間食を我慢する自分の味方はなんと「歯磨き!!」
ご飯を食べた後、デザートや小腹が空いたからと、お菓子を食べたくなる事がありますよね。
特に夜食後のつまみ食いはいけないと分かっていても、ついつい食べたくなってしまう…そんな時にオススメなのがなんと「歯磨き」なのです。
なぜ歯磨きがダイエットに良いのでしょうか?そんな歯磨きとダイエットの関係をご紹介しますので、ぜひ今日から実践してみましょう。
歯磨きダイエットは健康的で効果的!お金をかけずにダイエット!
食後に歯磨きをすると、口の中がさっぱりしてその後に何か食べようと思っても「せっかく歯を磨いたし…」という気持ちや「歯磨きした後だから食べる気分にならないし…」と思いますよね。
この気持ちを利用したダイエットが今、効果的で実用的だと注目されているのです。たかが歯磨き、されど歯磨き。この歯磨きダイエットについてさらに詳しくご紹介していきます。
歯磨きとダイエットを結ぶのは「食べたい気持ち」を無くす事
まず、歯磨きをする事でダイエットの効果が期待できる理由として、「もう少し食べたい」という気持ちを無くす効果が一番大きいといわれています。
歯磨き粉の感じが口の中にある状態で、食事をしてもあまり美味しいとは感じないですよね?食事が終わったらすぐに歯磨きをする癖をつければ、無駄な食事を避けられます。
引用元:やましたクリニック
歯磨きをするというのは、健康面だけでなくダイエットの基本である「食欲を抑える」という効果が、非常に期待できるのです。ダイエットを続ける上で大切なモチベーションとなる「気持ちの変化」を自然と引き出すのが、この歯磨きダイエットのメリットなのです。
無理のないダイエットのコツというのは「日常生活の中で継続できること」です。
日常生活の中で運動や筋トレを継続させるのは、習慣づけるまでに時間がかかるだけでなく、3日坊主といわれる人達にはなかなか継続しにくいものです。毎日続けられるこの歯磨きでダイエットを始めてみましょう。
間食を防ぐことで出費も防ぐことができる!
食後に歯磨きをすることで、間食を防ぐ事ができます。ついつい手をのばしてしまいがちな食後のデザートや、おやつを食べるという習慣をなくす事ができるので、買い物の時に買うおやつの量も自然に減っていくでしょう。
結果的に不要なものを買わなくなったから、出費が減った!という日々の生活の中でもこの効果を実感できる機会は増えていきます。
どうしても何か食べたくなったら、無理をせず少しだけ間食をしましょう。少しずつ間食するという習慣が減っていき、やがて歯磨きダイエットが身体に自然と馴染んでいきます。
磨くタイミングはいつ?大切なのは磨くこと
食後すぐの歯磨きは逆効果であり、30分あけてから磨かないと健康な歯を保てない、という理論が以前インターネット上で話題になりました。
本当に30分あけないと逆効果なのでしょうか?歯科医によって見解は違う部分もありますが、結論的にはいつ磨いても問題はなく、大切なのは「磨くこと」という結論に至っています。
きちんと歯磨きの習慣が確立している人は30分ズラしても良いかもしれませんが上手に磨けないお子さんや歯周病で口中に細菌がたくさんいる人は再石灰化する前のダメージを心配するよりも歯磨きを習慣付ける方がはるかに大切だと。
引用元:太田新田歯科医師会
大切なのは磨くタイミングではなく「磨く習慣」という事を意識しながら、安心して歯磨きダイエットを続けていきましょう。
「ミント」に注目!ミントとダイエットの意外な関係をご紹介
ダイエットをする上で一番大切なのは、無理をせず食欲を抑えることです。食事制限と運動がバランスよく出来れば、よりダイエット効果を期待できますが、実際どちらも実践するのは難しいもの。どちらかを実行するのであれば、より効果があるダイエットをしたいですよね。
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http://magazine.voicenote.jp/wp-content/uploads/2015/04/diet01.png
この表を見ると、ダイエットをする上で食事制限が圧倒的に効果があるのが分かります。しかし、食事制限というのは難しく、特に目の前にあるおかしやデザートについつい手を伸ばしてしまいがちなものです。そこで歯磨きをすることで、口の中をすっきりさせて無理なく食欲を抑える事ができるのです。
歯磨き粉の成分に含まれている「ミント」には、食欲を減退させる効果があり、アメリカではダイエットフレグランスとして売られています。
さらにミントには、下痢や便秘にも効果を期待できる消化器官の調整効力があります。その他にも、ミントや匂いの種類によってそれぞれの効果が期待できるので、さらに詳しくご紹介します。
種類 | 効果・効能 |
---|---|
ペパーミント | 空腹感を減退させるだけでなく、リラックス効果も期待できる |
オリーブオイル | 「ヘキサナール」という成分が食欲を減退させたり、満腹感を得やすくする |
柑橘系 | 「リモネン」という成分が血液の流れをよくする リンパを刺激し体内循環を整えるほか、胃腸の働きを促す |
ラズベリー | 「ラズベリーケトン」という成分が、脂肪分解酵素の働きを促進する |
これらのフレグランスを活用しながら、上手にダイエットをしていけばより効果的な食事制限ができます。
ミントの爽快感が口の中に広がっていると、お菓子を食べようと思ってもなんだか気が引けますよね。歯磨き自体にカロリー消費の効果はありませんが、カロリー摂取を防ぐ効果は充分期待できるので、ぜひ実践していきましょう。
歯を磨けない時はガムでもOK!長続きの秘訣は無理しない事
歯磨きダイエットは、ミントの効果や歯磨きをすることによって自然と引き出される間食を予防する効果を利用したものであり、歯を磨くこと自体が目的ではありません。
歯磨きが難しい時や、今現状使っている歯磨き粉に飽きたときには、気分転換に下記の方法を試してみてください。
- 職場など、歯磨きが難しい場合はミント味のガムを噛む
- 歯磨きガムなどを利用して、より健康を意識した習慣をつける
- 歯磨き粉の味に変化をつけて、フレーバーつきのものを利用する
- 子供向けの歯磨き粉を使って、甘みを感じながら歯磨きをする
これらの方法を試しながら、長続きさせる事が何よりも大切なのです。
その他にも注意点として、下記のような点があげられるので、さらに意識して歯磨きをすると歯の健康も保てるので覚えておきましょう。
- 強い力でゴシゴシ磨きすぎない
- 同じ場所ばかりを磨き続けると歯茎のトラブルになるので、まんべんなく磨く
- 毎回同じ順番で磨き続けると、磨き残しの原因となるので順番を変える
- 出血するときは柔らかい歯ブラシを利用して、時間を短めにする
- 歯磨きを終えた後はしっかり口をゆすぐ
これらに注意すればさらに歯の健康を保ちながら、より効果的な歯磨きができます。
歯磨きとダイエットが同時にできて、さらに歯の健康を手に入れる事ができる歯磨きダイエット。口臭や歯の黄ばみも予防できるので、ぜひ日常生活に取り入れたいですよね。
エナメル質の再生に効果のある歯磨き粉やステイン除去の効果がある歯磨き粉も魅力的ですが、フレーバーのついた子供向けの歯磨き粉を時には利用して、甘い歯磨きをするのも気分転換に効果的です。
ぜひ色々な歯磨き粉を使いながら、毎日の習慣に取り入れてみてください。
無理な減量は不健康の元!メリハリをつけた食生活が大切
歯磨きダイエットは、規則正しい食生活があってこそできるものです。
夜ご飯を抜いて歯磨きをしても空腹感は満たされません。夜遅くなったとしたら、カロリーの低いものを摂取するなどして、無理な食事制限はしないように心がけましょう。
間食を防いで余分なカロリー摂取を抑えること、そして夜間や寝る前のカロリー摂取を予防するという目的で、歯磨きダイエットをするとより効果が期待できます。
最後に、歯磨きダイエットの基礎となる食事について意識しておきたい点をご紹介します。
- 朝食は少量でも良いので、必ずとるようにする
- 昼食はどれだけ食べても良いが、できるだけ同じ時間帯にとるようにする
- 夜食はできるだけ早めにとるように心がける
- 夜食が遅くなった場合は油物を控えて、消化に良いものを食べる
- いつの食事もよく噛んで食べて、満腹中枢を刺激する
これらを意識しながら毎日過ごすだけでも、体重の変化が見られる場合があります。しかし一番良いのは歯磨きをして間食を減らしつつ、健康的なダイエットをすることです。
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