ダイエットを諦める理由。実は頑張りすぎないほうが継続できる

世の女性は、誰もが一度はダイエットのチャレンジ経験を持っているのではないでしょうか。ただ、実際には成功よりも失敗の方が多いかもしれません。もちろん成功した人もたくさんいるでしょうが、それまでいろいろな方法を試してみたということもあるかもしれません。

それら多くの失敗理由でよくあるのが、続けるのが辛い、難しいというもの。ダイエットは頑張りすぎると続けるのが辛くなり、下手をするとそのストレスから途中でリバウンドしてしまうこともあります。

無理をするよりもダイエットを頑張らずに諦める。そして、ちょっと生活を見直す、ちょっと生活に気をつけるてみる、それだけでも痩せることは可能なのです。

ダイエットは多くの人が失敗の連続?その理由も頑張りすぎるのが原因

多くの女性が関心を持ち、さまざまな方法でもって体型や体重を理想の形へと変化させるべく努力するのがダイエットです。世の中には、特定の食べ物ばかりを食べたり、逆に食べなかったり、特定の運動などを行うダイエット方法が何度となく流行しました。

もちろん、それによって見事に目標を達成するべく、上手に痩せた人もいるでしょう。しかし、どんなに頑張っても効果がうまく出なかったり、逆に頑張りすぎることが仇となってリバウンドしてしまう人も少なくありませんでした。

人によっては、そのダイエット方法が体質や生活リズム的にもあわなかったということもあったでしょう。

しかし、それ以外にもうまく痩せなかった理由の一つとして頑張りすぎる、ということもあります。

ダイエットを頑張りすぎる、または我慢しすぎるとこのようなことが起こりやすくなります。

  • 食べ過ぎてしまう。
  • リバウンドしてしまう。

頑張るのもいいのですが、これがかえって良くない結果を招くこともあるのです。

「我慢」することを諦めるとかえって良い結果を生むことがある

ダイエット方法も人によって向き不向きがあるように、食事制限で食べることを我慢するのがストレスになり、食べられる時に異常に食べてしまったり、ある切欠でたがが外れて食べ過ぎてしまったりして、リバウンドを起こしてしまうことがあります。運動も似たような感じで、続けられない人もいます。

逆に食べることを我慢するのを止めると、食べない、食べられないことを我慢することがなくなるので、「食べられる時になんとしても食べなければいけない」という欲求が止まらなくなるということがなくなります。

通常の食欲に戻る、ある程度食べたら満足して食事量にストップが掛けられる、このようになります。

要は、人によっては(もちろん全員とは言いませんが)、このような方法で痩せられることもあるのです。

  • 我慢しすぎない。
  • 頑張って痩せることを諦める。

ダイエットを頑張って行うことを諦めるのも、意外と大切なことなのです。

我慢をしない程度の簡単な目標を作って続ける方がダイエットは続く

ダイエットを頑張って行うことを諦めると言っても、もちろん全く何もせず、ダラダラとした生活や暴飲暴食をしていたら、結局これも太る元になってしまいます。

ただ、無理に我慢するのは、ストレスの元になるということです。

できればイメージトレーニングとして、痩せた時のことを考えるところから始めるといいのではないでしょうか。イメージトレーニングは意外に大切ですし、楽しいものです。ただし、自分を追い詰めるようなイメージトレーニングでは逆効果になります。

その上で、今度はイメージトレーニングだけにとどまらず、目の前の目標を作るのです。目標は、軽めの内容にする方が継続しやすいです。

簡単にできそうな目標例

  • テレビを見ている時、CMの間だけ腹筋やスクワットなどのその場でできる運動をする。
  • 電車やバスを乗る時は1区間前に降りて歩く。
  • 食事の内容を1品だけ低カロリーメニューなどに変える。
  • 1日のうち1食は食事を軽めにする。   など
あくまで例として挙げてみたのですが、自分でこれなら長く続けられると思うものを見つけてやってみるのも最終的なダイエットに繋がります。可能ならば、そこから内容を少しランクアップしていけばいいのです。

ダイエットしてとして飲み物だけ変えてみるのもやってみる価値はある

これも一例として考えてもらえればいいのですが、例えば普段飲んでいる飲み物を変えるという方法もありです。

これを行っている女性は結構います。

若い女性ならばさほど飲まないと思われますが、意外に飲んでいるのが、太りやすいと言われる市販のジュースや栄養ドリンクです。アルコールは言わずもがなです。(水分補給としてアルコールを飲む人はないでしょうが)コーヒーもブラックならいいのですが、砂糖を入れると太る飲み物になります。

自分が飲んでいる飲み物を考えて、これらのお茶や飲み物に変えられるのならば、それだけでダイエットへと繋がります。

ダイエット効果が謳われているお茶や飲み物

ギムネマ茶 インドネシアやインド南部で飲まれているお茶。糖の吸収をカットする効果があると言われていて、糖尿病の人にも使われているそうです。ただ、糖分の吸収を抑えるだけでなく、甘さも感じにくくなるため、食前に飲むと食事そのものが味気なくなるようです。
他にも鉄分の吸収も阻害したり、便が緩くなる効果もあるので、下痢や貧血になる可能性、また低血糖にならないよう飲み方には注意が必要です。
プーアール茶 ダイエットに対して効果が高いと言われているお茶の一つです。脂肪燃焼や脂肪吸収を止めるとのこと。プーアール茶に含まれているリパーゼは、中性脂肪を溶かす酵素になります。
ルイボスティー プーアール茶と同様、ダイエットに効果があることで有名なお茶の一つです。美容効果の一つである抗酸化作用を持っており、またデドックス効果も持っています。
腸内環境を整え、むくみ解消にも効果があるため、女性には人気のあるお茶になります。
黒ウーロン茶 これも脂肪の吸収を抑えることで有名なお茶の一つです。トクホ食品(特定保健用食品)として売られている商品があることでも知られています。
ジャスミン茶 ジャスミン茶に含まれているタンニンは、脂肪の吸収を抑えたり脂肪を燃焼させる働きを持っているそうです。また、カフェインには、デトックスやむくみの改善にも効果があるそうです。
杜仲茶 脂肪を分解したりデトックス効果のあることで知られています。もちろんダイエットだけでなく、美容や健康にもいいのは多くの人が知っていることでしょう。
炭酸水 炭酸水と言っても、甘いジュースの炭酸ではなく、糖分の入っていない炭酸水のことです。
炭酸は、飲むとお腹が膨れるのは誰もが知っていますが、この満腹感を利用することも可能ですし、胃腸を刺激する為、便秘解消にもなります。胃腸の状況によっては、炭酸水を飲まない方がいい人もいるので注意してください。

お茶は種類が違えども、それぞれで脂肪解消や脂肪燃焼に効果を持つ栄養素を含んでいます。

普段よく飲むものを例えばジュースから杜仲茶に変えるなど、些細な(本人にとっては些細なものではないかもしれませんが)ことで、ダイエットに繋がることもあります。もちろん、すぐにダイエット効果が表れるわけではありませんが、無理せず続けられる方法の一つと言えます。

水分は大切なので一例として飲み物を出したのですが、例えば毎日おやつを食べないと気がすまない人は、おやつの種類を変えるなど、自分にあった内容で少し意識してみるのはいいことではないでしょうか。

太る理由によっては原因を解消するだけでもダイエットに繋がる!

痩せるという観点ではなく、太るという観点からその理由を考えて、原因になることを解消するという方法も負担なくできるダイエットへの道になるのではないでしょうか。

また、その内容によっては、ダイエットだけでなく病気の予防になることへ繋がる可能性もあります。

何が悩みか?原因ごとの解消方法を行ってダイエットに繋げる!

人によって問題や悩みとなっていることはそれぞれ違いますが、これらを解消することでダイエットにも繋がる問題を紹介します。

  • 便秘を解消する

便秘の場合、1~2日程度ならば問題ないでしょうが、これが4日~と続くようならば、便や便から発するガスにより腸が膨らんでお腹がぽっこり、ということがあります。ただダイエットを頑張ると言うよりも、まず便秘の解消をするだけでも大きく変わってきます。

  • ストレスを解消する

ただ単純に食べることが好きで食べ過ぎてしまうと言う人は、確かに太ることになります。しかし人によっては、食べ過ぎてしまうと言うよりも、ストレスが原因で食べ過ぎてしまう、という人もいます。また、食べ過ぎなくてもストレスそのもので太ってしまうこともあります。

これらの場合、ただダイエットをするというよりも、ストレス解消をすることが先決です。ストレスが無くなれば、過食も自制でき、自ずと痩せていくことになっていくものです。

  • 不規則な生活習慣をただす

昔と違って、今は昼夜問わず動いているのが世の中です。そのため、生活リズムが狂ってしまっている人は多いはずです。

私たちの体の中にはBMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質があります。このBMAL1は、体の生活リズムを整えるだけでなく、脂肪を溜めこむ働きを持っているのですが、夜中の2時~4時に増加のピークを迎えます。

一言で言えば、人間は夜中の2時ごろを中心に脂肪を溜めやすい身体の構造をしていることになります。

不規則な生活の例に挙げられる朝食を取らないという人が多いのですが、この朝食をはじめとする食事のリズムが狂うと、太ることにも繋がります。

もちろん、仕事の関係で難しい人はいるでしょう。しかし、食事の問題だけではなく新陳代謝を上げるなど、規則正しい生活がダイエットにも繋がることは、頭に入れておくといいでしょう。

  • 冷えを解消する

女性でよくあるのが、冷え性。それがダイエットと関係あるとは思えないでしょうが、体の冷えは血流が悪くなることにより体の代謝の低下を招くことに繋がります。代謝が悪いと太りやすい体になります。

これらを参考に自身の問題点を知って、できることを考えるとダイエットに繋がります。

例えば腹巻は体の冷え対策になる!原因ごとに対策を考える

原因がわかればその解消法、いわゆる対策をとることができます。

一例として、冷え性の場合で考えてみます。

冷え性の場合の対策

  • 冬場のソックスや腹巻。
  • お風呂は湯船にゆっくりつかる。
    (半身浴も良い。)
  • 体を温める食べ物を食べる。
    (しょうが・レンコン・ごぼう・納豆 など)

また、夏場のクーラーも体には良くないのですが、夏だからと冷たいものをたくさん食べると体の中が冷えて、後々、秋冬に影響を及ぼします。

健康を意識することもダイエットに繋がる!食事の食べる順番も大切

健康面から見て、食事は野菜から食べることが大切だと言われます。

この食べる順番は、よく血糖値の急上昇を抑える効果がある食べ方として知られていますが、ただ血糖値の問題だけでなくダイエットにも関係しています。というのは、インスリンは脂肪を蓄える機能もあります。ですので、この食べる順番は、太りにくくすることにも繋がります。

食べる順番も意識することをオススメします。

野菜(食物繊維・ミネラル類)

肉や魚(たんぱく質)

ごはんなど(炭水化物)

野菜から食べていくと、ごはんを食べる前にお腹が膨れて炭水化物の食べ過ぎ防止になります。食べる野菜もなるべく食物繊維が豊富な野菜を食べるのが好ましいです。野菜そのものが苦手な方は、野菜ジュースでも構いません。

これらはもちろん、すぐに効果がでるという頑張る内容ではありません。しかし、専門家に指導してもらいながらならばまた話は変わるかもしれませんが、そもそも急激に痩せるのは体に負担がかかりあまり良くありませんし、リバウンドしやすいのです。

問題を解消することでゆっくりとダイエットを進めるのも、方法としてはありだと思います。

諦めることも大切!ダイエットを無理に行わずに痩せることを考える

女性ならばどうしても痩せたいと思うものですが、同時にすぐに結果を出したいと焦る人も多いです。もちろん、早く、健康的に、綺麗に痩せられたならば、それが一番でしょう。

しかし、それがストレスになり、かえってリバウンドしたり体の不調を招くこともあります。

無理して頑張らなくても、少しずつでも痩せることはできるのです。頑張ることを諦めて、ゆっくりと自分のペースで痩せることも大切ではないでしょうか。それは、健康にも繋がっていきます。

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