腸もみはやり方を間違えると危険!?体質別、効果的な揉み方

いろいろな健康法や美容法が雑誌やテレビで取り上げられていますが、「腸活」というのを聞いたことがありますか?

腸はキレイな血液を作り、それがキレイな細胞へと繋がっていくということから、腸をキレイにしようとする活動です。

その中でも、「腸もみ」というものをご存知でしょうか。腸もみとは、その名の通り腸をマッサージしてあげることです。順天堂大学の小林弘幸教授が、テレビ番組で公表したことによって、話題になりました。

ここでは、美容に良いとされている腸もみのやり方や、腸をキレイにすることによってどんなメリットやデメリットがあるかをまとめました。是非、美容健康に役立ててみてください。

万病は腸の汚れからくる

東洋医学では、昔から「万病一元、血液の汚れから生ずる」といわれています。つまり、血液が上手く流れていないと、何かしら病気になりますよということです。

糖尿病というのは、血液中に糖が多くなってしまうことですし、脳梗塞や心不全も、血液の流れが何かの原因で、せき止められてしまうことによって発症します。

このように、万病一元という考え方は健康を維持することにおいて、とても大切な考えであるといえます。

そして血液は腸でつくられているのではないか?という説があります。諸説あるとは思いますが、ここでは、血液は腸でつくられるという説を前提に話していきます。

つまり、腸が汚れていると血液が汚れてしまい、細胞にキレイな血液を届けられないのです。

細胞にうまく栄養が届かないと、何かしらの不調や、場合によっては病気になってしまう可能性があるという流れが、この万病一元説となります。

腸をキレイにするためにやるべきこと

では、正常でキレイな血液を細胞に届けるためには、何をしていけばよいでしょうか?食べ物でしょうか?運動でしょうか?どのようにすれば、簡単に腸を動かすことができるのでしょうか。

腸を動かすことによって、宿便を取る

デスクワークや、スマホなどを長時間することによって、腸はほとんど動くことが出来ません。同じ体勢でいるわけですから、腸の「ぜん動運動」をフォローできないのです。

「腸もみ」をすることによって、腸を刺激し、ぜん動運動を手伝ってあげることができます。

腸もみのやり方を知って、腸をマッサージしよう

腸もみは、小腸ではなく、大腸をもんであげます。なぜなら、宿便が溜まるのは大腸で、その汚れが不調の原因となるのです。

大腸は4つの曲がり角があります。その曲がり角の便はなかなか取ることができないため、便が滞留しやすくなります。大腸の曲がり角は左右の肋骨の下あたりと、左右の腰骨の上あたりにあたります。

まずは、左手で左の腰骨の上を、右手で右の肋骨の下を優しく3分間マッサージしましょう。あまり強い刺激は与えないようにしてください。ぜん動運動の手助け程度に考えましょう。

次に、右手で右の腰骨の上を、左手で左の肋骨の下を同じように3分間マッサージしましょう。これだけで、大腸に刺激が加わり、人によっては、ギュルギュルと音が鳴るのがわかります。

さらに、大きく息を吸ってお腹を膨らませ、お腹をへこませながらゆっくりと息を吐くことによって、お腹を刺激することができます。

腸もみをしながら、深呼吸することによって、腸により優しく刺激を与えることができます。

腸を刺激する運動も取り入れる

筋肉は動かさないでいると20分で固まってしまうという話があります。

仕事がデスクワークなどで、日中はほとんど動かないという方は、20分どころか何時間も動かないままの姿勢でいるはずです。

そのような方は、まずは腸を動かしましょう。左右に腰をねじる運動をすることによって、腸も刺激されていきます。

  • 腹直筋を伸ばして刺激する

やり方は、直立したらまず両手を組みます。組んだ手を頭の上へ持っていきます。寝起きにあくびをしながら伸びるようなポーズです。手のひらが上になるようにしましょう。

手のひらを上に向けたまま頭の上まで持って行ったら、腰を可能な限りゆっくりと反らします。

腹筋が伸びるのを感じながら10秒キープします。

この運動をやることによって、腸まわりの腹筋が刺激されていきます。

  • 腹横筋を刺激する

まず、腕立て伏せをやるような姿勢に持っていきます。

次に膝を床に下ろして、腰を反るような体勢にします。背中と腰がカーブを描くような体勢です。顔は真っ直ぐ前を向きましょう。

そのような体勢から、顔を左斜め下に動かしていきましょう。自然と腰がねじれてきます。

この運動によって、腸まわりの腹筋を刺激することができます。

腹直筋も腹横筋も、腸まわりの筋肉を意識しながら行うと良いです。

このように、腸もみだけではなく、深呼吸やツイスト運動でも腸を刺激してあげることができます。

頑固な便秘の人が、もむ前にやること

頑固な便秘の人は、4つの角をもむ前に全体を優しく摩りましょう。腸全体を摩ることによって、腸全体が刺激されます。ここでも力を入れずに、優しくするのがポイントです。

お腹の緩い人が、もむ前にやること

便秘とは対照的に、下痢気味で便が出過ぎてしまう人も、腸内環境が良いとはいえません。

お腹が緩い人は、腸もみをする前に、おへそ周辺にある小腸を軽く摩りましょう。小腸を刺激することによって、栄養分を吸収しやすくなるそうです。

つまり、小腸に正しく吸収してもらえれば、下痢の頻度が多少抑えられる可能性があるということです。

腸もみのメリット

腸もみをすることによって、腸のぜん動運動を助けるわけですから、薬を必要としません。

よって、薬による副作用のリスクはありません。

その他にも次のようなメリットがあげられます。

  • 便秘の改善
  • お金がかからない
  • むくみの改善
  • スリムアップ
  • 肩こりの軽減
  • 美肌効果

お金がかからない以外は個人差もありますが、腸もみを行うことによって、老廃物がより排出されることが期待できます。

腸もみのデメリット

マッサージに行った翌日に、揉み返しで大変だったという経験がある方も多いと思います。

腸もみも、腸をマッサージするということですから、力加減を誤ってしまえば、揉み返しのように大変なことになってしまいます。

筋膜を傷付けてしまったり、場合によっては出血をしてしまう場合もあります。出血してしまえば、腸は出血の処理にエネルギーを使わなくてはならなくなりますから、運動は鈍ってしまいます。

これでは宿便を排出するどころか、むしろ便が出にくくなってしまいます。

薬による副作用はありませんが、力加減によって、腸を痛めてしまう可能性があることに注意しましょう。

リスクもしっかり考えて行うことが大切

ここまで、腸もみや、その他の腸まわりを刺激する方法を述べてきましたが、やり過ぎはリスクを伴います。

腸もみは、正しい知識を持った人が、正しく施術を行えば、それなりに効果は期待されます。

しかし、知識のない人が自己流で実践してしまうことによって、体や腸がダメージを受けてしまう可能性が高くなります。効果が出ないどころか、不調の原因になってしまうかもしれません。それでは元も子もなくなってしまいますね。

腸の健康が、体全体の健康や美容に大きな影響を与えていることは、データなどから分かることです。

もし、不安があれば、確実な知識を持った人に施術をしてもらいましょう。

そして、健康的な腸活をしていきましょう。

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