痩せすぎより「男受けする体型」を目指す!適度な脂肪は魅力的

マスコミや若い女性たちの間で提唱されている“シンデレラ体重”、“モデル体重”。ご推察通り、その体重を実現するとなれば、ものすごくスリムな体型ということになります。

一部の若い女性は「細くなかったら生きている資格がない!」くらいの意気込みで細さをキープしたり、理想とする体重より少しでも重ければ必死でダイエットに励んだりします。

なんのために?

それは、ほとんどの場合、お目当ての異性から「選ばれるため」と言っても過言ではないでしょう。

実際のところ、“男受けする女性の体型”ってどんなカラダなの?

自身の身長に対して、体重の基準を計るためには、以下の計算式がつかわれています。

身長(メートル)×身長(メートル)×BMI=基準の体重

ちなみにBMIとはBody Mass Indexの略称で日本語にすると「肥満度数」。この肥満度数の数値が高い方が「太っている」、低い方が「痩せている」ということになります。

適正体重、美容体重、シンデレラ体重、モデル体重を求めてみる

「病気しにくく健康的に過ごせる体重」として日本医師会が推奨するのがBMI値22の “適正体重”。このBMI22を中心と考えて、「痩せ気味」「太り気味」を判断していくわけです。

20年ほど前、某大手エステティックサロンが提唱した、「女性が美しく見える」「洋服をキレイに着こなせる」という“美容体重”はBMI値20。シンデレラ体重はBMI値18、モデル体重はBMI値17で求めます。

わかりやすく身長160cmの人で比べてみると、以下の表のようになります。

基準体重 BMI値 体重(160cmの場合)
適正体重 22 51.2kg
美容体重 20 51.2kg
シンデレラ体重 18 46.08kg
モデル体重 17 43.52kg

医師推奨の“適正体重”には幅があり“美容体重”までは適正範囲!

前項の表を見てみると、適正体重というのはなんだか重たい印象、やや太り気味のカラダを想像してしまいそうです。

日本肥満学会の定義する肥満度指数を参考にしてみましょう。

BMI数値 概要
18.5未満 痩せすぎ
18.5〜25未満 適正
25〜30 肥満度1
30〜35未満 肥満度2
35〜40未満 肥満度3
40以上 肥満度4

これを見ると、美容体重は適正の範囲。 BMI値18のシンデレラ体重、17のモデル体重になると、痩せすぎになってしまうということがわかります。

実際のところ、“男受けする女性の体型”ってどんなカラダなの?

健康的なダイエットを考えるなら、医師推奨の適正体重の範囲で、BMI値18.5以上に留めておいた方がよさそうです。

適正体重の範囲を下回るシンデレラ体重、大きく下回るモデル体重より、数値を上回るBMI値20の美容体重。

20年ほど前に提唱された判断基準といえ、「重い」と感じるBMI値22適正体重より、BMI値20の美容体重は軽いですし、なにより肥満学会の定義する適正体重の範囲内なので、ダイエットをするなら、まずはこのあたりを目指してみてはいかがでしょう。

実際のところ、“男受けする女性の体型”ってどんなカラダなの?

前項のレクチャーで“適正体重”“美容体重”“シンデレラ体重”“モデル体重”について、また肥満度指数についてご理解いただけたと思います。

適正体重の BMI22という数値について、「重い」と感じる人には、痩せすぎの範疇となってしまうBMI値18のシンデレラ体重や、17のモデル体重ではなく、適正範囲内BMI値20の美容体重を目指してみては、とオススメしました。

BMI値20の美容体重になれば男性を虜にする魅惑ボディになれる?

シンデレラ体重や、モデル体重ではさすがに痩せすぎだけど、某大手エステティックサロンが推奨したという美容体重までダイエットすれば、必ずしも男性を虜にする魅力的ボディが手に入るか、といえば、はっきり断言はできません。

「単なる好みの問題?」「カラダよりやっぱり顔?」…、それも確かに一理あるのですが…。

実際には、それぞれが持つ体型、つまり全体のバランスということになりますが、ダイエットをするのに実はそれが重要な要素となっていたりもするのです。

「美脚派」「ぽっちゃり派」「おっぱい星人」…男性それぞれ好みあり

男性の女性への好みでひところよく聞かれたのが「おっぱい星人」。いわゆる“巨乳女性”へ憧れを持つタイプです。どちらかと言えば、痩せ型より母性を感じさせるふくよかなボディが好み。

スラリとした美脚に欲情を覚える男性も多いですし、ロリータ好みで「豊満なカラダより華奢な方が」という人や、成人マンガ・アニメなどに類型的な「幼顔でカラダつきは華奢なのに豊乳」という二次元キャラ的体型に萌える男性もけっして少なくないでしょう。

男性それぞれに、異性に魅力を感じる箇所のこだわりがあるのは当然ですが(もちろんカラダより顔や性格重視!の男性もいるでしょう)、しかし、ほとんどすべての男性に共通して言えることは、自身の好みのパーツだけでなく、意外と「身体全体のバランス」を見ている、ということなんです。

実は意外と異性から見られている!?全体のボディバランス!

「華がある」「なんだか惹きつけられてしまう」…、ときどきそんな人がいますよね?

うんと個性的なファッションセンスの持ち主だったりするケースもありますが、たいていの場合、多くの異性を惹きつけるの要素は“バランスがよい”ということだったりするのです。

小柄な人は小柄なりに、大柄の人は大柄なりに…。頭の形、大きさ、手足の長さ、短さ、骨格、その全体バランスがしっくり、その人に合っている。そういう人にこそ男性の視線が集まる。

「体型に似合う服を着ている」「オシャレな人」という印象を受けるのもこのバランス感覚によるところが大きい。バランスよい体型を生かす服を着ているか、バランスよい体型に見える着こなしをしているということなのです。

自分自身のカラダの全体バランスを考慮したダイエットが新しい!

痩せさえすればキレイになれる、洋服を着こなせる、というような考え方はもう古い!自身の全体バランスを考慮した痩せ方、太り方をするのが理想なのです。

同じような身長で体重の軽い人にやっかみを感じなくてよい理由

どんなに頑張ってもなかなかダイエットに成功することができず、いつまでも適正体重の重い方から中心( BMI値22)あたりをいったりきたり。

「同じような背格好で自分と同じような食生活(あるいは自分より大食い)にも関わらず、自分よりはるかに体重が軽い人」にジェラシーを感じている人。きっと少なくないはずです。

一緒に外食すれば甘いモノや脂っこいモノ、私よりよっぽどたくさん食べてる気がするんだけど…。

痩せすぎてガリガリの印象はないが、華奢で儚げな印象の女子。守ってあげたい、というイメージを醸し出している。

そんなふうに、自分よりその女の子がかわいらしく、異性からモテてるような気がすれば、なおさらやっかみたくもなりますよね。でも、そんな必要まったくありません!

低体重傾向でも全体のボディバランスがよいのには理由がある!

食べてもあまり太らない(体重が増えない)、そして実際の身長よりどちらかと言えば低く見られがち、という人はたいてい骨が細くて華奢。肩幅も狭く、手足が短い傾向にあります。

このようなタイプの人は体重が増えていけば、たちまちコロンコロンと丸まってしまいます。おそらくBMI値22の適正体重くらいだったら、ぽっちゃりどころか「おデブさん」の印象でしょう。体重を聞いたら、それほど重くないので周囲がビックリしてしまう。

体重だけでいったら、適正範囲ですからダイエットの必要はない、と判断されると思いますが、見た目の印象から言ったら、せめて美容体重BMI値20kgくらいに落とした方がいいのでは…、となるかもしれません。

体重の重い、軽いは関係なく、全体のボディバランスがなにより大事!

反対に体重が見かけより重い。手足が長く、肩幅も広く、どちらかというと着痩せする、と言う人は、実際に体重も減りづらいかと思いますが、実はそれほど痩せる必要もないんです。

着痩せタイプの人は、BMI値が適正範囲ギリギリの25くらいあっても、それほど太った印象を周囲に与えないはずです。

そんな人がもし、BMI値20を切る体重に落としたら、適正範囲内にも関わらず周囲から「痩せすぎだよ。大丈夫?」と心配されてしまうかもしれません。

そう。つまり体重の重い、軽いは関係なく、全体のボディバランスが大事なんです!

十分適正範囲の体重だからちょっとだけ、のダイエットが成功の鍵!

「体重は周囲の同じような身長の人に比べて重いけれど、十分適正範囲だし、あと少しだけ痩せれば格好良く服を着られそう!」。それくらいの軽い意気込みでダイエットを始めると、成功しやすいですし、リバウンドも少ないですよ。

ダイエット時、

  • 炭水化物・肉を控える
  • 野菜を多めに摂る
  • 夕飯は抜く

と考える人はまだまだ多いかと思います。

仮に肉や主食を控え、サラダを丼いっぱい食べ、夕飯を抜いたところでたいしたダイエット効果は期待できません。

ムダな食事制限はしない!健康でバランスよい男受け美ボディへ

まず、肉などの動物性タンパク質は一定量取った方がいい。カロリーの燃焼を助けてくれますし、疲れたカラダにはエネルギーチャージしてくれます。

バター、砂糖のたっぷり入ったデニッシュ、ケーキを主食にすることはオススメできませんが、消化を助けてくれるお米、とくに冷えたお米はダイエットに最適なんですよ。

野菜でもとくに生野菜、サラダはカラダを冷やし、消化を妨げる可能性があるので、食べるなら温野菜。野菜は油と一緒に摂取した方が栄養素を余さず吸収できるようです。

夕飯を抜いたまま眠ると空腹で質の良い睡眠が取れません。また、一食抜きで飢えたカラダは余計なカロリーを摂取するため、ダイエットの妨げになります。夜は軽めの食事がオススメです。

無理ないダイエットで、男受けするバランスよいカラダづくりを目指しましょう!

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