ダイエットに依存とは?強迫観念が摂食障害や心の病を引き起こす

ダイエットをしていると、効果が見えてきてもまだまだ足りないと感じるようになり、ダイエットに執着するようになってしまうケースがあります。このように、依存症になってしまうのはどういったことが理由なのでしょうか。

そして、どういった症状や対策法があるのかを探ってみたいと思います。あなたもぜひ参考になさってください。

なぜだろう?ダイエットに依存してしまう理由を解明してみよう

ダイエットに依存しないようにするには、まず依存する理由を知っておく必要があります。では、その理由とは一体なんなのでしょうか。

どんどんエスカレート!他の人の目が気になる心の原因もある

ダイエットに依存しやすい人は、人にどう思われているのかを大変に気にするという傾向にあります。

良くても悪くても、繊細であり非常に強い感受性を持っているのです。なので、どんなことであれ必要なことよりも重く受け止めることがあり、傷ついてしまう可能性があります。

幾度も傷ついていると、他の人が言う内容や視線に関して重きを置くようになっていくでしょう。他の人がどう思っているかばかりを気にして、自らに自信が持てなくなったり、今よりも細ければ愛されるのだといつの間にか思い込んでしまうのです。

すると、どの程度まで痩せるかという目標は関係なくなり、とにかく今よりも痩せるのだとしか考えなくなってしまいます。

ダイエットを脳がご褒美だと思いやめられなくなる!

ダイエットに成功できれば、とても嬉しいものでしょう。自分の中で満足ができることや、安堵することがあるでしょうから、辛かったダイエットも乗り越えた達成感を味わえると思います。

ところが、そうした感覚を脳が一度でもご褒美なのだと思ってしまうと、脳の中にそのご褒美を欲する回路が作成されるのです。

そうして、習慣としてダイエットをしていけば、脳がご褒美を欲しがりもっともっと歯止めがかからなくなります。この点が、脳に関してのダイエット依存の原因の1つなのです。

ただこれは、脳が勝手に歯止めをかけなくしているだけとなります。

痩せているのが良い!その風潮も助長している可能性あり

発展している国々のメディアでは、痩せていることこそが素晴らしいというような風潮があります。我が国日本でも、それは目立つのではないでしょうか。なので、細くなければ素敵ではないし異性にもモテないのだと多くの女性が思っています。

既にスレンダーなモデルであってもダイエットをしていると知れば、普通の体型である自分はもっとやらなければならないのだと感じてしまうのです。

それがエスカレートし、ダイエットに依存してしまいます。

どうなるか気になる!ダイエットに依存した人の症状とは

ダイエットに依存してしまうとどういった症状が出るのかも知っておくことも大事になります。

太る恐怖観念で食事が楽しめなくなることなどがある!

ダイエット依存症になると、太るかもしれないと思ってしまい食事を楽しめない、食べる行為自体に罪悪感を抱いてしまうということがあります。

それに、ダイエットが行き詰ってしまうと気持ちが凹んでしまうでしょう。また、設定していた目標を達成できたにも関わらず、ダイエットを止めれなくなってしまうこともあるのです。

そしてどんどんとダイエットが度を越していきます。痩せるために楽しいダイエットをするのではなく、ダイエット自体を苦痛に感じてしまうようになるのです。

生理に影響したり便秘になりやすくなる!

それに、女性ホルモンがあまり分泌されなくなり、生理が不規則になったり止まってしまったりといったこともあります。

それだけでなく、身体がむくむことや便秘をしやすくもなるでしょう。また、肌が乾燥することや筋肉および骨が弱くなるといった症状も出る可能性があります。さらに、低体温症になってしまいいつの時期でも冷えてしまうケースもあるのです。

このように、ダイエットに依存すると身体にも様々に支障が出てきてしまいます。

どうすればいい?ダイエットに依存してしまう場合の対処法について

最後に、ダイエット依存への対処法をご紹介いたします。あなたもダイエットに執着してしまいそうなら、ぜひ取り入れてみてください。

自分の感覚を取り戻すことがダイエット依存脱出のカギ

ダイエット依存から抜け出すなら、今後は他の人の目をきにせずに自分がどうなのかを真っ先に考えて生活をするのがカギです。

そうするには、自身の感覚および心ではどう思っているのかをしっかりとキャッチできるようにならなければいけません。自分が本当に好きなものや自分の心を満足させられるものや幸福感を与えてくれるものを知るのです。

最初のうちはなかなかわからないこともあるでしょう。しかしずっとあきらめることなく継続していけば、徐々に自身の感覚も取り戻せます。なので、毎日それを念頭に置いて生活するのがポイントです。

さらに、ダイエットが叶っていない自分を責めるのではなく、今の段階でもできることなどを認めてあげるのもコツになります。

自分の心の痛みをわかり癒してあげよう!

また、脳がご褒美を求めると前述しましたが、脳というのは許容範囲以上のストレスなどにより心が痛んでしまったりした場合に、頑張ってご褒美をもらってその痛みを突破しようとするものです。

要するに、ダイエット依存は脳にしてみれば心に抱えた痛みを補う役目であると考えられます。よって、根本部分の原因を解決するなら、心の痛みを自分で把握して癒してあげるのが大事です。

誰かに聞いてもらったり、何かに書くのも良いでしょう。それに、これまでの自分の価値観やライフスタイルを再確認するようにして、ストレスをどのように対処すべきかを備えるのもカギになります。

依存から脱却するならこうしたこともポイント!

ダイエット依存に陥らないようにするには、1か月間体重計に乗らないということも方法ですし、自分が食べたいものを我慢せずに食べること、何人かで一緒に楽しく食事をすることなどが挙げられます。

ダイエットそのものが目的となっている方もいるかもしれません。人の身体というのは食べたものでできていますし、食事を楽しめなければ生活自体も楽しくなくなってしまうのではないでしょうか。

依存してしまう場合の対処法などを知りダイエットを乗り切ろう!

ダイエット依存になってしまうのは、他人の目が気になりエスカレートしてしまう点が挙げられます。それ以外にも、ダイエット自体を脳がご褒美だと感じてしまい、歯止めがきかなくなるという点も原因です。

ダイエット依存になった方は、太ることが恐怖で食事ができなくなる方もいます。また、生理に影響したり便秘になりやすくもなるでしょう。改善するためには、自身がどう感じるかの感覚を取り戻すことなどが大事です。

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