フラフープが上手に回せない…コツを掴んで理想のくびれ実現
フラフープ回せないという問題は子どもだけでなく、大人でも見られるようになってきました。
これは運動不足によるケース、そして生活習慣が元になって起きるケースがあるので、フラフープ回せないというだけで、筋肉量の問題だと思わないほうが良いでしょう。そのため、今回案内させていただく記事を参考にして、フラフープの選び方、使い方、ダイエット方法を正しく知っておいたほうが、より安全にフラフープと付き合っていくことができます。
フラフープの上手な選び方!フラフープは大きさが最重要!
- そもそも大きさが合っていない
- 最初から力を入れて回そうとしている
フラフープ回せないという問題を抱えている場合は、フラフープそのものを買い替えたほうが良いでしょう。
少し大きなフラフープを使用されている場合は、フラフープ自体が重いので回せないといった、特殊な問題を抱えているのかもしれません。また、個人でフラフープを選ぶのではなく、スポーツショップのスタッフに聞いて、適切な大きさのフラフープをチョイスしたほうが良いでしょう
大人が使用するフラフープの場合、平均では90~105cmのものをチョイスするのが良いです。もし、フラフープ選びを厳密に行いたい場合は、フラフープを立てて、おへその辺りと高さがあっているかを確認すると良いです。
大きいフラフープを選んだ場合、フラフープ回せないという問題だけでなく、腰を強く痛める可能性もあるのでオススメすることができません。
適度に重いものほど良い!?フラフープの隠された効果
フラフープを購入する人の中には、子どもの頃の記憶をたどって購入する人もいます。
ですが、以下のような要素を持つフラフープは、使用において適切ではないフラフープの可能性があるので、誤って購入、使用しないように注意してください。
- フラフープにギザギザが付いている
- 2kg以上の重いフラフープ
ギザギザが付いているフラフープというのは、ダイエット用品のフラフープとして販売されていることが多いです。ですが、あくまでもギザギザが付いていることで滑り止めになっているだけなので、それほどダイエット効果が高いわけではありません。
近年では、子ども向けフラフープにもこのような要素が加わっているため、良いフラフープと勘違いされる人もいます。ですが、フラフープはギザギザが付いているものほど、フラフープ回せない問題が発生しやすいため、それほど使い勝手が良いわけではありません。
次に、初心者としてフラフープを回すのであれば、腰を痛めないものをチョイスしたほうが良いでしょう。具体的な要点としては、2kg以上は重たい、500gほどで丁度良いとされています。
フラフープでダイエット効果を得ようと考えている人ほど、重いフラフープには高いダイエット効果があると思ってしまい、その後、腰を痛めてしまうケースが多いのです。重いフラフープは、手足にぶつかった時に怪我をする恐れもあるので、無理をして使用する必要性はどこにもありません。
補足となりますが、一般的に売られているダイエット用品のフラフープであっても、筋肉トレーニングのために売られているだけです。そのため、高いダイエット効果があるフラフープそのものが少ないので、運動不足を解消する目的程度でフラフープを購入したほうが良いでしょう。
ダイエット専用フラフープ!使ったほうが良いフラフープ?
- 凹凸(おうとつ)ありのフラフープ
- 刺激などを高める目的のフラフープ
凹凸ありフラフープについてですが、使用していてダイエット効果が高まったという話はあまり多くありません。稀に、凹凸ありフラフープには高いダイエット効果があるという人もいますが、科学的根拠だけでなく、どれほどのダイエット成果があったのか、これらについて触れている人が少ないため、信ぴょう性そのものも低い情報が多いです。
ダイエットの基本は汗をかくこと、30分以上の運動で脂肪燃焼促進の状態を生むこと、そして継続することと言われています。フラフープは消費カロリー量そのものも多くありませんので、1ヶ月間でマイナス5kgのような情報は、一時的なダイエットに成功した程度で判断したほうが良いでしょう。
また、ものによっては電気、磁気で刺激量を増すという特殊なフラフープもありますが、こちらについても信ぴょう性が高いわけではありません。
EMSなどの電気、磁気で刺激を発生させるものについては、安定したシグナルによって電気、音波によるダイエット効果が生まれます。しかしフラフープは、個人の自由で運動強度を増減できるようになっているため、高いダイエット効果があるという科学的根拠がまったく見つかりません。
運動時間についても5~10分程度が多く、やり過ぎるとかえって腰を痛めてしまうこともありますので、フラフープのダイエット効果に関しては、過度な信用を置かないほうが賢明でしょう。
フラフープの回し方!実は腰を強く回さないほうが良い?
フラフープは腰で回すと思われている人もいますが、正確には、お腹と腰を用いてフラフープを回します。
そもそも人間の腰というのは、想像以上に脆くできています。
しかも、腰よりもお腹に贅肉などが付くようになっているため、フラフープでダイエット効果を得たい場合は、お腹、腰を使用する形でフラフープを回したほうが良いのです。その他のフラフープの回し方では、腰をぐるぐると回すようなイメージを無くしたほうが良いでしょう。
フラダンスのようなノリでフラフープを使用したほうが良いと言われていますが、最近になって運動をされるようになった人では、背骨、腰の骨、神経などを痛めてしまう恐れがあります。
なので最初は、フラフープを使用してお腹、腰を前後させる形で、フラフープを回すのです。
慣れてきた後は、あえてフラフープを回す力を弱めて、腰でフラフープを回し続ける努力をしましょう。これは痩せるために行っているのではなく、使用する頻度が減っている腰の筋肉を使用するためです。
女性の場合、このような腰の動きをマスターすることで、ダイエット効果を得られることがあるだけでなく、関節痛、お通じなどの問題が改善する人もいます。このような効果も得られるので、フラフープは健康改善に良いと言われているのです。
フラフープの回し方!基本を知っているとダイエット効果が上がる
フラフープの使用方法ですが、以下のような基本をマスターしていると、フラフープによる運動が楽しくなります。
- 常に同じ方向で回す
- 両膝を少しだけ曲げておく
- 背筋を伸ばすようにする
- 腰からお腹にかけて回す
- 力を入れずに回す
フラフープは100m走ではないので、力を入れてフラフープを回すことに意味はありません。
フラフープ回せないという問題を抱えている人の中には、フラフープを回す才能が自分にはないと考えている人もいるのですが、そもそもフラフープ回せない問題は簡単に乗り越えられる問題なのです。
重要となるのは、如何にしてスムーズにフラフープを回すのかとなるので、左右でキレイにフラフープを回す努力をする必要はありません。このような動作自体が上級者向けの運動なのです。
フラフープは両膝を少しだけ曲げていると、フラフープが下がる時の力関係で腰に巻き付くような動作を見せます。こちらを理解していると、少しだけ力を入れて回していると、それだけでフラフープは回すことができる、このようなテクニックに気付くことが可能となるのです。
そして慣れてきた後は、フラフープを腰からお腹にかけて回すようにして、両膝を少しだけ曲げている状態をキープしましょう。
すると、腰も使っている、お腹も使っている、体幹が良くなるといった、ダイエットにおいても重要なトレーニング効果を得られるようになるのです。
フラフープのコツ!フラフープ回せない人ほど効果が上がりやすい
運動のすべてに言えることですが、姿勢が悪い状態で運動をしても、かえってトレーニング効果が下がるだけです。
なので、以下のようなコツに注意して、フラフープで運動するようにしましょう。
- 不安定な足場で運動しない
- 利き足を半歩だけ前に出しておく
不安定な足場で運動できる人というのは、そもそも体幹に優れている人物です。プロスポーツ選手であればこのようなことが可能かもしれませんが、一般人は、良く整備されたアスファルトの上など、姿勢が乱れづらい場所で運動したほうが良いでしょう。
人によっては、河川敷など整備されているかもしれない場所で運動する人もいます。ですが、このような場所にも不安定な足場は存在するので、平衡感覚を保ちやすいアスファルト、もしくは体育館内で運動されたほうが賢明です。
そして、フラフープ回せないという問題を中々改善することができない場合は、利き足を意識してフラフープを回すようにします。
利き足を少しだけ前に置いておくイメージで行うと、フラフープを回す際に、キレイな力で回せるようになります。フラフープを上手に回せるようになると、まるで体が固定されているような感覚になるので、このような感覚を得て運動しているのかも確認してください。
また、フラフープであってもイメージトレーニングは重要です。今では、動画投稿サイトでフラフープのトレーニングビデオを視聴できるので、このようなビデオも活用して、最善のフラフープ練習方法をマスターすると良いでしょう。
フラフープの消費カロリー!他の運動と比べて痩せられる?
フラフープのダイエット効果ですが、一般的なダイエット方法と比較すると、フラフープにはダイエット効果があると言えます。
- 10分間連続で運動した場合は約100kcalを消費できる
- ランニングは60分間の運動で約500kcalを消費できる
上記を参考にすると、フラフープを60分間連続で運動した場合は、約600kcalを消費できるとなるのですが、実はそれほど凄いダイエット効果ではありません。というのも、フラフープの運動は慣れている人であっても30分前後で辛くなってくるからです。
ランニングの場合は、好きなコースを長く走っていられるという利点がありますので、こちらの影響もあって長く続けていくことが可能です。しかしフラフープの場合は、代わり映えしない運動となるため、飽きやすい人ではすぐに飽きてしまうでしょう。
なので、続けられる範囲として5~10分程度が好ましいと言われているのです。補足となりますが、ご飯1杯分のカロリー量は約250kcalとされているので、フラフープで10分間連続の運動をされた場合、高いダイエット効果につながるわけではありません。
また、フラフープ以外の運動の消費カロリー量は以下のようになっています。
- ウォーキングは約200kcal
- サイクリングは約500kcal
- 水泳は約700kcal
上記は60分間の消費カロリー量となります。今も昔も水泳の消費カロリー量は多いとされているのですが、人によっては体型を気にして人前では運動できないという人もいるので、そのような人のことも考慮に入れると、ダイエットのためにフラフープというのは、それほど悪い選択ではないと言えるでしょう。
フラフープの効果!フラフープはダイエット以外の効果もある
フラフープについてですが、消費カロリー量以外のダイエット効果は以下のとおりです。
- エクササイズ効果を得られる
- 腹筋に力が入るようになる
- 生活習慣の改善につながる
エクササイズダイエットというと、フラフープを回すことではなく、全身運動をしている場合に行えると思っている人もいるのですが、実は、フラフープでもエクササイズ効果を得られるのです。
フラフープを回すという行動自体が、フラフープ回せないという問題を抱えていない限り、全身運動の繰り返しとなっています。ただし、1日10分以上を継続的に行わない場合、ダイエット効果、エクササイズ効果が弱まってしまいやすいので、継続的に行わない限りは高い効果を得られません。
フラフープは1人で運動されている場合、段々と飽きやすくなってしまうという短所があるので、1人だけでは長続きしないという場合、家族でフラフープによる健康改善を行う、もしくは、友達も誘ってフラフープで運動するようにしましょう。
またフラフープには、エクササイズ効果と同じような理由で腹筋を鍛えることが可能です。
フラフープは有酸素運動、無酸素運動を繰り返す要素があります。フラフープに対して一定の回転力を与える動作は無酸素運動、フラフープを集中して回し続ける動作は有酸素運動となりますし、近年では、認知症などの予防でフラフープを回す人もおられるのです。
動作に対する集中力が問われる運動でもあるので、最近になってぼーっとしていることが増えた・・・という場合は、腹筋、そして集中力を鍛える目的で、フラフープを回してみると良いでしょう。
また、人の脳は適度なストレスがあったほうが、脳が正常に動作するという性質があります。昔から記憶力、集中力、そしてリラックスするのが下手という人は、フラフープ回せない問題を改善する一方で、このような悩みも解消されてみてはどうでしょう。
フラフープは適度な疲れを体に与えてくれるものなので、疲れからくる睡眠の質の向上でも有名です。最近になって寝不足気味、不眠症に悩まされているという場合も、問題の解消をフラフープで対処してみると良いかもしれません。