ダイエットに効果アリ!肝油ドロップの活用法はコレ!

子供の頃、学校で肝油ドロップの斡旋販売がありましたよね。一日3粒までなどの服用量がありましたが、美味しくて親に隠れてこっそり食べた記憶があります。ところで肝油ってどんな効果があるのか知っていますか?そもそもの目的は、不足しがちな栄養素の補給の為となっていますが、実はダイエットや美容にも効果がある様なのです。今回は、肝油ドロップの意外な効果について深堀してみました。

肝油ドロップはこんなものから作られている

肝油ドロップはビタミンA、ビタミンDと言った不足しがちな栄養素を効率よく摂取する為の栄養機能食品です。主にタラなどの肝臓にある脂肪分を抽出したもので、そのままでは食べにくいものであるため、甘みを付けてドロップ状にしたものが、肝油ドロップです。

肝油ドロップはお菓子ではない

肝油ドロップには、一日の摂取量が決められています。ビタミンA、ビタミンDは体に蓄えられる性質があるので、過剰摂取すると、下痢、腹痛、嘔吐、かゆみなどの副作用が起こる事があるので注意が必要です。

しかし、副作用が出るほどの過剰摂取量は、大人で一日100粒以上などになりますので、数粒食べ過ぎた程度では、副作用が起きる心配をする必要はあまりないと思います。

また、ビタミンA、ビタミンDは蓄積されたものから使われていくので、食べ過ぎたと思った時は、しばらく服用を中止すれば、過剰摂取を抑える事ができます。比較的利用しやすい、医薬品、栄養機能食品と言えます。

ダイエットに活用できる!肝油ドロップの力

肝油ドロップそのものは、ダイエットを目的とした食品ではありません。しかし、その栄養成分がダイエットに効果をもたらします。肝油ドロップはタラやサメの肝臓から取り出した油から作られており、血栓を予防して血液サラサラ効果を発揮します。

ダイエット中は食事カロリーを抑える為、食事量が減ります。食事量が減ると、摂取栄養素も減る為、栄養不足が起こりやすくなります。ここで、肝油ドロップを摂取しているとカルシウムの吸収を助けるので、骨粗しょう症の予防に役立ちます。

肝油ドロップの主な栄養素は、主にビタミンAとビタミンDです。次にその効果を挙げてみました。

ビタミンAの効果

ビタミンAは、皮膚、粘膜、視力機能を健全にする栄養素です。

口や鼻の粘膜、消化器官の粘膜などの潤いを維持したり、傷や感染症などからを身体を守ります。ニキビや乾燥によるシワなどの肌トラブルにも効果があり、がんの抑制効果があるとされています。夜盲症(鳥目)と呼ばれる、暗闇で見にくいという症状にも効果があると言われています。

ビタミンDの効果

ビタミンDは、主に骨や歯の形成に役立つ栄養素です。

カルシウムの吸収を補助する為、骨粗しょう症の抑制にも効果があります。この栄養素は食品摂取以外に、日光を浴びる事で、自分自身で作り出せる栄養素になります。

ビタミンDの不足は、カルシウムの吸収を阻害し、子供であれば「くる病」大人であれば「骨粗しょう症」などを引き起こしますから、肝油ドロップ等で栄養補給し、日光浴、運動を併用しながら、丈夫な骨を保つように心掛ける必要があります。

美容効果も期待できる肝油ドロップ!

肝油ドロップに含まれるビタミンAには、アンチエイジングにも役立つことが分かっています。肝油の中には、スクアレンという活性酸素の働きを抑える成分が含まれています。活性酸素とは、簡単に言うと人間の身体を錆びつかせ、古くさせる物質です。この、好まれない物質が増えるのを抑えるのです。

スクアレンは人の体内に存在している物質ですが、加齢と共に減少していくため、肝油ドロップなど食品で補給するのが効果的です。

肝油以外にスクアレンを含有している食品には、オリーブオイル、アボカド油などがあります。

肝油ドロップの取り過ぎには注意

肝油ドロップの過剰摂取による副作用について考えてみましょう。通常の摂取量は、大人で一日2粒、子供で一日1粒となっています。初めの書き出しでは、とても多い量(一日10粒を毎日や、100粒を一度に摂取する)でなければ、副作用の心配はあまりしなくても良いとしました。

特に摂取し過ぎた場合は、しばらくの間摂取を中止すれば、蓄積されたビタミンA、ビタミンDは排出されるので、大きな障害にはならないと考えられます。

しかし、妊婦や妊娠を希望する人は、多量摂取による副作用で、出産時の先天異常の割合が上昇すると言われていますので、医師や薬剤師と相談してから服用しましょう。

サメ肝油は肝油ドロップより美容効果が高い!!

肝油はタラやサメの肝臓の油から作られるもので、肝油ドロップは主にタラから作られています。サメから作られる肝油には、美容に欠かせないスクワレンや脂肪酸(DHA、EPA)が多く含まれています。

スクワレンは抗酸化作用があります。DHAはドコサヘキサエン酸の略で知能の活性化に役立ちます。EPAはエイコサペンタエン酸の略で血液をサラサラにし動脈硬化を抑制します。

その他に炭素鎖27(たんそさ27)という成分も含まれており、血中の中性脂肪の減少、悪玉コレステロール排除を促してくれます。

サメ肝油にはダイエットを目指す人が是非摂取したい成分が多く含まれています。

医薬品と栄養補助食品の違いを理解して摂取しよう

肝油ドロップは、メーカによって医薬品の認可を受けたもの、健康補助食品のものがあります。ここで、医薬品と健康食品の違いをご説明します。

医薬品は、治療や病気予防を目的としたもので、効果効能や副作用、用量用法についてその有効性と安全性について厳しい検査を受けて、厚生労働省から認可を受けたものになります。

健康食品は、日常不足しがちな栄養素を補う食品であり、治療や病気予防を目的としていない為、医薬品の様に、「病気そのものを治す効果がある」と表示する事はできません。形状は、錠剤やカプセルなど薬と同じようであっても、食品の扱いになります。

健康食品は独自の調査などで、栄養成分がどれだけ入っていると表示されていますが、医薬品と違い、厚生労働省からお墨付きを頂いた薬ではありませんので、その点を理解した上で、健康食品を上手に活用しましょう。

自分に合った肝油を選ぼう

実際、健康食品はとてつもない数が、世間に出回っています。同じような成分の健康食品であっても、製品の内容はそれぞれです。一般的に、同じ効果を期待する健康食品の場合、高価なものの方が、効果を発揮すべく含有内容が充実していることが多い傾向にあります。国産のものや外国産のものと、選択肢は沢山ありますが、おススメはやはり国産のものです。

インターネットなどで海外から医薬品や健康食品を購入したり、海外の旅行先で購入し持ち帰る場合、保健衛生上のリスクが高い為、外国産は注意が必要です。

日本では使用が禁止されている素材が入っている事があるので、外国産のものを選ぶ時は、正規に輸入されている医薬品、健康食品を選ぶことも重要です。

美容効果を期待して肝油を選ぶ場合は、健康食品のサメ肝油などが良いと思います。ダイエットを行うに当たっての栄養不足を補う為であれば、医薬品の肝油ドロップが良いと思います。自分の目的に合った肝油を選びましょう。

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