ダイエット中、お肉が食べたいならジンギスカンがオススメ!
ダイエットの時でも、お肉食べたいですよね。お肉はどんな種類がよいのか、どんな調理の仕方がよいのか調べてみました。
ラム肉やマトンを使ったジンギスカンがおすすめという情報を発見しました。なぜダイエットにジンギスカンなのか。
今回はジンギスカンについて書きました。ダイエット中にお肉食べたい人ぜひご覧ください。
ジンギスカンってどんな食べ物?
北海道の方ならジンギスカンについてよくご存知なのかもしれませんが、知らない方を前提に書かしてもらいます。
ではジンギスカンてそもそもどんな食べ物かの説明から始めたいと思います。
ジンギスカンとは羊の肉を焼いて野菜(長ネギ、玉ねぎ、もやしなど)とともに食べる北海道の郷土料理です。
タレに漬け込んで食べる(味付きジンギスカン)とタレには付け込まずに焼いてからタレをつけて食べる(後付けジンギスカン)とがあるようです。
味付きは道北地方、後付は道南地方と北海道でも地域差があります。
北海道ではお花見の時にもジンギスカンをするくらいポピュラーな食べ物みたいです。次はジンギスカンに使われる羊の肉についてです。
ジンギスカンに使われるラム肉、マトンについて
羊の肉には主にラム肉、マトンがあります。
ラム肉とは生後1年未満の羊、マトンは生後2年から7年未満の羊の肉というふうに規定があります。
一般的には、ラム肉の方が臭みが弱いとされていて、マトンは独特の強い臭みがあるといわれています。羊の肉の臭みは料理前の下処理でかなり変わってくるそうです。
ラム肉の中でも食べやすい部位ラック(背)、焼いてそのまま食べられる部位という事です。ショートロイン(腰)も高値で取引される高級部位になります。
なかなか、羊肉が簡単に手に入らない地域の方はラム肉とマトンの違いがわかる程度で十分かと思います。
羊肉に含まれる栄養素について
ここでは羊肉に含まれる栄養素についてご紹介しようと思います。
1、鉄分
2、タンパク質
3、ビタミンB1、B2
4、ビタミンE
5、必須アミノ酸
6、不飽和脂肪酸
7、亜鉛
鉄分は、肉類に多く含まれています。貧血の予防・改善、味覚、臭覚などの五感の働きを保つ効果や、活性酸素を分解し細胞の老化を阻止する効果、
免疫機能をあげ疲れにくくする効果があります。また肉に含まれている鉄分はヘム鉄とよばれるもので、非ヘム鉄よりも効果的に補給できます。
タンパク質も羊肉には多く含まれています。タンパク質は筋肉を作る源であり、脂肪の代謝を促進さしてくれるものです。
ビタミンB1、B2は糖質、脂質、タンパク質の代謝に欠かすことのできない栄養素です。ダイエット中には必要なものになります。
ビタミンEは毛細血管を拡張させたり、冷え性を予防したり、身体全体のエネルギー消費を促します。この栄養素もダイエットに効果のあるものです。
必須アミノ酸は、もともと人体で生成できないもです。そのため食べたりと外から補充しないといけないものです。必須アミノ酸には9種類あります。
その中でもフェニルアラニン、リジンには、内臓脂肪や皮下脂肪を分解する脂肪分解酵素(リパーゼ)の働きを活発にします。
リパーゼを活発にしてくれる必須アミノ酸もダイエットを助けてくれるでしょう。
不飽和脂肪酸は、血中コレステロール値を下げ、脂肪を分解する良質な脂のことです。
羊肉ではたくさんこの不飽和脂肪酸がたくさん摂れますが牛肉、豚肉、鶏肉では羊肉ほど摂取できないそうです。
不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増加させます。これもダイエットには大切なものになります。
亜鉛は新陳代謝を促進させ、抗酸化作用もあります。血糖値を正常に保とうとし、糖尿病など生活習慣病の予防にもなります。
このような栄養素を含んでいる羊肉は、健康面からもいい食材といえますし、ダイエットの際に食べるお肉としてもいいものだといえるでしょう。
ジンギスカンがなぜダイエットにいいのか カルニチンがポイント!
これまでもジンギスカン(羊肉)が健康面やダイエットにいいというお話をさして頂いてきました。
前章の栄養素のところであえて触れませんでしたが、ジンギスカンがダイエットにいいという記事をいろいろ調べたのですが、どの記事でも強調されているのがカルニチンでした。
カルニチンという栄養素がラム肉、マトンには多く入っており、それがダイエットにすごくいいということでした。
カルニチンとはどういうものなのでしょうか。「生体の脂質代謝に関与するビタミン様物質で、アミノ酸から生合成される誘導体である」これだけだとわかりずらいですね。
簡単にいうとカルニチンとは脂質の代謝を活発にしてくれる、体内に含まれるアミノ酸の一つです。
要はカルニチン、正式にはLーカルニチンは体内の脂肪を燃焼させ、エネルギーに変換する働きがあるということが、ダイエットをする人にとって有益になってくるのです。
Lーカルニチンは、ダイエットサプリまで出ているものだったのです。
わざわざダイエットサプリにまでなっている成分を多く含んだ食べ物なんです。それが羊肉にはたくさん入っているということです。
マトン、ラム肉、豚肉の100gあたりのカルニチン量を見てみましょう。
マトン | ラム肉 | 豚肉 | |
---|---|---|---|
カルニチン量 | 200mg | 80〜100mg | 40mg |
カルニチン量はマトン、ラム肉、豚肉の順になっています。
このLーカルニチンは20台をピークに減少していってしまいます。だから年齢を重ねると痩せづらくなったりするのですね。
Lーカルニチンを多く含んだ羊肉を使ったジンギスカンがダイエットに向いているということがご理解いただけると思います。
ダイエット中にお肉を食べるなら、ジンギスカンおすすめです。
ジンギスカンでダイエットする注意する点
これだけジンギスカンの食材である羊肉がダイエットのいいとはいっても、毎日、毎日ジンギスカンを食べ続けることはできませんし、体にも良くないです。
ジンギスカンをどういう風にダイエットに組み込むかですが、通常だったら、牛肉や豚肉を食べるところを羊肉に変えることで、全然変わってくると思います。
ただし、適量を食べていたらの話です。いくらダイエットにいいといわれているジンギスカンですが、野菜を食べずに、ラム肉、マトンばかりを大量に食べていたら
当然、ダイエットに失敗するでしょう。ラム肉、マトン(羊肉)は、他の肉類に比べてカロリーが低いとはいえ、やはりお肉です。100gあたり200〜250カロリーある。
普通に食べてもらうのは大丈夫ですが、量が増えてしまうとやはり羊肉といえども限界があります。
普通のお肉を食べる時でも。まず野菜から食べるようにして、お肉をたくさん摂らないようにする工夫、お肉は赤身を選ぶようにしたりと工夫とかしてましたよね。
それを忘れずにジンギスカンを食べるようにしていただいたら、決して太ることなく、ダイエットが成功に近づいていくと思います。
緑茶に含まれているカテキンの相乗効果で脂肪燃焼を高めるといわれています。試して見てください。
ダイエット中にお肉が食べたくなったら、上手にジンギスカン(羊肉)を利用しましょう!