食べてないのに太るのは遺伝のせい?タイプ別痩せる方法!
スキニージーンズが似合う細い足、きゅっと引き締まった美しいウエスト、ノースリーブの服でも自信をもって着れる二の腕・・・細く美しい体型はいつの時代でも女性の憧れですよね。
でも、みんなと同じ量しか食べていないのに自分だけ太る・・・そんなことありませんか?その原因は遺伝のせいかもしれません。
太りやすい遺伝子とその遺伝子にあったダイエット方法をご紹介!自分にあった方法で無理せず美しい体型を手に入れましょう。
まずは自分の肥満度をチェック!
まず、ダイエットを始める前にあなたの肥満度を調べてみましょう。身長を体重から適正体重を示すBMIで肥満度チェックします。
BMIを計算してみよう
BMIは
体重(kg) ÷ 身長(m) × 身長(m) = BMI
で計算できます。
BMI早見表
肥満度 | BMI |
---|---|
痩せすぎ | 16未満 |
痩せ | 16~17 |
痩せぎみ | 17~18.5 |
普通体重 | 18.5~25 |
肥満予備軍 | 25~30 |
肥満(1度) | 30~35 |
肥満(2度) | 35~40 |
肥満(3度) | 40以上 |
BMI22前後が最も病気になりにくいと言われています。あなたの数値はどのくらいでしたか?
目標を決めよう
目標を決めるとモチベーションが上がってダイエットが長続きしやすくなりますよね。
BMI22前後が最も病気になりにくいと書きましたが、22は少しぽっちゃり体型になります。でもぽっちゃりはいやだし、ガリガリでは魅力にかけますよね。
モデルの方は18くらいが平均と言われていますので、一般の方は19~20くらいでスリムな体型になりそうです。
BMIから目標の体重を計算は…
身長(m) × 身長(m) × 目標BMI = 目標体重
となります。
自分はどのタイプ?肥満遺伝子タイプ3つ
肥満遺伝子は現在発見されているだけで50種類以上あるそうです。その中でも日本人に持っている人の多い遺伝子3つがこちら。
「β3AR(ベータ・スリー・ アドレナリン受容体)」
「UCPI(ユー・シー・ピー・ワン)」
「β2AR (ベーターツー・アドレナリン受容体)
って言われてもなんのことかよく分からないですよね。それぞれの遺伝子タイプを果物に例えてみました。あなたがどのタイプなのかチェックリストで確認してみてください。一番当てはまる項目が多い体型があなたの遺伝子タイプです。
おなかが出てない?リンゴ体型β3AR
- ごはんやパン、麺類などの炭水化物が大好き!
- わりと太りやすい気がする
- 太るとお尻や足よりおなかが気になる
- ダイエットするとわりと体重が落ちやすい
- 顔の形は卵型か丸形で2重顎になりやすい
- 両親の体型がリンゴ体型
- 性格はマイペースで楽天的
下半身が気になる!洋梨体型UCPI
- 主食よりもおかずが好き。特に揚げ物が大好き!
- がっちりとした筋肉質タイプ
- 太るとお尻や足が気になる
- ダイエットしてもなかなか体脂肪や体重が落ちない
- 顔の形は卵型かシャープな逆三角形
- 両親の体型が洋梨体型
- 性格は頑固でまじめ
基本的には痩せ型?バナナ体型β2AR
- 野菜や果物などヘルシーな食べ物が好き
- 若い頃は体型なんて気にしたことがなかった
- 筋肉も脂肪も薄い
- 顔の形は面長な感じ
- 両親の体型がバナナ体型
- 性格は几帳面で神経質
あなたはどの遺伝子タイプでしたでしょうか?当てはまる遺伝子の特徴とダイエット方法を見てみましょう!
遺伝子タイプ別ダイエット方法
遺伝子タイプ別にダイエット方法をまとめました。あなたの遺伝子タイプにあったダイエットを試してみてください。
リンゴ体型β3AR
この遺伝子の特徴はおなか周りに脂肪がつきやすく、糖質の代謝が悪いところです。さらに基礎代謝はこの遺伝子を持っていない人と比べて200kcalも低いそうです。
そんなリンゴ体型の方がダイエットする場合は糖質制限が効果的です。
極力砂糖をとらないように気をつけ、主食も朝か夜どちらか我慢すると痩せやすくなります。キャベツやアボカド、人参などの炭水化物を分解する酵素が多く含まれている野菜や果物を生でとることで糖質の分解を助けてもらうこともできます。
また食事の際、低GI食品から食べることも心がけましょう。GI値とはその食品がどのくらい血糖値を上昇させるかをしめす数値です。このGI値が低い食品から食べることで急激な血糖値の上昇を抑えることができます。野菜→肉、魚→主食といった順番で食べると効果的です。
運動をする場合は「有酸素運動」が効果的です。家で手軽にできる有酸素運動として「踏み台昇降」や足を天井に向けて腰を浮かせる「足上げ運動」などをしてみましょう。
洋梨体型UCPI
洋梨体型は下半身を中心に脂肪がつきやすいです。脂質の代謝が苦手なので脂質を抑えた生活を心がけましょう。
スーパーやコンビニなどで売られている市販の揚げ物はやめましょう。マーガリン、植物油などが入った加工食品にも注意してください。家で使う油も加熱する場合はオリーブオイルやココナッツオイルを、非加熱の場合はごま油やアマニ油を使って脂質を抑えます。
また脂肪を分解する酵素を多くふくまれるキュウリやトマト、梨などを生で食べることで脂質の分解を助けてもらいましょう。
すべての揚げ物をやめるとなると辛いと思いますので、良質な脂肪をとるように心がけてください。
運動する場合は「負荷の高い筋トレ」がおすすめです。下半身に負荷がかかる「スクワット」などをして筋肉量を増やし脂肪を減らしましょう。
バナナ体型β2AR
バナナ体型は太りにくい逆肥満遺伝子なのですが、一回太ると体全体が大きくなりなかなか痩せることができない遺伝子です。巨漢になりやすい遺伝子でもあります。
またこの遺伝子をもつ方は胃腸が弱い方が多く、タンパク質の分解が苦手なのでタンパク質を分解する酵素をおおくもつパパイヤ、パイナップル、メロンなどを生で食べてタンパク質の分解を助けてもらいましょう。
タンパク質は脂肪を分解する手助けになりますので、高タンパクな食事を心がけてください。プロテインを飲むことも痩せる手助けになります。
運動する場合は「スクワット」など全身に負荷をかける筋トレをして、基礎代謝を増やしていきましょう。
無理せず美しい体型へ!
遺伝子によって食べるものも運動の方法も全然違いますね。今まで自分の遺伝子タイプにあったダイエットとは違うことをしていた方も多いのではないでしょうか?
ご紹介した3つの遺伝子は日本人の97%がひとつはもっている遺伝子だそうです。ダイエットの敵は自分自身!自分の遺伝子タイプを知ることで結果の出やすいダイエットができそうです。
遺伝子タイプ別ダイエットで無理なくぽっちゃり体型から憧れのスリム体型を手に入れましょう!