ここが違う!ダイエット成功者と失敗を繰り返す人の違い3点!

女性ならば、殆どの人が経験したことがあるのが「ダイエット」。「目標体重を掲げてはいたものの達成せず、いつのまにかダイエットは中断。そして体重は元通り。」という方、多いのではないでしょうか。

その逆で、目標とする体重まで落とし、スレンダーな体型をずっとキープしている人もいます。両者の違いは何なのでしょうか。

取り組んだダイエット法が違うから?専属のトレーナーをつけているから?お金をかけたダイエットをしているから?いいえ!どれも違います。

ダイエットに成功する人と失敗を繰り返す人の違いは、実はとてもシンプルなことなのです。今回は成功者と失敗者の決定的な違い3点をご紹介します!

成功者と失敗者の違い① ダイエットの開始時期に差!

夕食前に体重計に乗ったところ、思わず目を疑ってしまうような数字が表示されていたとします!「夕飯前なのに、こんなに体重があるの~(涙)!よし!ダイエットを始めよう!」そう決意したあなた。いつからダイエットを始めますか?

実は、ダイエットの成功者と失敗者の違いはこの時から出てしまっているのです。

「明日から」はNG!決意した瞬間に始めない限り失敗します!

夕飯前に衝撃的な自分の体重を目にしたにも関わらず、「明日からダイエットしよう!」と考える人は確実に失敗します。「明日から」と開始日を決めてしまっている時点で、ダイエットに対する想いは成功者に比べて相当低いと考えてよいでしょう。

そして「明日からダイエット!」という人に限って、必ずと言っていいほど出るセリフが「今日は食い納め!」という言葉です。

例えば、夕飯前に60㎏だった体重は「食い納め」によって、2.5㎏くらい簡単に増量してしまいます。しかし、「ダイエットは明日から、必ずやるんだから!」と思い込み、さらに増量したことにも楽観的になってしまいます。

それに対し、ダイエット成功者は、衝撃的な体重を目にした瞬間からダイエットを開始します!食い納めなんて言葉は使いません。その日の夕飯から、ご飯の量を減らし、よく噛み、満腹中枢を刺激するなど工夫をし、成功への道を歩み始めるのです。夕食前に60㎏だった体重は、食後に計測すると、61㎏程度にとどまります。

この時点で既に1㎏~1.5㎏の差が生じているのです。「たかが1㎏」と思われるかもしれませんが、その1㎏を落とすのは容易なことではありません。

「明日からダイエット」と思っている方は、1㎏の重みを視覚で知ることが必要です。是非、スーパーのお肉コーナーで1㎏分のお肉を見てみてください!今すぐにでもダイエットを開始したくなると思いますよ!

成功者と失敗者の違い② ダイエットの楽しみ方に違いアリ!

「ラクしてダイエット!」「簡単ダイエット!」「○○しながらダイエット!」等々のタイトルがついた本はよく売れます。雑誌に特集があると、ついついそのページを熟読してしまうものです。なぜでしょうか?

「ダイエット=つらい・きつい」と思い込んでいる人が多いからなのです。「明日からダイエット」と開始時期を決めてしまう理由も「辛い思いをするのは明日から!」という心理が働くからかもしれません。

ダイエット成功者と失敗者との違いは、こうしたダイエットに対する思い込みにも表れているのです。

危険!「○○だけダイエット」はリバウンドの要因

ダイエット失敗者に多いのは、その時に流行っている「○○だけダイエット」を取り入れてしまうパターンです。「○○だけダイエット」系は、一時的にガクっと体重は落ちるものの、偏った栄養生活がずっと続くわけでもなく、元の食生活に戻した途端、我慢していた分、暴飲暴食となりリバウンドを引き起こしてしまいます。

○○だけダイエットと言ってもいろいろありますよね。

  • バナナだけダイエット
  • リンゴだけダイエット
  • 朝食ゆでたまごダイエット
  • パイナップルだけダイエット
  • 納豆だけダイエット

上記はほんの1例です。どんなに大好物でも1週間も続けるとさすがに飽きます。「朝食だけ」などのどれか一食を置き換えるダイエット法でも、食事に対する「楽しみ」がなくなり、徐々にダイエット自体が辛くキツイものになってきてしまうのです。

ただツライだけではありません。○○だけダイエットは、タンパク質を摂取しない為、筋肉量を落としてしまいます。要するに、減量したのは筋肉量が落ちた分なのです。

筋肉量が落ちると、基礎代謝量が減ってしまうので、太りやすい体質になってしまいます。その為、通常の生活に戻すとあっという間にリバウンドしてしまうのです。

また、タンパク質が不足すると、髪はパサパサになり、爪が割れやすくなるなど外見的にも影響が出てきます。

○○だけしか食べず、偏った食生活になる

タンパク質が不足する

筋肉量が落ちて、数字だけ体重が落ちる

基礎代謝量が減る

通常の生活に戻すと、太りやすい体質になり、リバウンドしてしまう!

このような失敗を避ける為にも、流行りに流されることなく、自分に合ったダイエット法を取り入れていくことが大事なのです。

成功者が多いのは何故か!?レコーディングダイエット

少し前にレコーディングダイエットが流行りましたよね。レコーディングダイエットも記録する「だけ」という点では「○○だけダイエット」なのかもしれません(笑)

しかし、記録するだけ・書くだけのダイエットで、多くの成功者が出たのです。しかも、レコーディングダイエットは継続して続けている人が多いのです。なぜ、レコーディングダイエットは成功者が多数出て、継続できている人が多いのでしょうか。

その訳は、記録したものを目で見ることによって自分自身を客観視することができたからなのです。記録したものを見ることで

「私はこんなに塩分摂っているんだ」「間食がアイスクリームの日が多い!」「夜はドンブリもので済ませていることが多いな~」など、今まで気づくことのできなかった自分自身の一面を知ることができるのです。

自分自身を客観視できるようになると

  • 塩分を摂りすぎている人→減塩料理を心掛ける
  • 間食にアイスが多い人→間食をカロリーの少ない和菓子に変えてみる
  • 夕食にドンブリが多い人→一汁三菜を取り入れ、ドンブリdayを作る

など、自分のマイナス面を少しでもプラスに変える努力ができるようになるのです。

自分自身の食生活の偏りや嗜好を客観的に知ることで、自分に合った無理のないダイエット法を自然と取り入れていけるのがレコーディングダイエットだったのです。ダイエットは辛いものだと決めつけず、楽しみながら工夫しながら続けていくことが一番です。

成功者と失敗者の違い③ 目標値に差!無理な目標はNGです!

ダイエットの失敗を繰り返す人に多いのが、無理な目標設定です。テレビで細いモデルさんやタレントさんを見て、ネットで身長体重を調べては「自分もそのくらいになりたい!」と、あり得ない目標値を設定してしまいます。

もしくは、「一番痩せていた23歳の頃に戻りたい!」と自分自身の過去の体重に短期間で戻そうとします。短期間(1ヶ月~3ケ月程度)でガクっと体重を落とすような目標は失敗の元なのです。

正しい目標値を立てよう!自分を客観視することが大事!

ダイエットの成功者は、無理のある設定をせず、最終的な目標体重とは別に、短期的な目標体重を決めて、目標を刻みながら実践している人が多いのです。

オムロンヘルスケア株式会社は、2010年に無理のない目標体重を知ることのできる体重計を発売しました。その理由として、下記のようなことが挙げられています。

近年では、無理なダイエットは健康を損なう可能性が高い上、リバウンドしやすい体質になってしまうことから、健康的なダイエットにチャレンジする方が増えています。
一方で、ダイエットを始めても、甘いものの誘惑に負ける、効果がすぐにわからないとやる気がなくなる、といった理由で、途中で挫折する方も数多くいらっしゃいます。

この度発売するHBF-207は、30日間でダイエット開始時の体重の2%減量*1を目標に、無理のない減量をナビゲートする「朝晩ダイエット」プログラムを搭載しました*2。

*1 日本肥満学会が、「ガイドライン」で無理のないダイエット目標として推奨しています。

*2 BMI18.5以下の方は、体重維持の目標値を表示します。

引用元:オムロンヘルスケア株式会社_無理のないダイエットの目標値をお知らせするオムロン体重体組成計 カラダスキャン HBF-207

あまりにも今の体重からほど遠い目標設定は、先が長い為、停滞期に挫折しがちです。オムロンヘルスケア株式会社の目標値を参考にしますと、1ヶ月でダイエット開始時の体重の2%減量が理想的であることがわかりますね。

60㎏の人ならば、

60㎏×2%=1.8㎏

となり、1ヶ月に1.8キロ程度の減量が理想的なのです。「夏までに10㎏痩せたい!」「13号の服を着ているけど、2か月後には7号の服を着れるようになっていたい!」
など、無理のある目標は、必ず「無理」が生じます。そしてダイエット自体が苦痛になり、挫折します。

今の自分の体重・体型を客観視し、最終的な目標に加え、小刻みな目標を1ヶ月ごとに立てて計画的にダイエットしていくのが良いでしょう!

一見、小刻みに減量していくことは、長期的なので、最終目標体重を達成するのに遠回りに見えるやり方ですが、実は、成功しやすく達成後もその体重を維持しやすい方法なのです!

言い訳の達人になってない?言い訳は意志の弱さの表れです!

ダイエット成功者の人と失敗者の人の違いを述べてきましたが、ここで両者の違いを簡単に「流れ」で表してみました。

ダイエット開始から結末までの流れ!成功者・失敗者を比較

【成功者の場合】

自分が太ったということを自覚

自覚した瞬間にダイエット開始!


今の生活のマイナス面を知る!(重要!)

減量と停滞期を繰り返す

最終的な目標体重に向けて、少しずつ減量していくことができる・ダイエットを楽しむことができる!(ダイエット=苦痛ではない!)

目標達成!

【失敗者の場合】

自分が太ったということを自覚

明日からダイエットする!と意味のないスタート時期を定める

無理な目標を立てて、急に食事量を減らしたり無理あるダイエットを行う

とても辛い

辛い割には体重が減らず、停滞期やリバウンドを迎えてしまう

  • 無理なダイエットして身体を壊したら本末転倒よね~
  • 生理前って太りやすいから始めるなら、生理が終わってからにしよう!
  • ダイエットって急にやったら身体を壊すってテレビでやってた!
  • いざとなったら断食すればいいよね~

等々、ダイエットを止める言い訳が次々に頭に浮かんでくる(達人的に)

失敗!

成功する人は、太ったということを認識した時点から、「自分に合った」成功する方法を自然と追及していくのに対し、失敗する人は常に心のどこかに「保険的」な言い訳を常に用意しているのです。

自分自身と向き合うこと!ダイエットはそこから始まっています!

ダイエットの成功者と失敗者の違いを3点ほど挙げてきました。その3点には共通点があります。「自分自身をどの程度理解しているか、客観視できているか」が背景にあるのです。

自分を知る為のダイエット成功ポイント!

最後に、これまで記述してきたダイエットを成功する為に、自分自身を知る為のポイントをおさらいしましょう。

  • ダイエットは「痩せたい!」と思った瞬間から開始する
  • 今の生活でのマイナス面を知ることで、自分に合ったダイエット法を取り入れる
  • 最終目標体重と1ヶ月ごとの目標体重(小刻みな目標)を立てる

いかがでしょうか?自分自身と向き合ってダイエットを行えば「ダイエット=辛い」という考えは無くなり、楽しみながら続けられるかもしれません。

是非「痩せたい!」という気持ちのある「今」から開始しましょう!

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