ケーキを食べて痩せていく、マリー式食事法でストレス脱却!
ケーキを食べて痩せられる…。そんなダイエットがあればアナタはどうしますか?
マリー式食事法は、マリー・アントワネットの食生活を現代にアレンジしたもので、朝にはケーキ、昼は肉や魚などのガッツリした主食、夜はスープと、好きなものを朝に食べることで痩せられるダイエット法です。
今まで、ダイエットで何をやっても成功しない、長続きしないというアナタは、きっと好きなものを我慢していたのではないでしょうか?
健康的に痩せられるマリー式食事法は、栄養士も理に適ってるダイエット法とおすすめしています。それでは、具体的にどのような食事法をすればいいのか、なぜこの方法だと長期的に痩せられるのかご説明しますね。
子供4人でウエスト58㎝!?驚異のマリー式食事法とは
「ダイエット中に甘いものなんて…!?」と信じられないかもしれませんが、この食事法は18世紀から効果が高いと実証されているものなんです。
その方法を最初に成功した人物が、18世紀のフランス宮廷の王妃だった女性です。
マリー式食事法とは
マリーは子供が4人もいながらも、甘いものを我慢することなく、この食生活によってウエストが58㎝を保っていたから驚きですね。
彼女自身、ブリオッシュやクロワッサンなどが大好きで、よく食べていたと言われています。
今でこそ、ブリオッシュはパンですが、その当時、ブリオッシュは卵とバターを使用していたので、お菓子という分類にされていたと言われています。
それでも、健康とスタイルを保っていられたのは、食生活のおかげであると言えます。
食生活のパターンを変えるだけ
ダイエットだから、特別に何かしなくてはならないかというと、主食の置き換えや小まめに食事を摂るなど、難しいカロリー計算も一切必要ありません。
やり方は至ってシンプル。食事法を簡単にまとめました。
朝食 | 昼食 | 夕食 |
---|---|---|
カロリーの高いもの | 肉・魚などのバランスある食事 | 栄養価の高いスープ |
よく見ると三食普通に食べているのが分かると思います。例えば、甘いものはお昼の後や間食に食べている方は多いのではないでしょうか。また、スープなども、朝など軽く済ませてしまうこともありますよね。
普段の食生活から時間帯だけを変えることによって、健康に良く痩せていくのですから、長期的に続けられます。
一見にして、ダイエットには向かない方法のようですが、実はしっかりとした根拠があります。
なぜこの食事法で痩せる?カギは時間帯にあった
具体的抑えておきたい点は以下の3つです。
- アセチルコリンを作る
- タンパク質をしっかり摂る
- 夕食のスープは足りない栄養を補う
朝は糖分を欲している
アセチルコリンと呼ばれる神経物質が糖分が不足していると、集中力が散漫になったり、気分の浮き沈みが激しくなったりします。
このアセチルコリンを作るのが、コリンという物質から生成されます。 そのコリンの元となる成分がレシチンと呼ばれる、ケーキや甘いものに含まれています。
アナタにも経験はありませんか?
しっかりと朝食を食べたはずなのに、気分が落ち着かなかったり、集中力が続かなかったなど。あるいは、朝食を抜くと少しのことでイライラしてしまう…ということです。
普段の食事で糖分を補うことはできますが、甘いものを食べるよりも不足してしまいます。
代謝が良い朝なら高カロリーのものを食べても、その間に燃焼するので、結果的に甘いものを我慢することがなくなります。
このことから、甘いものは朝食に食べてもいいのです。
昼はタンパク質をしっかりと!
しかし、朝の高カロリー食事だけでは、バランスが偏ってしまいます。
タンパク質が不足していると、体の筋肉量が圧倒的に少なくなってきます。冷え性や痩せにくい体、肌荒れの原因にもなります。
タンパク質を摂ることで、これらを改善できるだけではなく、お昼後の間食や夕食までにお腹が空くことはなくなります。
夜は栄養たっぷりのスープ飲んで
夜の締めは栄養素の入ったスープを飲んで、あまり胃に負担をかけないようにしましょう。
当時のマリーがしていた方法は、牛・羊・鶏などの骨を数時間煮込んだスープを飲んでいたそうです。
骨を数時間煮込むのは、忙しい現代人は難しいかと思いますが、簡単に済ませられる低カロリースープにしても良いかもしれません。
夕食のポイントはあくまでも、お昼に摂れなかった栄養の補給です。 カロリー計算は必要ありませんが、脂肪燃焼が低い夕食は、高カロリーの食事は控えるようにしましょう。
10週間で9.5キロの減量に成功!ファッションライターの例
このダイエットを成功したのは、イギリスのファッションライターのカレン・ウィーラーという女性です。
10週間で9.5キロ痩せたと言われ「ケーキを食べても痩せられる」という題名の海外で本を出しています。
海外のレビューでは高評価なので、実際に試しにマリー食事法をしてみることをおすすめします。
海外のセレブの間でもこの食事法を取り入れてると話題になっていますので、甘いものを食べながら痩せたいと思っているアナタなら最適な方法ですよ。
昼はバランスが命、タンパク質とGI値は意識して
いかがでしょうか。マリー食事法は明日から始めれる簡単な方法です。
特に、大事なポイントは昼食のバランスです。タンパク質は摂る必要があることは前述に記載したとおりです。他には、GI値が低いものを選択して食べる必要があります。
GI値には高い、低いがある
GI値はグラセミック・インデックス(Glycemic index)と呼ばれるもので、これが高いものですと血糖値がも上昇しやすくなります。
インシュリンという血糖値が上がったときに分泌されると、消化が早いだけではなく、肥満の原因になります。
消化が早いと空腹もなりがちになるので、間食を食べてしまいます。逆にGI値が低いと、血糖値の上昇が遅くなります。肥満を防げるだけではなく、お腹が空きにくいので、夕方まで間食なしで過ごすことができます。
GI値が低い食材とは
玄米や五穀米、サツマイモ、トマトなどがGI値が低いとされています。白米やじゃがいも、ニンジンなどはGI値が高いので、GI値が低いものに変えることで、よりマリー食事法は成功しやすくなります。
ただ、GI値が低い食品は消化しにくいものなので、ゆっくりと気をつけて食べましょう。
忙しいからと食事を抜くのは駄目!
一つだけ気をつけなくてはならないことがあります。
それは、多忙でも、食事を抜いてはいけないことです。例えば、朝食を抜いたから、昼に高カロリー、夜にバランス良い食事と、時間帯がずれたから、順番を変えずに食事をしてしまうことです。
マリー食事法は摂っていい時間帯に適度な食事をすることを目的としています。
昼に甘いものを食べてしまうと、夜まで全て脂肪燃焼できず、体重増加の原因になってしまいます。また、朝を抜いてしまうと、昼に多く食べるようになってしまいます。なので、三食は忘れずにバランス良く食事をすることが大事です。
それでは、ここで3食の重要なポイントをおさらいしましょう。
- 3食のうち一つでも食事は抜かない!
- GI値の低いものを摂取すること
- タンパク質は健康の源
もし、どうしても間食したくなったら?
三食をバランス良く食べるマリー食事法は、間食しないようにするために、お昼をガッツリと食べます。しかし、お昼前や昼食後に間食が欲しいときもあるでしょう。
そういうときには、ナッツなどGI値が低い物を間食にすることで空腹と血糖値を防ぐことができます。
甘いものを我慢しないで始められるマリー食事法、今までダイエットは続かないアナタにとって、長期的に痩せられる最適なダイエット方法であると言えます。