言い訳を考えるとダイエットに失敗する!?気長に続けるコツとは
「今度こそダイエットを成功させる」という強い気持ちでチャレンジするものの、なかなか目標まで達成出来ずに、終わってしまうことはよくある話です。
人間は、時として弱い生き物で、ダイエットに失敗した時に、いろいろな言い訳を考えてしまうものです。
ここでは、ダイエットを失敗してしまった時に言い訳になりがちな事をあげながら、その対策についてまとめましたので、是非、参考にしてください。
ダイエットに失敗する様々な言い訳
物事が上手く進まない時、人間は本当に頭がまわるもので、いろいろな言い訳を考えつきます。
しかし、言い訳している以上、次のステップやより良い改善策を考える事がなかなか出来なくなってしまいます。
次にあげるのが、ダイエット中にありがちな言い訳です。あなた自身、こんな言い訳をしていませんか?
- ダイエットは明日から
人生には「今」という時間しかありません。なので、明日も明後日もないのです。
このように考えてしまうタイプのあなたは、永遠に明日なんて来ないと思った方がいいでしょう。ダイエットなんて夢で終わります。
- 甘いものは別腹
冷静に考えましょう。別腹なんてものはありません。それを言い訳にカロリーの高いものを今まで通りに摂取し続けていれば、ダイエットが成功するはずがありません。
甘いものも、その他のものも同じ様に身体の一部へと姿を変えていきます。
- 時間がない
これもよく使われる言い訳のひとつです。
時間がないので、ついついコンビニのお弁当を買って食べてしまう。カップラーメンで済ませてしまう。ついでにスウィーツやアイスを買ってしまう。
コンビニは、魅力的な食べ物がたくさん並んでいます。ついつい買ってしまうなんて、普通のことです。時間がなくて、どうしても…という場合は、混雑の時間を外して行きましょう。
入荷されるまで、お弁当や、ついで買いのスウィーツを選択する幅が狭くなります。
また、どんなに時間がなくても、1週間に1日や2日はお家でご飯を食べることは可能だと思います。
運動に関しても、この「時間がない」という言い訳が使われることが多いでしょう。
運動と言っても、何キロもランニングしましょう!というものではありません。少しの合間に出来るもので構わないのです。ですから、時間のせいにしたいだけで、本当はダイエットなんてしたくないのです。
- 食事はしっかりとらないといけない
こちらに関しては、その通りだと思います。
バランスのとれた食事は、健康な生活を送っていくうえでとても大切です。
しかし、これを言い訳に偏った食事や、無意識のうちに高カロリーの食べ物を食べてはいないでしょうか?
それに見合ったカロリー消費をしていかなければ、脂肪は蓄積していってしまいます。
- 遺伝だから仕方ない
こちらも、ある程度は関わっていると思います。しかし親が太っていたら、子どもは100%太っているかといえば、そんなことはありません。
子どもの頃は、親が食事を作ってくれる場合が多く、親の好みの味付け、好みの食材に影響を受けることでしょう。
大人になってからも無意識のうちに、親の好みの味付けや食材を選んでしまっている可能性もあります。ですから、ここを変えていくだけで、ある程度ダイエットの効果があるかもしれません。
- 自分へのご褒美
日頃頑張った自分にご褒美を!とばかりに甘いものを必要以上に食べたり、居酒屋などで脂っぽい食事をしていないでしょうか?
自分へのご褒美は、モチベーションをある程度維持していくために、仕事とプライベートのバランスを保っていくために、大切なことではあります。
しかし、そればかりに依存してしまっては今の生活から脱却することは不可能です。
とても虚しい気持ちになるかもしれませんが、ご褒美はほどほどにしましょう。ご褒美がなくても、頑張れる人は頑張れるのですから。
- わたしには効果がないみたい
体質は人それぞれですから、自分に合ったダイエット法、合わないダイエット法はあるはずです。しかし、どれだけその方法を実践してみたのでしょうか?
短いスパンで目標を立て、やっぱりダメだった…などでは、どんな方法をやってみてもそれほど効果は出ないでしょう。
どんなことでも、半年や1年、あるいはそれ以上かかることだってたくさんあります。短い期間で見切ってしまうのではなく、気長にゆっくりと実践していくことが大切です。
ダイエットに失敗する大きな理由
ダイエットと言われると、すぐにどんなイメージが思い浮かびますか?
運動、食事制限など過酷なイメージがあるのではないでしょうか。その過酷なイメージがダイエットを成功から遠退けている可能性があるのです。
人間は、「◯◯しなければならない」という考えで物事を進めても、たいした結果にならないばかりか、どんどんストレスが増えていってしまいます。
多大なストレスを抱えながらダイエットをしていく状況を想像してみてください。もう、ダイエットなんてしなくていいや!と投げ出したくなりませんか?
このイメージの先にあるストレスを避けるために、人間の脳みそはフル回転します。そして、もっともらしい様々な言い訳を考えつくのです。
気長にハードルを下げてダイエットに挑む
真面目な人は、怠けることを良くないことだと判断してしまうかもしれませんが、それもケースバイケースです。
過酷なイメージがあるダイエットに関しては、思いっきりハードルを下げましょう。
まず、無理なダイエットは身体を壊してしまいます。これでは元も子もありません。健康な身体があってこそのダイエットだということを忘れてはいけません。
ダイエット期間中であることは心に留めておく
いくら気長にハードルを下げましょうといっても、ダイエット期間中であることを忘れてしまっては、脳は言い訳を考え始めてしまいます。
今日だけは…ご褒美に…などと考えているようでは、ダイエットは出来ません。
ゆるく甘く気長にという意識は、あくまでもダイエットにストレスを感じさせないための、ひとつの方法です。
理想の身体をイメージしてみる
イメージする事は、とても大切です。妄想でもなんでも構いません。
そうなった時、あなたはどうしますか?欲しい服を買うのも良し、憧れのあの人に声を掛けてみるのも良しです。
誰しもダイエットが最終目標ではないはずです。
何故ダイエットしたいのか、ダイエットに成功した先にどんな嬉しいことが待っているのかを存分に楽しんでみましょう。
あくまでも想像ですから、制限などはありません。今はあり得ないことだって全然良いのです。
生活を少しずつ変えてみる
今の身体は今までの生活スタイルが原因となっています。ですから、最初はキツく感じるかもしれませんが、今まで慣れ親しんできた生活スタイルを少しずつ変えていきましょう。
- ダボっとした服を着るのをやめる
- 体重計に乗る頻度を下げる
- お風呂上がりに、鏡を見過ぎない
- 今まで以上によく噛んで食事をする
- 時間が空いたら体を動かしてみる
このように、ストレスを感じるものをあえて見るのをやめたり、食事そのものを楽しんでみたりするのも、ひとつの方法です。
ダイエットに大切なことは、無理をしないこと、ストレスを溜めないことです。
そして、今まで慣れ親しんだ生活習慣を捨てて行く勇気です。