は実はダイエットを成功させやすい!

 

アニメ・マンガの好きな作品がある。二次元キャラへの思い入れは誰にも負けない。そんな自分を評価する人がいる。そのことによって、高い自己肯定感を持っている。ありのままの自分を受け入れている。作品が好きだ!キャラが好きだ!自分も好きだ!

そんなあなたなら、コスプレをして愛するキャラとなおいっそう同化する自分、そんな自分を見つめる周囲の羨望の眼差し、それらを励みに、高いポテンシャルを維持して、理想的、かつ健康的なカラダを手に入れることができるでしょう。

さらば、オタク的ぽっちゃりボディ!

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