水素水で痩せ体質をつくる!ダイエットや美容にどんな影響が?
美容を気にする方の間でひそかなブームとなっている【水素水ダイエット】。コンビニなどでも手に入るお手軽商品であるため、幅広い年齢層から支持されているダイエット法と言えるでしょう。
また、健康ブームでもあることから、ダイエット目的でなくとも水素水を求める人もいるのだとか。
しかし、「何となく体によさそう」「みんな飲んでるから飲んでみよう」という風に、なぜ痩せるのか?なぜ体にいいのか?ということがあまりわかっていない人も多いようです。
理屈がわかればより、効果的な飲み方ができるはず!ということで、今回は、水素水のどんな所がどういう風な効果をもたらすのかを知っていきましょう。
ダイエットもアンチエイジングもお任せ!キーワードは抗酸化作用
水素水が持つ力で注目したいのは【抗酸化作用】です。抗酸化作用とは、【活性酸素を抑える効果がある】という意味。
活性酸素がたくさんあると、体の細胞がどんどんサビていき、シミ、しわなどの老化の原因となるほか、免疫力低下を引き起こし、病気にかかりやすくなると言われています。
でも、水素水に多量に含まれる水素には、酸素と結びつきやすい性質があるため、活性酸素を減少させる働きがあるのです。
活性化作用でデトックス?痩せやすい体を作る水素水
抗酸化作用がダイエットにどう作用するのか?というと、デトックス効果による体の浄化に秘密が隠されているようです。
活性酸素がダイエットの妨げになる理由の一つに、体内の血流を停滞させる働きがあると言われています。つまり活性酸素を抑える=血流の停滞を抑えるということですね。
体内の血流が良くなると、体の老廃物がとどまりにくくなり、体外に排出する力もアップします。
それにより、デトックス効果が得られ、代謝アップにつながることで、痩せやすい体を作ることができるというわけですね。
痩せやすい体の基本。代謝アップのメリットとは?
この基礎代謝量は人によって違うため、同じ量の食事を摂取していても、消費されるエネルギー量が違うため、ダイエット結果も変わってきます。
食事量 | 500キロカロリー | 500キロカロリー |
---|---|---|
エネルギー量 | 300キロカロリー | 600キロカロリー |
上の表を見てみましょう。500キロカロリー分の食事をして、300キロカロリーを消費した場合、余った200キロカロリーは脂肪となって備蓄されます。しかし、600キロカロリーを消費した場合、足りなかった100キロカロリー分は脂肪から燃焼されていくのです。
そう考えると、何もせず消費していくカロリーが大きいほど、楽に痩せることができるというのがわかりますね。
体内環境改善で美容効果も!女性の味方水素水
デトックス効果があるということは、美容にも素晴らしい影響があるということです。体内環境が改善され、便秘や肌荒れの予防にもつながります。
また、活性酸素は老化の原因とも言われているのですが、それを抑えるのですから当然、老化予防にも効果的です。
ダイエットをするうえで陥りがちな肌のトラブルや、栄養不足による疲れ肌を未然に防ぐにはぴったりなので、美容に注目している女性たちに人気のダイエット法になっています。
水素水ダイエットは女性が求める
- 痩せやすい体を作る
- アンチエイジング
- 美肌効果
- 体内環境改善
この4つを満たした方法のようですね。
我慢するダイエットは絶対イヤ!めんどくさがりにぴったりのダイエット法
水素水ダイエットは基礎代謝をあげ、痩せやすい体を作ることを目的としたダイエット法です。
つまり、食事制限や辛い運動をしなくても普段の消費カロリーを上げることで自然と痩せることができるということ。
もちろん、暴飲暴食はNGですし、運動もしたほうがはるかに痩せやすくなるのは間違いありません。
けれど、普通にしていても今までよりはカロリー消費量が上がるため、多少の効果は得られます。
そのため、我慢をすることが嫌い、キツイダイエットは続かない、といった人には人気のダイエット法のようです。
効く人と効かない人がいる?賛否両論の水素水ダイエット
どのダイエットもそうですが、効果には個人差があります。ですので、当然「試したけど効かなかった」という人はいるでしょう。
確かに体質に合わないという人がいくら試しても無駄かもしれません。しかし、中には【本当は合っているのだけれども、摂取方法が間違っている】というケースもあります。
効率的に摂取することで、劇的に効果を感じるようになるというケースもあるので、ちょっと飲んでみてダメだったからとあきらめず、正しい飲み方で頑張ってみましょう。
疲れを感じないために…運動前に飲むのがベスト
エクササイズや筋トレなど、運動からのアプローチもしている人は運動前に飲むことをお勧めします。
内臓脂肪はコアエクササイズや体幹トレーニング、ヨガ、エアロビクス、ウォーキングなど、ゆっくりした運動が一番だと言われていますが、それも体の反応あってこその話。
水素水を摂取すればより、痩せやすい体内環境となるため、運動による脂肪燃焼効果を向上させてくれるでしょう。
また、運動することで活性化する悪玉活性酸素を抑制することによって、疲れがたまりにくくなるのもオススメポイントの一つです。
ながーく、ゆっくり体に働きかける必要のある運動ですから、疲れにくいほど続けやすくなり、その分、脂肪燃焼をし続けることができますよね。
ということで、運動する人は運動前に飲むのが一番効率的と言えますよ!
常温で飲むと体内になじみやすい
最近、飲み物は常温の方が良い、という話が出ていることを知っていますか?熱中症予防の飲み物だって、常温の方が良い!と言われているくらいですよ。
それを言ったら「えー!暑い時は冷たいのがいいはず!体温だって下げれるしいいじゃない!」という声が聞こえてきそうですが、温かい体内に冷たい飲み物を入れるのはあまりお勧めしません。
なぜかというと、内臓の負担を減らすためです。冷たいものを飲むと、内臓は体温を保とうと活発化します。もちろん、その時にはエネルギーを使いますので一時的にはカロリー消費をすることができるでしょう。
けれど、その結果、内臓の血流は滞り、むくむことにより基礎代謝が落ちていきます。水素水ダイエットの目的は、デトックス効果による代謝アップなので、これでは本末転倒ですよね。
なので、水素水は常温で飲む!ということを心がけてください。
飲みすぎはNG!1日500㎖がおススメ
水素水は水です。当然、飲みすぎるとむくみますし、水中毒になる可能性もあります。
人の体は70%程度が水でできています。これはどの人も同じです。つまり、水分70%が人にとってちょうどよいバランスを保っているということ。
水分ばかり取っているとこのバランスが崩れ、体に異常をきたします。例えば体内塩分。人間、誰だって塩が必要です。
でも、想像してください。コップの中にちょっとだけ塩が入っているとします。少しの水だとしょっぱいけれど、たくさん水を足せば飲めないこともないくらい薄まりますよね。当然、お風呂の中に入れてしまえばもう、味もわからないほど薄まると思います。
人間の体でも同じことが起こるでしょう。塩分だけではありません。体の中で必要なものすべてのバランスが崩れていくのです。
その結果、疲労感を感じやすくなったり、頭痛や嘔吐などの症状が出る人もいます。ひどい時には集中力が低下したり、イライラするなど情緒不安定になることも。
水素自体は多く摂取してもすぐに蒸発して消えてしまうものですから体に影響はありませんが、水分の摂りすぎは危険です。
1日500㎖程度を目安に飲むようにしてください。