フラフープダイエットで下半身が痩せるポイント!重さや大きさ
”フラフープダイエット”というもので下半身が痩せられるそうです。フラフープは元々遊びであったものが、近年はパフォーマンスや競技に加えダイエットに使われているというのです。
ここでは、”フラフープダイエット”の効果や、これをやる上での注意点について説明します。そして、このダイエットを成功させるポイントとして、重さ・大きさ・材質でフラフープを選ぶ必要性と、回し方や時間などの正しいやり方についても説明します。
また、通販で販売されているフラフープを紹介し、”フラフープダイエット”についての口コミも参考にしてもらって、下半身美人を目指して”フラフープダイエット”を試してみることをお薦めしていきます。
下半身が痩せるという”フラフープダイエット”というものがアル!
”フラフープダイエット”は、1日にたった10分間実践するだけで、多くの女性が気になる下半身が痩せるという、フラフープを楽しむだけのダイエット方法です。
フラフープを他の運動に例えると、その効果はジョギングや水泳にも匹敵すると言われています。ジョギングと言えば食事制限と合わせて行なうダイエット定番の運動であり、水泳にしても結構人気の健康法となっているものです。
フラフープをやった時にどれくらいのカロリーを消費するのかと言うと、それは大体1回転10キロカロリーだそうです。すると、10回転で100キロカロリーとなり、ジョギングを15分もしたのと同じになるのです。
腰を使ってフラフープを回していると、しだいにインナーマッスルが強化されていき、歪んでいた骨盤の矯正もできて、だらしなく垂れ下がっていた内臓も元の場所に収まるようになります。こうして、徐々にポッコリお腹は凹んでいくのです。
更に、フラフープは腰の他にお腹にも直接力を加えるので、腸への刺激となり、結果的に便秘解消となることも期待できます。便秘解消となれば、体調も良くなって、自然と健康的なダイエットにも繋がっていくのです。
フラフープを回す運動はそれほど筋肉にも負担をかけることなく、有酸素運動となっているために効率的な脂肪燃焼効果を生み出すのです。そして、女性の最も気にする下半身を引き締めていくのです。
遊びだった「フラフープ」も今では人気のダイエットになっている!
「フラフープ」と言っても今どきの子たちにはわからないかもしれませんが、元々は遊び道具でした。いつごろに始まったのかは不明ですが、3千年もの昔には古代エジプトでブドウの蔦で作った輪を棒で転がして転がして遊んだと言います。
また、古代ギリシャでは現在のダイエットにも繋がるものとして、体重を落とすことを目的として”フープ”状のものを使うよう薦められていたのだそうです。そして、14世紀になると、イギリスで”フープ”を回す「フーピング」が流行したのです。
18世紀前半になって、ハワイに寄港した船乗りたちがフーピングとハワイのフラダンスが似ていることに気づき、”フラフープ”という言葉を思いついたのです。そして、1957年に、玩具会社”Wham-O”の創設者らが”フラフープ”を再開発したのです。
フラフープは、1958年にアメリカで大流行し、その年の10月18日に東京のデパートでも販売が開始し、爆発的な大ブームへと拡がって行ったのです。当初からフラフープは美容と健康に良いとされ、子供も大人もこれにハマり、競技大会も開かれました。
こうして近年では、元々遊びであった「フラフープ」が、パフォーマンスや競技に加え、ダイエットにも使われるようになっているのです。
”フラフープダイエット”で表われる数々の効果
”フラフープダイエット”の効果は、この運動をした時に負荷のかかる各部に現われ、特に主にフラフープを回すお腹・ウエスト回りから下半身に向けての効果が大きいようです。
インターネット・サイトで紹介されている”フラフープダイエット”の効果をあげてみると、大体次のような8つに集約されるのです。
- 腹部痩せ
- ウエストくびれ
- 腰痛予防
- 下半身痩せ
- 部分痩せ
- 便秘解消
- 脂肪燃焼
- 代謝向上
フラフープを回すのは基本的にはお腹・ウエスト・腰の辺りになります。このため、フラフープがお腹を刺激するのは元より、体内の筋肉までにも刺激を与えています。
これによって、しだいにお腹周りの筋肉は引き締まり、結果としてポッコリお腹は見事にスッキリとヘコんでいくのです。更にこの効果が上がっていくと、お腹がスッキリするばかりでなく、歴然とウエストが見えてくるようになるようです。
脇腹には斜めに「腹斜筋」という筋肉があり、ここがフラフープを回す運動で使われることによって、ウエストが刺激されて”くびれ”となる効果を生み出しているのです。また、オマケとして腰に与える刺激は、腰痛予防にもなっています。
他にも、お腹周りだけでなく、腕や足を使ってフラフープを回すことによって、”二の腕”や”太もも”の部分痩せにも効果が期待できるので、女性にはうれしい話です。
フラフープを回す運動は、この直接筋肉を刺激する他にも、骨盤の歪みも矯正して便秘解消というダイエット効果を生み出したり、「有酸素運動」として脂肪を燃焼させたり、体幹を鍛えて代謝を向上してダイエットへと繋げているのです。
”フラフープダイエット”をやる上で注意すべきコト
うれしい効果の期待できる”フラフープダイエット”ですが、実施する上で注意しておくべき点もいくつかあります。
それは、おおよそ次のようなことになります。
- 腰痛
- 筋肉痛
- 低効果
- 飽きやすい
第一にあげられる注意点は”腰痛”になる可能性が高いということです。基本的に腰を使ってフラフープを回す運動なので、腰回りの筋肉に負荷をかけることとなり、少しでも早くダイエットしたいという焦りから、無理をして”腰痛”を誘発してしまいかねないのです。
同じような理由で、あまり慣れないうちに過度にフラフープを回すと、筋繊維にダメージを与えてしまう場合もあり、”筋肉痛”を発症させてしまいます。”腰痛”も同様ですが、あまり”筋肉痛”が酷くなった時にはすぐにフラフープをやめて、ゆっくりと身体を休ませる必要があります。
意外な注意点としては、このダイエット法は意外と効果が低いというか、効果が出るまでに時間がかかるということです。初めに、ジョギングと比較してカロリー消費が簡単であるようにお話ししていますが、実はこのダイエットでは体脂肪を落とすのにけっこうな時間がかかってしまうという事実があるのです。
カロリー消費で体脂肪の低減を計算すると、50キロある人が1キロ減量するにはフラフープを50時間近く回さなければならないというデータもあるようです。以下に、各体重毎の1キロ減量に要するフラフープに所要時間を一覧にしてみました。
体重(kg) | 1キロ減量に必要な フラフープを回す時間(h) |
---|---|
40 | 60 |
50 | 48 |
60 | 40 |
70 | 35 |
80 | 30 |
そして、こんなに時間のかかるダイエットであるが故に、単調にフラフープを回す運動は、”飽きやすい”という大きな欠点を持っているのです。
”フラフープダイエット”を成功させるポイントはフラフープ選び
うれしい効果がある反面、かなり解決が困難な注意点を持つ”フラフープダイエット”を成功させるポイントは、適正なフラフープを選択することに尽きます。
フラフープ選びで重要なポイントは、次の3点です。
- 重さ
- 大きさ
- 材質
意外と思われるかもしれませんが、フラフープというものは軽すぎると回しづらいものです。ある程度の重さを持っている方がフラフープは回しやすくなり、その重さは大体500グラム以上と言われています。
次にフラフープの大きさ(輪の直径)ですが、こちらは回す人の体型によって自ずから決まってきます。標準体型の人であればダイエットは不要かもしれませんが、輪の直径は90~95センチくらいが適当でしょう。
そして、ダイエットが必要なウエスト太めの人には、大体以下のような輪の直径を持つフラフープがお薦めなのです。
ウエスト (cm) |
フラフープの 輪の直径(cm) |
---|---|
85 | 105~115 |
95 | 110~125 |
100 | 115~135 |
また、ウエストが85cm未満で身長150cmでは標準体型としてフラフープの大きさを選んでも良いのですが、身長が140cmともなれば、少し大きさを抑えて85~95cmくらいのものを選んだ方が良いでしょう。
フラフープそのものが直接お腹などを刺激するという面から、その形状や材質も重要な要素となります。多くのフラフープは固いプラスチック製で普通の円柱状をしていますが、刺激を強くするため凸凹状にしたものもあります。
しかし、体質的に肌の弱い人には強すぎる刺激はいけません。そんな人は、普通の円柱状のフラフープとし、材質も柔らかいウレタン素材などのものを使ってみると良いでしょう。
正しいやり方で”フラフープダイエット”を成功させる!
フラフープを使ってダイエットするには時間がかかると言うことは注意していますが、ある程度の時間フラフープを回し続けるのは、案外テクニックを必要とします。その為には、柔軟な身体であることが先決ですので、まずはリラックスした体勢をとらなければなりません。
静かな気持ちで足を肩幅に開いて立ったら、軽く膝を曲げておきましょう。そして、自分が回しやすいと思った方の足を半歩前に出しながら、腰を前後に振りながらフラフープを回していきます。
この時、フラフープに向かって腰を当てていくというイメージを持てれば、すんなりとフラフープは回ってくれます。バランス良く前後に動くのことがポイントなので、けっして腰を使ってフラフープを回そうとしてはいけません。
初心者であれば、あまりダイエットの効果を考えず、5~10分くらいでこの運動は控えておきましょう。初めのうちは、あまりやり過ぎると腰痛や筋肉痛になってしまいかねないからです。
やりやすい方でフラフープを回せるようになったら、必ず逆の方向への回さなければなりません。このダイエットでは、左右均等にフラフープを回して、筋肉への刺激のバランスを良くし、効果を上げることができるからです。
基本的な1セットは、右回し4分→休憩2分→左回し4分です。このセット数を身体の慣れに従って徐々に増やしていけば良いのです。そして、毎日これを実施するのが理想なのですが、これが難しい場合にはダイエット効果が落ちないように、週3~4日は実施するようにしましょう。
通販で目移りするくらいたくさん販売されているフラフープ
”フラフープダイエット”に使うフラフープは、”百均”各社で販売されていて、簡単にてに入れることができます。
”ダイソー”で売られているフラフープは、直径60cmほどのごく軽めのもので、子供向けとなっています。あまり大人のダイエット用には向いておらず、どうしても使おうとすれば、組み立て式である筒の中にビー玉を入れたり、ビニールテープ巻いたりして重量を増やさなければなりません。
”セリア”や”キャン★ドゥ”でもフラフープは売られていますが、全ての店舗で扱っている訳でもなく、あまり期待はできないようです。他に雑貨店やおもちゃ屋さんでもフラフープは売られていると思いますが、適当なものを見つけるのは中々難しいかもしれません。
欲しいものを手に入れるには今や当たり前の通販では、目移りするくらいたくさんのフラフープが販売されています。
通販というと、”楽天市場”や”Amazon”などが有名ですが、ここで販売されているいくつかのフラフープを紹介してみましょう。
一つ目は”ヴァナフ フラフープ 組立タイプ”で、直径約91cm・重さ約380g・ポリエチレン製の”楽天市場”の販売です。”女性はその時々の輝きを放つ”との宣伝フレーズを謳う、総合ウェルネスブランド”ヴァナフ”の製品です。
二つ目は”ファミリーフープ FSP-123N”で、直径約80/90cm・重さ約330g・ポリエチレン製の”楽天市場”の販売です。使う人によって大きさを変えられるスグレモノで、輪の内側に付いた凹凸はウエスト辺りの筋肉を刺激してくれます。
三つ目は”Yescom フラフープ”で、直径約95cm・重さ約1500g・ステンレス及びNBR発泡製の”楽天市場”の販売です。エクササイズやフィットネス用として脂肪燃焼に効果を発揮する、有酸素運動ができる加重フラフープです。
この他にも”楽天市場”では、ダイエット向けのフラフープをたくさん販売しています。また”Amazon”においても、”Shusoul ダイエット フラフープ”・”CORCOPI フラフープ”・”créer 初心者向け フラフープ”・”鉄人倶楽部(IRONMAN・CLUB) シェイプ アップ フラフープ KW-724”など、色々な商品を扱っているのです。
これでアナタも下半身美人!”フラフープダイエット”を実践しよう
”フラフープダイエット”をやろうかやるまいか悩んでいる人は、ネットの口コミも参考にしてみると良いかもしれません。
以下に、ネット上に上がっている”フラフープダイエット”に関する口コミを、好評価・悪評価を取り混ぜて紹介します。
- 1日15分3セットを苦痛なく回せる。
- ダイエット用フラフープで20日で”くびれ”
- やらないよりマシ!
- テレビを見ながら楽しく運動
- とりあえず続けている。
- しっかり筋肉痛
- 半年毎日1時間で痩せない。
- 2ヶ月毎日30分で痩せない。
- 5日目から回せて3週間でメリハリ
- 音楽聞きながらの30分はすぐ!
- ズボン買い替え
- 主婦の予算内で簡単ダイエット
良い情報も悪い情報も受け入れた上で、ダイエットに失敗しないように、”フラフープダイエット”で下半身美人を目指してみてはいかがでしょうか。