ぽっこり膨らんだ下腹部の悩みを解消!簡単なストレッチで痩せる
ぽっこりと出てしまった下腹部の事で悩んだことがある女性の人は多いのではないでしょうか。一目見ただけだと脂肪が原因のように見えますが、そのぽっこりお腹は脂肪が原因でない場合もあります。
下腹部のみが出てしまう原因は脂肪のみではないため、痩せるためにも下腹部がぽっこりしてしまう原因を知っておく必要があります。ぽっこりお腹を解消するために筋トレやストレッチは効果的ですが、効果に合わせて痩せる方法は変えるべきです。
今回は下腹部が出てしまう原因や痩せる方法を消化するため、痩せる前に参考にしてみてください。
下腹部はなぜ太る?原因を理解してから痩せる
「ポッコリお腹」と呼ばれ、体の他の部分は太っていないのにお腹の下腹部だけ太っている人は多いです。下腹部のみ太ってしまうことには理由があり、理由を知っておくと痩せる時に役立ちます。原因を知っていないとなかなか痩せられないことも多いため、ダイエットをする前にぜひ理解しておきましょう。
- 冷えやむくみ
- 脂肪
- 筋肉不足
- 姿勢が悪い
- 骨盤のゆがみ
- 便秘
原因は主に上記の5つが挙げられます。原因により下腹部の痩せる方法はことなるため、まずは下腹部が太ってしまう理由を知ってから痩せるようにしましょう。
冷えやむくみは脂肪が付きやすくなる!女性の人は早めに解消しよう
女性の人は冷えやむくみで悩んでいる人が多いです。冷えやむくみというのはそのままにしておくと脂肪が付きやすくなってしまいます。
女性の人は脂肪が原因ではなく、むくみや冷えが原因で下腹部が太くなってしまっている可能性も高いです。
- 長時間同じ態勢でいる
- 足がむくみがち
- 服装で締め付けられている
社会人の人は職種によっては長時間同じ態勢でいるということも多いです。長時間同じ態勢でいる人はむくみやすいため、注意が必要です。普段から足などがむくんでしまうという女性も多いのではないでしょうか。そういった人は下腹部も同じようにむくんでいる可能性が高いです。
服装で締め付けられてしまいむくんでしまうということも少なくありません。服のサイズが合っていない人や、締め付けがきつい服をよく着る人は、まずは服装から改善してみてはどうでしょうか。
むくみはお腹をひねる、体を動かす簡単なストレッチで体を動かすだけでも改善されるため、適度に体を動かしてむくみを防ぎましょう。
下腹部が太る原因は脂肪が多い!食事には注意しよう
下腹部が太ると言えばやはり、脂肪が原因である場合が多いです。
一目でわかる「皮下脂肪」とその皮下脂肪の下に付いている「内臓脂肪」が下腹部のふくらみに影響します。脂肪の原因は主に食事の食べ過ぎや、食生活の乱れ、運動不足といったことが挙げられます。
皮下脂肪は女性の人に溜まりやすい脂肪となっているため、女性の人で下腹部が太っているのは皮下脂肪が原因の可能性が高いです。一度皮下脂肪が付いてしまうと、落とすのは大変ですが、ダイエットで落とすことは可能です。
簡単なストレッチや運動、食事を改善することで徐々に改善できるため、皮下脂肪が原因という人は毎日努力して痩せる必要があります。
内臓が下がってくると下腹部が太くなる!筋肉や姿勢に注意
下腹部が膨らんでしまう原因に内臓が下に下がってしまうということも考えられます。
なぜ内臓が下がってしまうのか?というと原因は主に3つあります。
- 筋肉不足
- 姿勢が悪い
- 骨盤のゆがみ
筋肉が不足してしまうと、内臓を支える力も不足してしまい徐々に内臓が下に下がってしまいます。筋肉は鍛えないと加齢とともに衰えてしまうため、普段体を動かさないという人は注意しましょう。
姿勢が悪いと、内臓が下がってしまう原因となってしまいます。例えば姿勢と言えば猫背ですが、猫背になると腹筋が衰えてしまいます。先ほども紹介しましたが、筋肉が不足してしまうと内臓が下がってしまいます。
また姿勢が悪いと骨盤も歪んでしまいます。骨盤が歪んでしまうと、骨盤に乗っている内臓の位置も変わってしまい、それが下腹部の太さにもつながってしまいます。
お腹の中にガスや便が溜まると下腹部が太くなる原因に
女性の人は便秘で悩んでいる人も多いです。便秘の人はお腹の中に便やガスが溜っており、それがお腹のふくらみになって視覚的に分かるようになります。便秘が原因の場合は便秘を改善すれば下腹部も痩せることができます。
便秘は腸内の環境を整えてくれる食物繊維や乳酸菌といったものが効果的です。便秘の人は食物繊維が豊富な野菜や豆類、乳酸菌が豊富な発酵食品を意識的に食べて便秘を改善しましょう。
運動が苦手な人でもできる!ストレッチで下腹部を痩せる
運動が苦手で、痩せる時に不安に感じる人もいます。
ダイエットというと激しくつらい運動が必要とイメージする人もいますが、簡単なストレッチでも痩せることは可能です。
自宅でもできますし、時間があればどこでもできるストレッチがあるため、下腹部を痩せる時に試してみてはどうでしょうか。
まず紹介するストレッチは「ドローイン」というダイエット方法です。このストレッチはとても簡単で、呼吸をしながらお腹を凹ませて、そのままの状態を保つだけでできます。
慣れないとお腹を凹ませた状態を保つことは難しいですが、運動が苦手という人でも取り組みやすいダイエット方法です。インナーマッスルを鍛えることができるため、お腹周りを引き締めることができます。
このストレッチは立ったまま行います。立つときや背筋を伸ばして姿勢良く立ち、立った状態でへそを中心にしてお腹を凹ませる意識をします。その状態を30秒ほど維持した後に、ゆっくり息を吐きながらお腹をもとに戻していきます。
1日に5回から6回を目安に行うと効果が現れます。立ちながら行うことができるため、自宅はもちろんのこと外出先でも行えます。ドローインは見た目的にも特に問題ないため、例えば何かの待ち時間の時に行ってみると良いでしょう。
くびれも作れる!ひねるだけのストレッチで下腹部を痩せる
ひねるだけの簡単ストレッチでも、下腹部を痩せることができます。簡単に行えるストレッチですし、下腹部を痩せるだけではなく腰にくびれを作ることもできます。
このストレッチの方法としては、まず足を肩幅に開いて手は頭の後ろで指を組んだ状態で立ちます。その状態で息を吸い、息を吐きながら対角線上に肘と膝を近づけるようにお腹をひねってみましょう。
回数は左右で12回ほど行うことを2セット行うと効果に期待できます。運動が苦手な人でも行えるため、空いた時間にひねるだけのストレッチを行ってみてください。すぐに効果が出るという訳ではありませんが、毎日続けることで下腹部を痩せることができます。
下腹部が1日凹む!?体重は減らないけどお腹が凹む方法
急な用事で下腹部をすぐに細くしなければいけないこともあります。1日でお腹を凹ませる方法があるので、紹介していきます。早くお腹を凹ませたいという人は、一度試してみてはどうでしょうか。
1日で下腹部を凹ませる方法は、「クランチ」という腹筋を使った方法です。クランチというのは、腹筋をイメージしてもらえばわかりやすいです。クランチの行い方は、ほぼ腹筋と同じですが、少しだけ違う点もあります。
行い方はまず、床に仰向けで寝て手は胸の下に置きます。その状態で足は膝を90度に曲げて上げておきます。足を上げる時に大変ならば、台を使っても構いません。ちょうどいい高さの椅子があれば椅子などを使うと良いでしょう。
腹筋をする態勢が取れたら、腹筋のように体を完全に上げるのではなく、腰は床に付けたままおへそを覗き込むように体を丸めましょう。上体は肩甲骨が床から離れる程度、持ち上げることが目安です。
上体を上げたらゆっくりと元の状態に戻していき終了です。回数は10回を3セットやれば効果に期待することができます。
普段運動をしない人には辛いですが、一時的にお腹を凹ませることができるため、急いでいる時にクランチを試してみると良いでしょう。
クランチは一時的に下腹部を凹ませるだけ!根本的な改善にはならない
下腹部が出てしまうのは、筋肉が低下していて内臓が下腹部に下がってきていることが原因の場合が多いです。そんな時に有効なのがクランチで、クランチで一時的に筋力をつけることで本来の位置に内臓を戻すことができます。
そのため、筋力が低下している人におすすめの方法ですが根本的な改善にはなりません。1日ではすべての脂肪を燃焼させることはできませんし、下腹部が出ている理由によっては解消できないことも考えられます。
根本的な改善をしたいのであれば、頻繁にクランチやストレッチを行い、脂肪を燃焼させて、筋肉を付ける必要があります。下腹部がぽっこり出てしまっている人は、いざという時に困らないように、ストレッチやクランチといったもので痩せるための努力をしておきましょう。
ストレッチをしても下腹部を痩せることができない理由はなぜ!?
下腹部を痩せるためにストレッチをしても、なかなか痩せることができない場合もあります。痩せることができない行動があるため、1日の行動を振り返ってみてはどうでしょうか。またこれからストレッチで痩せることを考えているのであれば、以下の行動は避けましょう。
- 朝食を食べていない
- 糖分を朝に摂る
- 早い時間の運動
- 食事の量
- 夜更かし
ダイエットと言えば食事の量を減らす人も多いですが、朝食を抜くことはおすすめしません。朝食を抜いてしまうと1日の体のリズムが乱れてしまい、痩せにくくなってしまいます。なぜリズムが乱れると痩せにくくなるのか?というとリズムが乱れるとエネルギー代謝が高まる時間も乱れてしまいます。
リズムが乱れると、脂肪も付きやすくなってしまうため、体のリズムというのは痩せるためには重要です。時間が無い人や痩せるためにできるだけ食べないようにしている人は、かえってそれが痩せにくくしているため、朝食は食べるようにしましょう。
朝食を食べる場合は、糖分は避けるようにしましょう。朝から昼にかけて体は当分の吸収されやすい時間となるため、朝に糖分を摂ると脂肪を溜めやすくしてしまいます。メニューを考えずに朝食を食べるのではなく、痩せるのであれば朝食は糖分が少ないものを食べるようにしましょう。
痩せるための運動やストレッチは夜に行うと効果的
ストレッチで痩せるのであれば、時間帯にも気を付けるようにしましょう。
社会人の人は夕方にストレッチの時間を取ることは難しいですが、「ドローイン」や「ひねり運動」は空いた時間にできるため、仕事の合間に行ってみるのも良いでしょう。
痩せるなら食事の量に注意!摂取カロリーと消費カロリーを考えよう
下腹部だけではありませんが、痩せる場合はカロリーには気を付けるようにしましょう。
摂取するカロリーが消費するカロリーより多くなってしまうと、痩せることはできません。
特に夕食を多く食べてしまうと脂肪の蓄積量が多くなってしまうため、夕食の食べる量には注意するようにしましょう。ダイエット中は、日ごろのストレスなどから食べ過ぎてしまうということも考えられるため、なお注意が必要です。
下腹部を痩せるなら夜更かしは避けよう!0時までに寝よう
娯楽があふれる現在、夜更かししてしまうことは少なくありません。平日はともかく、週末や翌日が休日だと夜更かししてしまう人も多いのではないでしょうか。夜更かしをしてしまうと体内時計が乱れてしまい、痩せにくくなってしまいます。
寝る前にスマートフォンやテレビ、パソコンを見ている人も注意が必要です。寝る前にスマホなどを使っていると睡眠の質が落ちてしまい、体の代謝が落ちてしまいます。体の代謝が落ちてしまうと、痩せにくくなってしまうため、痩せたい人にとっては致命的です。
確かにスマホなどはつい夢中になってしまい、長時間遅くまでみてしまいますが、本当に痩せたいのであれば、ダイエット中はあまりスマホなどを見ないようにしましょう。睡眠はできるだけ0時までに行うようにすると、効果的にダイエットを行えます。
睡眠を十分に行えば、代謝も上がり脂肪が燃焼しやすくなりますし、ダイエット中のストレスの解消にもつながります。普段から夜更かしをするという人は、0時までに寝るようにしましょう。
目標にしよう!ぽっこりした下腹部を鍛えると得られるうれしい効果
ぽっこりした下腹部を解消したいのであれば、下腹部を鍛えましょう。お腹を凹ませるだけではなく、その他の効果にも期待できます。
- 代謝があがる
- 姿勢が良くなる
- 骨盤のゆがみ解消
- 血行が良くなる
下腹部を鍛えてインナーマッスルの筋肉量が増えると、代謝があがります。代謝が上がることで、食べても太りにくい体質を作ることができます。同時に痩せやすい体質にもなるため、痩せることを目標にしている人にはうれしい効果と言えます。
筋肉が不足してしまうと、正しい姿勢を保つだけでも辛く、ついつい楽な姿勢となってしまいます。楽な姿勢になると、確かに楽ですが筋肉の衰えにもつながりますし、脂肪が付きやすくなってしまいます。
筋肉を付ければ正しい姿勢を維持することも楽になるため、悪い姿勢になることを減らすことができます。姿勢が良ければ、見た目もすっきりできるため、侮れないメリットの一つです。
また姿勢が矯正されれば、骨盤のゆがみの解消にもつながるため、骨盤からくる体のゆがみも解消することができます。最後に血行ですが、血行が良くなると血液やリンパの流れも改善されます。
それにより老廃物も排出されやすくなるため、むくみも解消されます。血行が良くなることは女性の人にはうれしい効果なのではないでしょうか。このように筋肉を付けると、下腹部の脂肪を解消できるだけではなく、体にもいい影響を与えます。
下腹部のストレッチは無理の範囲で行おう!毎日行って徐々に痩せる
下腹部を痩せる時のコツは無理のない範囲で行うことです。過剰なストレッチをして辛いと感じるストレッチを行うと、継続が難しく途中で投げ出してしまうこともあります。途中でやめると反動で太ってしまうため、ダイエットする前以上に太ってしまいます。
無理のない範囲で行えば、急激に痩せるということはありませんが徐々に痩せることができます。毎日継続することが痩せるためには必要なため、ストレッチは楽でもなく、つらくもない範囲で行うようにしましょう。
ストレッチを行う場合、いきなり始めてしまうとケガをしてしまうことがあります。ストレッチを行うのであれば、体を温めてから行うと筋肉を傷めることがありません。
また、ストレッチをする時に反動を使って行うと、ケガをしてしまう可能性が高まります。反動を使うと楽なこともありますが、反動は使わないようにしましょう。ストレッチをする時は呼吸をゆっくり行うことで、リラックスした状態でストレッチすることができます。
自分の無理のない範囲のストレッチでも、時間をかければ下腹部を痩せることができるため、自分のペースで痩せることを目指しましょう。