痩せホルモンを増やしてダイエット。食欲制御も可能かも!
体の対象や体質は体から分泌されているホルモンによって左右されます。そのホルモンがダイエットに効果的なことを知っているでしょうか。ホルモンを意識することはなかなかないため、ホルモンがダイエットに効果的なことを知らない人もいるでしょう。
ここではダイエットとホルモンの関係について紹介していきます。これからダイエットをするという人は、ホルモンを意識したダイエットに挑戦してみてはどうでしょうか。
ダイエットとホルモンの関係!痩せる時に適しているホルモンはある?
ホルモンはダイエットで痩せるのであれば欠かせない物質の一つです。ホルモンといっても種類がいくつかあって、その中には痩せる時に活躍してくれるホルモンもあります。ホルモンは体内で分泌されていますが、加齢とともに分泌量が減り、減ってしまうと体に様々な症状が現れます。
ホルモンは特定の食べ物を食べることで増やすことができるため、体の不調を感じた場合はホルモンを増やしてくれる食べ物を食べてみると良いでしょう。
女性ホルモンもダイエットに関係有り!バランスが大事
女性ホルモンもダイエットで痩せる時に重要なことを知っているでしょうか。まず女性ホルモンには2種類のホルモンがあります。
- エストロゲン
- プロゲステロン
この2つのホルモンは時期によって分泌されている量が変わります。エストロゲンが多く分泌されている時期は体の調子もよくなりますし、集中力も増します。
ダイエットにも集中しやすくなりダイエットの効果が出やすくなります。
逆にプロゲステロンが分泌されている時期には、体が疲れやすくなってしまったり、イライラしてしまったり、精神が不安定になってしまいます。食欲も旺盛になってしまうことがあり、食べ過ぎてしまい太ってしまうという事も考えられます。
またプロゲステロンが分泌されている時期は、むくみになりやすくなったり、便秘になったり体への不調も出てしまいます。ダイエットの効果も出にくい時期となるため、プロゲステロンが多く分泌されている時期のダイエットはおすすめできません。
こう見ますとエストロゲンだけ分泌されていれば、いいことずくめと思いがちですが、エストロゲンだけ分泌されていても身体には悪影響が出てしまいます。時期によって2つのホルモンの分泌量が違うため、調整することは難しいですが、2つのホルモンがバランスよく分泌されていることが体のためには重要です。
女性ホルモンのバランスを保つために必要なこと
ダイエットには女性ホルモンも関わってくるため、2つのホルモンのバランスを取ることも痩せるためには重要です。以下の行動をするとホルモンのバランスも保ちやすいです。
- バランスのいい食事
- 体を温める
- 十分な睡眠
ダイエット中だからこそ、痩せるために食べるものも重要となってきます。痩せるために食事制限をすることは多く、食事制限で特定の栄養が不足してしまうということも多いです。栄養が不足してしまうとダイエットの挫折にもなりますし、リバウンドをしてしまうリスクもあります。
女性ホルモンのバランスを保つためにも、ダイエットを成功させるためには、ダイエット時にはバランスのいい食事を食べる必要があります。
- たんぱく質
- 脂質
- 糖質
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
- 水
- ファイトケミカル
ホルモンのバランスを保つためには上記の栄養が必要となります。すべて摂ることができればバランスのいい食事になり、ダイエットにも効果的ですが、なかなか食事できない場合もあります。
その場合はカラフルな食事を意識するだけでも栄養素をバランスよく摂取することができます。例えばそれぞれ色が違う野菜を食べ、それに肉とごはんを付けるなど、食事に色を付ける意識をしておくと良いでしょう。
体を温めるとシンプルな方法ですが温めるだけでもホルモンの分泌量は変わってきます。特に女性の場合は冷え性になりやすいことが多いため、ホルモンのバランスを保つために体を冷やす行動は避けましょう。
女性ホルモンをバランスよく保つためには睡眠も重要です。十分な睡眠ができていないとイライラしてしまい、ホルモンのバランスを崩してしまいます。夜の10時から深夜2時にホルモンは分泌されるため、この時間を睡眠に充てるようにすると良いでしょう。
女性ホルモンのバランスを保つことは、体の体調だけではなくダイエットにも影響してきます。体の健康のため、ダイエットを成功させるためにもホルモンのバランスは整えるようにしましょう。
痩せるホルモンはダイエットに欠かせない!GLP-1で痩せよう
ホルモンには種類があり、その中に「痩せるホルモン」と呼ばれるホルモンもあります。
「GLP-1」と呼ばれるホルモンで、あまり聞かない言葉ですが誰もが持っているホルモンです。
このホルモンを増やすことはできるのか?というと、増やすことは可能です。GLP-1は小腸下部を刺激することで分泌されやすくなりますし、腸内の環境を整えることでも増やすことができます。
- EPA
- 食物繊維
- 乳酸菌
GLP-1を増やす時に効果的な成分が上記の3種類です。EPAは摂取することで、小腸に刺激を与えてくれ、GLP-1の分泌を助けてくれます。食物繊維は腸内環境を整えてくれるという事を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
食物繊維は腸内環境を整えるだけではなく、小腸への刺激にもなるため、GLP-1の分泌には効果的な成分の1つです。最後に乳酸菌ですが、乳酸菌も腸内の環境を整えてくれる効果があります。腸内を整えることでGLP-1も増やしてくれますし、腸を刺激してくれるため分泌も促してくれます。
EPAと食物繊維、乳酸菌は普段の食事からでも摂れる成分なので、普段意識していない人は、ダイエット時には意識して食べるようにしてみてはどうでしょうか。
食事でGLP-1ホルモンを増やそう!効果的に増やすための食べ物
EPAと食物繊維、乳酸菌がGLP-1を増やすために必要と分かりましたが、何を食べればいいのか?と疑問がある人もいるのではないでしょうか。これらの成分が多く含まれている食べ物があるため、ダイエット中に意識して食べてみてください。
まずEPAですが、青魚に多く含まれていることが多いです。
- サバ
- イワシ
- アジ
- サンマ
特にサバにはEPAが多く含まれているためGLP-1を増やすためにおすすめの食べ物といえます。魚を食べる機会があまりないという人は、手軽に食べられる缶詰で青魚を食べても問題ありません。より効率よくGLP-1を増やすのであれば、青魚を刺身にして食べるとより多くのEPAを摂取することができます。
次に食物繊維が多く含まれている食べ物です。
- 豆類
- ゴボウ
- アボカド
- 海藻類
- キノコ
食物繊維というと野菜に含まれている印象も強く、印象通り野菜を食べることで食物繊維は摂取することができます。普段の食事からでも摂取することはできるため、ダイエット中には種類の野菜を多く食べてみてはどうでしょうか。最後に乳酸菌ですが、主に発酵食品に含まれています。
- ヨーグルト
- キムチ
- 味噌
- 漬物
乳酸菌を摂取すれば腸内環境を整え、腸に刺激を与えてGLP-1を増やしてくれるため、積極的に摂取するようにしましょう。また「オリゴ糖」は摂取することで乳酸菌や食物繊維のエサになるため、ダイエット時におすすめです。3つの成分と一緒にオリゴ糖も一緒に摂取してみてはどうでしょうか。
- タマネギ
- ネギ
- キャベツ
- ゴボウ
キャベツやゴボウなどはオリゴ糖と一緒に食物繊維の摂取もできるため、ダイエット時には意識して食べてみてください。
痩せるホルモンが増えても食べ過ぎはダイエットの失敗につながる
痩せるホルモンのGLP-1を増やせば、太りにくくなりますが、全く太らないという訳ではありません。
食べ過ぎてしまえば太ってしまうため、太らないからと食べ過ぎることはよくありません。よく食べ過ぎてしまうという人は、食事をゆっくり行ってみてはどうでしょうか。ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激されて、沢山食べなくてもお腹がいっぱいになります。
お腹がいっぱいになれば、ダイエット中のストレスの解消になるため、ダイエット中はできるだけゆっくり食事することを意識してみましょう。
ダイエットには新陳代謝の働きが不可欠!痩せやすい体質を作る
新陳代謝はダイエットにも関わりますし、ホルモンにも関わってきます。まず、新陳代謝というのは、体の細胞が入れ替わる現象のことを言います。
例えば髪の毛は一度抜けると再度生えてきたり、皮膚は古いものは垢としては剥がれ落ちたりします。普段生活している中で誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。この現象のことを新陳代謝と言います。
そのため、ダイエットをするのであれば新陳代謝を安定させて、代謝を上げることがダイエットの成功につながります。
新陳代謝は徐々に低下する!ダイエットのためにも代謝を上げよう
新陳代謝は年齢を重ねることにより徐々に低下してしまいますし、普段の生活の態度でも低下してしまいます。新陳代謝は低下してしまっても、その後の高度によって上げることもできるため、あげる方法を試してみてください。
- 体を温める
- 体を動かす
- 筋肉を増やす
- 食事で上げる
体を温めることによって新陳代謝を上げることができます。体は温めることによって血行が良くなり、血流により全身の細胞が活性化されます。活性化されることで新陳代謝を上げることができます。
体を温める方法としてはお風呂やサウナが挙げられます。お風呂であれば、自宅でも入れるため、できれば毎日お湯に浸かって体を温めるようにしましょう。
体を動かすことで血行がよくなり、細胞も活性化されます。それにより筋肉の細胞も刺激されるため、新陳代謝が活発に行われることとなります。痩せたいと考えている人は運動不足の人も多いため、させるためには体を動かして代謝を上げましょう。
筋肉は例えば、運動をしたときにエネルギーを消費して体の体温を上げてくれます。それにより代謝も促してくれるため、新陳代謝も上がります。筋肉の量が増えるともっと活発に代謝を促してくれるため、代謝を上げるためには筋肉の量も重要となります。
新陳代謝には食事も大きく関わってきます。何かを食べた時に体が温かくなることは経験したことがある人も多いでしょう。具体的に言えば唐辛子などの辛いものを食べると、体が温かくなり汗を掻くことがあります。唐辛子などの体が温まるものは新陳代謝を上げる成分も含まれています。
辛い食べ物が苦手という人もいますが、痩せるのであれば辛いものも徐々に食事の中に混ぜてみてはどうでしょうか。このように新陳代謝を上げる方法はすぐに取り組めるものもあります。
すぐに代謝が上がるという訳ではありませんが、毎日続ければ身体が温まりダイエットも効率よくなるため、生活の中で意識してみてはどうでしょうか。
新陳代謝を下げる行動もある!ダイエット中はこの行動は避けよう
新陳代謝を上げてくれる行動もあれば、逆に新陳代謝を下げてしまう行動もあります。何度もいいますが、新陳代謝が下がってしまうと痩せにくくなってしまいますし、ホルモンのバランスも悪くなってしまいます。
ダイエット中の人はもちろんのこと、ダイエットをしていない人にもいい影響はないので、できるだけ新陳代謝を下げる行動はしないようにしましょう。
- 体を冷やす
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
- ストレス
体を温めると代謝は上がりますが、逆に冷やしてしまうと代謝は下がってしまいます。体が冷えると血流が悪くなってしまうため、体が冷えないように意識しましょう。特に冷え性という人は注意し、普段から冷えないように準備しておくと良いでしょう。
食生活が乱れていると新陳代謝が下がってしまいます。例えば時間が無くてまともに食事ができない人、外食でほとんど食事を済ませている人、特定の物だけを食べている人、などといった人は注意が必要です。
食事が乱れていると、体に必要な栄養が不足してしまい栄養不足で新陳代謝が低下してしまいます。ダイエット中には食事が乱れずとも、栄養が不足してしまうということもあるため、食事はバランスの良いものを食べるように意識しましょう。
睡眠は新陳代謝にも影響を与えることを知っているでしょうか。睡眠が不足してしまうと分泌されたホルモンの影響を体が受けずに、ホルモンのバランスだけではなく新陳代謝の低下にもつながります。ホルモンのため、新陳代謝の為にも午後10時から午後2時までに眠るようにしましょう。
ストレスはためすぎてしまうと自律神経のバランスを崩してしまい、血流や内臓の働きを阻害してしまいます。それにより新陳代謝も低下してしまい、便秘や肌荒れにもつながってしまいます。
ダイエット中にはどうしてもストレスが溜まってしまうため、ダイエット中のストレス解消方法も考えてからダイエットを始めましょう。新陳代謝はダイエットをする時にとても重要な現象です。
代謝を上げることで痩せやすくなりますし、太りにくい体も作ってくれるため、ダイエット中は新陳代謝を上げる事ことに注目してみてはどうでしょうか。
ホルモンがダイエットを効率的にする!無理のない範囲で痩せる
ダイエットで痩せるのであればホルモンにも注目してみてください。
女性ホルモンは時期によってエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が異なります。エストロゲンが多く分泌されている時期がダイエットに最適なため、女性の人はエストロゲンが多く分泌されている時にダイエットを始めてみましょう。
ホルモンにも種類があり、その中のGLP-1は「痩せるホルモン」と呼ばれており、ダイエットしたい人にはおすすめのホルモンです。人ならだれでも分泌されていますが、その量は個人によってことなり、多い人もいれば少ない人もいます。
このホルモンは体内に多ければ、食事を食べても太りにくくなるため、ダイエットに効果的なホルモンと言えます。GLP-1の分泌量が少ない人でも特定の食べ物を食べることで増やすこともできるため、GLP-1を増やすことを意識してみてください。
EPAと食物繊維、乳酸菌がGLP-1を増やしてくれるため、EPAや食物繊維、乳酸菌が多く含まれている物をダイエット中に食べてみましょう。
ダイエットは無理のない範囲で行うことが成功のためには必要な事です。
焦って必要以上の行動を取ってしまう人もいますが、かえってダイエットの挫折になってしまうこともあるため注意してください。