レモン水ダイエットに挑戦!実践方法と痩せる理由について徹底調査
いま、海外セレブやモデルの間で話題になっているレモン水ダイエットは知っていますか?その名の通り、レモン水を飲んでダイエットするというダイエット法です。
一日2リットル水を飲むと美容にもダイエットにも良い、という話は有名ですよね。レモン水ダイエットは水の代わりにレモン水を飲むというもので、レモンに含まれるビタミンCでさらに美容効果が見込まれると話題になっています。
レモン水を飲むだけで痩せるなら、ぜひ試してみたいものです。レモン水ダイエットのやり方や、なぜ痩せるといわれているのか、詳しくご紹介していきます。
あなたもレモン水ダイエットにチャレンジしてみましょう。
レモンを搾って水と合わせるだけ!とっても簡単なレモン水の作り方
レモン水ダイエットに必要なのはレモン水だけ。なので、いつでも簡単にダイエットを始めることができます。レモン水の作り方もとっても簡単です。
◎用意するもの:レモン1/2個・ミネラルウォーター200ml
この二つを用意したら、レモンを搾ってミネラルウォーターと合わせるだけ。これで一回分のレモン水が完成です。とっても簡単ですよね。
生のレモンではなく市販のレモン果汁を使う場合は、100%のレモン果汁50mlをミネラルウォーターと合わせればOKです。
レモンを搾るのも面倒…という人は市販の果汁を使えばもっと手軽にレモン水をつくることができます。レモンを搾ったあとの手のベタつきも気にせずレモン水をつくれます。
水はできるだけミネラルウォーターを使用してください。水道水を使うと水に含まれる塩素がレモンのビタミンCを壊してしまうため、効果が薄れてしまいます。水道水でも浄水器を通した水ならOKです。
また、ミネラルウォーターは、常温か、少し温めた状態で飲むようにしましょう。冷蔵庫から取り出したばかりの冷たい状態だと胃腸が冷え、消化機能が低下してしまいます。常温の水を飲むのが苦手な人は、冷蔵庫から出して少し時間を置いてから飲むといいでしょう。
ここでレモンを搾るときのコツを3つ伝授します。
- 平らなところでレモンをコロコロ転がす
- レモンは縦に半分に切る
- 手で搾る
レモンを転がすときは手のひらを使って、体重をかけるようにして転がしましょう。目安は30秒です。レモンを転がすことによって果肉と皮の間に隙間ができ、果汁を搾りやすくなります。
レモンを切るときは、横ではなく縦に切りましょう。縦に切ったほうが断面積が大きくなるため、より多くの果汁を搾ることができます。
最後に、レモンを搾るときは搾り器を使わず、手で搾るようにしましょう。搾り器を使うと果肉と皮の間に含まれている苦み成分まで一緒に搾ってしまい、苦みのあるレモン水になってしまいます。手は汚れてしまいますが、できるだけ手で搾るようにするといいでしょう。
レモン水を飲むタイミングは?朝・夜・運動前に飲むのがオススメ
レモン水を準備できたらあとは飲むだけ。飲むタイミングは朝か夜、また、運動前に飲むのもオススメです。それぞれのオススメポイントをご紹介します。
①朝食後に飲む
朝レモン水を飲むと、便秘解消や代謝アップの効果が見込めます。便秘が解消されればデトックス効果も期待できるので、朝レモン水を飲むことをオススメします。
ただし、必ず朝食後に飲むようにしましょう。
レモンの酸は強いため、寝起きでまだ充分に動いていない胃にレモン水を入れてしまうと、胃を痛める原因となってしまいます。
また、その日外出する予定がある場合は朝レモン水を飲むのは避けた方がいいかもしれません。レモンに含まれるソラレンという物質が、紫外線を吸収してしまうからです。
②就寝前に飲む
夜レモン水を飲むと、疲労回復効果やリラックス効果が期待できます。また、就寝中の細胞の修復作業にも大きく貢献してくれます。
人は寝ている間にも水分を失うため、寝る前に水を飲むと良いと言われています。水の代わりにレモン水を飲めば、就寝中の水分不足を防ぐだけでなく、これらの効果も期待できるので、就寝前にレモン水を飲むことをオススメします。
朝飲むとき心配なソラレンの作用も、夜なら紫外線を浴びることがないので安心できますね。
③運動前に飲む
レモンには脂肪燃焼効果が含まれています。運動する前にレモン水を飲めば、運動時の脂肪燃焼効果を高めることができるでしょう。
ウォーキングする前、ランニングする前、筋トレする前、ジムに行く前など、運動前にレモン水を飲むことをオススメします。
※レモン水を飲むときの注意点
レモン水を飲むと様々な効果が期待できますが、飲み過ぎには注意です。レモンの酸は強いため、胃が荒れる原因となってしまいますし、歯のエナメル層を削ってしまう可能性もあるんです。
レモン水を飲むときは、多くても1日2回を心がけるようにした方がいいでしょう。
空腹時にレモン水を飲むときにも注意が必要です。胃になにも入っていない状態でレモンの酸を取ると胃への負担が強くなってしまうので、レモン果汁を少なめにしてレモン水の濃度を低くするか、食後に飲むようにしましょう。
レモン水で痩せる理由とは?ダイエットに効果的な4つの成分
レモン水ダイエットのやり方について見てきましたが、そもそもなぜレモン水を飲むとダイエットになるのでしょうか。それは痩せるのに効果的な成分がレモンにはたくさん含まれているからなんです。
ここでは代表的な4つの痩せる成分についてご紹介します。
①エリオシトリン:脂肪の吸収を抑える
ポリフェノールの一種であるエリオシトリンには脂肪の吸収を抑える働きがあります。肝臓での脂肪の消化や老廃物の排出も促進されるため、無駄な脂肪が溜まりにくく、代謝の良い、太りにくい身体をつくるのに効果的です。
また、ダイエット効果だけでなく、強い抗菌化作用もあるため、がんや生活習慣病の予防効果があるとも言われています。
エリオシトリンが特に多く含まれているのはレモンの皮の部分なので、生のレモンを搾るとより多くのエリオシトリンを摂取することができるでしょう。
②クエン酸:脂肪燃焼
レモンが酸っぱいのは、このクエン酸が多く含まれているからです。クエン酸には疲労回復効果があるだけでなく、脂肪の吸収を抑え、脂肪燃焼を促進させる効果があります。
クエン酸を毎日摂ることによって、糖質からエネルギーをつくり出すシステムが体内に構築され、代謝の良い、太りにくい身体をつくることもできます。
疲労を回復させるだけでなく、ダイエット向きの身体づくりができるなんて、クエン酸はとっても優秀ですね。
③ペクチン:血糖値の上昇を抑える・デトックス効果
ペクチンは食物繊維の一種で、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。血糖値の上昇が急だと下降も急になり、空腹を感じやすくなってしまいます。
ダイエット中はできるだけ空腹を感じたくないですよね。レモンにはペクチンが豊富に含まれているので、レモン水を飲むことで、空腹感を感じにくくすることができるのです。
また、血糖値が急上昇すると、血糖値を下げようとしてインスリンというホルモンが大量に分泌されます。このインスリンは血中の糖分を脂肪として細胞に蓄える働きがあり、インスリンが分泌されればされるほど、太りやすい身体となってしまうのです。
血糖値の上昇が緩やかなら、インスリンが大量に分泌されることはありません。インスリンの分泌が少なければ脂肪を溜めにくい身体になるので、ペクチンはダイエットにとても効果的だと言えるでしょう。
実はペクチンの効果はこれだけではないんです。腸内環境を整え、便秘を解消する効果もペクチンには含まれています。便秘は老廃物が体内に溜まってしまっている状態で、代謝の低下にも繋がるため、ダイエットをするなら便秘は解消しておきたいところです。
レモン水でペクチンを摂取すれば、空腹感を抑え、太りにくい身体になり、便秘が解消されて代謝が良くなるので、良いことづくしと言えるでしょう。
④リモネン:ストレス解消
ストレスとダイエットになんの関係があるのか疑問に思う人もいるかもしれませんが、実はストレスが溜まると新陳代謝に影響が出てしまうんです。
レモンに含まれているリモネンという成分にはリラックス効果があり、ストレスを解消させることができます。レモン水でリモネンを摂取することで、ビタミンC不足に陥る前にストレスを解消させることができるでしょう。
もしも強度なストレスを感じてしまっていても、ビタミンCをしっかり摂っていれば問題ありません。レモンにビタミンCが豊富に含まれているのはご存知ですよね。
レモン水を飲むことで、ストレスによる新陳代謝の悪化を二重に防ぐことができるのです。
レモン水で体内環境を改善して痩せやすい身体を手に入れよう
とっても簡単なレモン水ダイエット。試してみない手はありません。早速チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ですが効果については千差万別あるようです。レモン水ダイエットをしながら食生活と運動にも気を使っていた人達は、ダイエットに成功しているみたいです。
レモン水にはダイエット効果がありますが、これだけでは簡単に痩せることはできません。それでも、腸を整えたり、代謝を良くしたりなど、体内環境の改善は期待できるので、根気強く続けていけば太りにくく痩せやすい身体を手に入れることができるでしょう。
ダイエットへの足がかりとして、取り組んでみてはいかがでしょうか。