ダイエットモニターは、お金をかけずに痩せられる？メリットや注意点

きれいに痩せたい！でも自分ひとりでは自信がない…。大手エステサロンがモニターを募集しているけど、料金がかなりお得！一度応募してみようか…。でも、エステはいろいろトラブルもあるって聞くから、サプリメントのお試しのほうが安心かも？

気になるダイエット方法がお得に試せるモニターは、とても魅力的です。でも気をつけないと、思わぬトラブルに巻き込まれることも…！ダイエットのモニターで失敗しないコツは何か？どんなことに注意すればいいのかを検証してみましょう。

常にモニターを募集しているエステ。具体的にはどんなことをするの？

ダイエットのモニター募集の代表格といえば、やはりエステサロンです。ネットで検索してみると、モニターを募集しているエステサロンが数え切れないほどヒットします。大手のエステサロンになると、どれだけ美しくやせることができたかを競う大掛かりなコンテストも行われたりします。

エステモニターの一番の魅力は、実質的に大幅な割引になるということです。

指定の施術を体験すると高額なエステコースの割引チケットを進呈するという方法が一番多いようですが、完全無料コースを設定しているエステもあります。

高額なエステ料金を大幅に値引きして、エステは儲かるのか？という疑問が湧きますが、もちろんエステ側にもメリットはあります。モニターになってくれた女性が大幅にサイズダウンできたら、『ウチにきてもらえば、こんなに美しくなれますよ！』と宣伝することができます。

モニターになると、体験談や感想を書くこともあります。エステサロンのホームページを見ると、『3ヶ月で〇×kg痩せました！』『△回だけでウエストが－×cmも減りました！』といった利用者の声が掲載されていますが、これも集客につなげることができます。

モニターの感想を業務改善や従業員の技術向上に使用するエステサロンもあります。

トラブルに巻き込まれないために。モニター登録するときの注意点

高額なエステが無料で体験できて、痩せられる…一石二鳥！といいたいところですが、エステサロンは顧客とのトラブルが多いことでも有名です。

トラブルの内容は、当初の契約より料金を多く請求、または追加料金が発生した、施術によって体調を崩した、個人情報が外部に流出したなど様々です。

訴訟騒ぎに発展するものもあります。モニターの名前や住所などの個人情報がネット上に流出した責任を問う裁判の判決（2007年）は、慰謝料3,000円と弁護士費用5,000円の支払いが認められました（原告側の請求額は1,000,000円）。エステの施術をうけたことで、皮膚疾患がおきたとされるケースでの判決（2014年）は、エステティシャンの過失はみとめられていません。

判決は必ずしもモニター側の心情に沿ったものが出るとはかぎりません。むしろ、失望させるような判決が出ることも多いのです。

登録する際は、料金の有無、施術の方法、個人情報の取扱いに関する責任の所在をしっかり明記しているところを選ぶようにしましょう。

ダイエットサプリや機具のお試し、本当に効果はあるの？

ダイエットモニターはエステサロンだけではありません。サプリメントや機具を割引料金や無料で配布している会社もあります。ほとんどの場合、使った感想を口コミサイトに投稿したり、自社のwebに書き込んだりしてもらうことが条件になっています。自分のブログやインスタグラムで紹介すしたり、販売会社のリンクを貼ることが条件になっていることもあります。

タダで話題のダイエット商品が試せて、効果があるなら美容マニアにはかなり嬉しい特典ですが、デメリットもあります。

サプリメントに含まれる成分によっては、アレルギーを起こすなど、健康を損ねる可能性があります。

また、試せる量が少なかったり、お試し期間が短かったりして、効果が実感できないものもあります。サンプルをもらったあとに、しつこく購入を催促する電話や大量のメールが来ることもあります。

こちらも個人情報を企業に提供することになります。華やかなうたい文句に引かれて、やみくもにモニター登録するのは避けたほうがいいでしょう。

アンケート募集サイトでモニターに申し込む際の注意点とは

こうしたモニター体験を一括して紹介しているのがアンケート募集サイトです。ダイエット商品のお試しばかりでなく、習い事や飲食店の覆面モニターのようなことで謝礼を受け取ることもできます。

様々なサービスのモニター募集を閲覧してその場で応募できるので、手軽なお小遣い稼ぎの手段として人気があります。

登録料も年会費もかからないので、気軽に登録できますが、ここでも気になるのが個人情報の取扱いです。高額謝礼をうたっているサイトもありますが、あまり名前の知られていない弱小のサイトでは、セキュリティに不安があります。一番危険が少ないのは、ベタですが大手の評判のいいサイトです。

体調面や金銭面で思わぬトラブルに巻き込まれることもあるので、安さやお手軽さばかりに目を向けるのではなく、その会社のコンプライアンスやサービス内容もしっかりチェックするようにしましょう。