ダイエットの敵、肥満遺伝子とは?遺伝子検査の信憑性
効率よくダイエットをするには自分の体質を良く知ること…これがとても大切ですよね。
一生懸命ダイエットを頑張っているのにも関わらず、なかなか痩せられないと嘆いている人も多いと思います。
そんな方は、一度、自分の肥満遺伝子がどんな感じになっているのか調べてもらうと良いかもしれません。
今は、ダイエットを効率よく行うのに、肥満遺伝子を調べてもらう人がとても増えていると言われています。
ただ、調べてもらったものの、今の自分の肥満の状態とあまり当てはまらないといった感想を持つ人も少なくありません。
肥満遺伝子検査の結果は信憑性が本当にあるのでしょうか。
その辺りについて調べてみましたので、参考にして下さい。
頬の中の粘膜を擦るだけ!それを郵送してわかる肥満遺伝子検査
肥満遺伝子、とても気になりますよね。
今はインターネットを見ていても、あちらこちらに肥満遺伝子を調べませんかという広告を目にすることが多くなりました。
痛くも痒くもありませんので、恐怖心は皆無ですよ。
遺伝子検査の結果は三つに分けられる!
さて、遺伝子検査の結果の家に届いてその結果内容を見てみると、以下の三つに分けられます。
1・りんご型(β3AR)
どちらかというと男性に多い肥満遺伝子で、内臓脂肪がつきやすく、お腹がぽっこりと出ます。
男性によく見ることが出来る体型ですね。
この型のタイプは、糖質を代謝することが不得意ですので太りやすい人です。
ダイエットをしてもリバウンド率が高い型と言われています。
2・洋なし型(UCP1)
女性に比較的多い肥満遺伝子で、脂質をうまく代謝することが出来にくいと言われています。
よって、皮下脂肪がついてしまい、下半身が特に太りやすくなる型です。
一生懸命ダイエットをしても、なかなか効果が現れにくいのが特徴的です。
3・バナナ型(β2AR)
この型は男女の比率が半々ぐらいと言われています。
脂肪がつきにくく、太りにくいと言われています。
ただ、1度太ってしまうとその後、ダイエットをしてもなかなか痩せられないのも特徴の一つで、油断は禁物です。
遺伝子検査ダイエットはこの三つのタイプのどれに当てはまっているのかしっかりと教えてくれます。
これをもとに今後どのような食生活を送っていたら良いのか、ある程度の目安にすることができるということになります。
ただ、送られてきたその検査結果に疑問を持つ人も少なくありません。
どちらかというと、りんご型じゃなくて、洋なし型じゃない?などという自分自身が持つ判断と検査結果が食い違う場合も多く、信憑性が問われているのも事実なんです。
結果自体は嘘ではない。今は違っても将来的に結果通りになる可能性も
肥満遺伝子の検査ですので、結果自体は嘘はないでしょう。
ただ、遺伝子も必ずその通りにその人がその道を辿っていくのかといえば、そうではありません。
あくまでも体質は受け継ぎやすい可能性はあったとしても、その人の生活習慣や食べ物の好み、性格などにより、絶対に遺伝が必ず現れるかといえば答えはノーとなります。
ただ、ちょっと油断をしたりすることで、今はその結果通りになっていなくても、将来的にその結果通りの体型になる可能性も十分にあるわけです。
肥満遺伝子の検査はそういった意味で、とても有効な可能性があります。
将来的にはこうなる可能性があるから、回避しようという効率の良いダイエット方法が見つかりやすくなりますので、気になる方は、肥満遺伝子の検査を受けてみると良いかもしれませんね。
ただ、遺伝子検査のキットは、申し込む会社によって、値段が相当違います。
倍近く値段が違う場合もありますので、検査結果に何が含まれているのかなどもしっかりと確認した上で、どの会社に申し込むのか判断して下さいね。