さらしで痩せる!ダイエットに効果的な巻き方とは
どんなにダイエットを頑張っても、大きなお尻と太い足は全然サイズが落ちない!下半身のサイズがなかなか落ちない場合は、骨格から矯正する必要があるかもしれません。でも、整体院に通うのは痛そうだし、時間もないし…。
そんな人にはさらしがおすすめです。布一枚というシンプルさですが、骨格のゆがみを治してくれる強い味方なんです!巻き方に慣れるのに少し時間がかかりますが、覚えてしまえば整体やエステに行かなくても理想の体型に近づけます。
さらしのダイエット効果と正しい巻き方をみていきましょう。
おめでたいしるしのお腹帯。伝統に隠された医学的効果とは
さらしは、女性が着物を着るための下着であったり、お祭りのお神輿を担ぐ男性がお腹に巻いていたりするなど、古くから男女問わず利用されてきました。
素材は綿100%、幅は34cm~34cmのものがほとんどです。
昔は女性が妊娠すると安産祈願として、さらしと同じような布をお腹に巻いていました。お腹帯といいます。しかし、このお腹帯はただのおまじないではなく、妊婦さんと赤ちゃんを守る大事な役割を果たしていました。
妊娠中は、手足は冷たいのに顔はのぼせたように感じるなど体の部位によって温度の感じ方に差があります。うっかりお腹を冷やしてしまうと、赤ちゃんの成長に悪影響が出ます。お腹帯は冷えからお母さんと赤ちゃんを守る役目があるのです。
また、赤ちゃんが育ってくると、お腹もどんどん大きく重くなり、妊婦さんは体のバランスをとるのに苦労します。骨盤も広がって不安定になるので、何か支えが必要になります。さらしは妊婦さんの体を支え、赤ちゃんが外から受ける衝撃をやわらげる効果もあるのです。
妊娠中は腰にも大きな負担がかかります。お腹帯をまくことで、腹圧を高めて反り返りがちな腰を守り、腰への負担を軽減します。腰痛を防ぐ効果もあります。古くから伝わる伝統は軽視できませんね!
産後太りも解消!さらしを巻くとダイエットになる理由とは
さらしをしっかり巻いておくと、骨盤の矯正になり、妊娠前の体型を早く取り戻すことができます。冷え、むくみ、お腹ぽっこり、下半身太り…。
実はこれ、すべて体型に悩む人にも共通した悩みといえます。
そう、さらしはダイエットが上手くいかずに悩んでいる人の救世主になるかもしれないのです。
体型の崩れを防止するには、正しい姿勢も欠かせません。着物を着るときもさらしを巻き、その上に帯を締めます。そうすると、背筋がピンと伸びてなんだか気持ちもしゃきっとしてきませんか?
猫背や反り腰もお腹ぽっこりの中年体型をつくってしまいます。
日常的にさらしを巻いていれば自然と姿勢がよくなり、体型の崩れを防ぎます。骨格が整えば、血行もよくなり、冷えやむくみが軽減されてダイエットの効果が出やすい体になります。
ダイエットに効果的で簡単なさらしの巻き方が知りたい!
巻き方は、お腹周りだけでもいいのですが、腰から胸までぐるっと巻いてしまうほうがずれにくいようです。
また、豊満なバストは女性のあこがれですが、大きすぎて太って見えたり、肩こりの原因になっている場合は胸まで巻くほうがおススメです。姿勢の矯正効果を高めたいなら、タオルも用意しましょう。
巻く手順は以下のようになります。
2. 巻き始めは前からはじめます。
3. 背中に回すときに、折りたたんだタオルを腰のくぼみに入れる。
4. おへその下で、お腹を持ち上げるようなかんじでカーブさせて巻いていく。
5. 背中から脇の下にむかって斜めに巻く。
6. 胸と背中を水平にぐるっと一周させてつつみこむ。
7. 2週目を少し下にずらして巻く。
8.余った部分を下の方へ巻いていき、ウエストあたりで端を挟み込む。
最初はなかなか上手く巻けなかったり、すぐずれてきたりしてしまうかも知れませんが、慣れれば簡単に巻けるようになります。すこしきつめに巻いていくといいようです。
どうしても上手く巻けないという人は、さらしと似たような効果がある下着やベルトを利用してもいいのですが、素材がナイロンなど化学繊維でできているものは、むれやすいく、皮膚が弱い人はあせもができやすいなどの欠点もあります。
サイズも自分に合うものがなかなか見つからなかったりします。
天然素材100%で長さを自由に調整できるさらしがやはり使い勝手がいいようです。
お腹周りだけ、骨盤矯正を中心にしたいという人は、それにあった巻き方でかまいません。自分にあった巻き方や長さを研究して、健康できれいな体型を手に入れてくださいね!